ポケモンWCS2015・ボストン世界大会レポート

ワシントンでのWCS2014世界大会から1年。
barudoru.hatenablog.com


今年、ジャパンカップ・日本代表決定戦を勝ち抜いて再び日本代表になった私は、ボストンで行われたポケモンWCS世界大会に参加してきました。今年もそのレポートを書きます。世界大会の楽しさや熱気を伝えることができたら嬉しいです。


ダイジェスト

8/19 ボストン到着
MLB観戦
8/20 バスツアー
ボストン茶会事件博物館
8/21 オープニングセレモニー
ポケモンWCS・Day1
8/22 ポケモンWCS・Day2
ポケモンオーケストラコンサート
8/23 サイドイベント
ポケモンWCS・決勝戦
クロージングセレモニー
交流会
8/24 ダックツアー
ボストン美術館
8/25 ボストン出発

====

1日目 ボストン到着、MLB観戦


8月19日、日本代表団は成田空港に集合します。今年のマスターカテゴリ(年齢無制限の部)、トラベルアワード持ち日本代表は、6月14日の日本代表決定大会で優勝したビエラさん、準優勝したもりやまさん、そしてベスト4になったBIDCさんと私の4人。
ポケモンWCS2015日本代表決定大会、マスターカテゴリのパーティまとめ
昨年と同じく、日本代表団はポケモンカード勢やジュニア・シニアの保護者などを含めて全体で50人ほど。16時に集合して搭乗手続きを行い、18時ごろボストンへの直通便で出発します。



フライト時間は13時間。映画を四本ぐらい見れました。ボストンに到着したのは現地時間の夕方ごろです。

バスに乗って選手が宿泊するホテル、シェラトン(Boston Sheraton)に向かいます。


シェラトンの玄関にはポケモンWCSの照明が!

シェラトンに着いてルームキーをもらってからは、最終日まで自由行動です。夜の8時を回っていましたが、私はある場所に向かいます。シェラトンから徒歩15分。

ボストンレッドソックスの本拠地、フェンウェイパーク(Fenway Park)
この日はレッドソックスvsインディアンスの試合が行われていました。チケットはボストンに行く1週間ほど前に、ゆういちさん達と予約していました。
ゆういち「メジャー行くぞ!!」

到着した時はすでに7回だったので短い時間でしたが、本場の野球を間近で見ることができて嬉しい体験でした。9回にクローザーとして日本人の田澤選手が登場。Tazawaコールのなか、3者凡退に押さえ、6対4でレッドソックスの勝利!

日本人の活躍にあやかりたいなと思いつつ、ボストン1日目を終えます。

2日目 バスツアー、ボストン茶会事件、物販、ウェルカムキット受け取り

早朝、シェラトンのロビーにて、シンガポールから来ていたヨウコさん、カナダから来ていた親玉さんと会います。
ヨウコさんに東南アジア勢を紹介してもらいました。シンガポールの代表やその応援として来ていた、Theronさん、Waiyinさん、Shawnさん、Coreyさん、Adeleneさん、Theoさん、Chelseaさん、Zulさん、Danielさん、Amirさん、マレーシアから来ている世界大会スタッフのウィルソンさん。親玉さんという方に通訳をしてもらったこともあり仲良くなれました。そして彼らと一緒にボストンバスツアーに行くことになりました。途中で「ボストン茶会事件博物館」に寄るとのこと。ボストンと言えばボストン茶会事件だと思っていたのでワクワクします。

ボストンはアメリカで最も古い街の一つ。レンガ造りの建物が多く歴史を感じる町並みです。

マサチューセッツ工科大学、ハーバード橋などをめぐり、ボストン茶会事件博物館(Boston Tea Party Museum)へ。

アメリカ独立戦争の起点になったことで有名な「ボストン茶会事件」をテーマにした博物館。

博物館では、事件の演劇や独立戦争のムービーを見たり、船に乗ったり、

そして事件と同様に、船上から茶箱(の模型)を海に投げ捨てる体験もさせてもらえました!博物館を見終わった後はシェラトンに戻り、東南アジア勢と別れます。

観光が楽しすぎてボストンに来た本当の目的を忘れてしまいそうでしたが、ポケモンに切り替えていきます。

夕方、ウェルカムキット(参加賞)を受け取りにハインズコンベンションセンターに向かいます。売り切れる前に、と物販にも並びましたが、今年は供給過多だったようで、大会期間中もずっと売ってました。

今年もWCS2015の柄が入ったシャツ、帽子、プレイマットなどを手に入れます。

TCGのプレイマットに対して、VGCの「バトルマット」。去年は無かったグッズでした。これに3DSを乗せて対戦するのは胸熱ですね。この日の夜はScarさん、たっぴーさん、YTさんとシャックバーガーを食べに行きました。昨年、ワシントンDCで食べたもののなかで一番美味かったのがこのシャックバーガーでした。

一年前を懐かしみつつ、ボストン2日目を終えます。

3日目 オープニングセレモニー、ポケモンWCS・Day1

この日はオープニングセレモニーとDay1が行われます。いよいよ世界大会の会場、ハインズ・コンベンションセンター(Hynes Convention Center)に入ります。

会場入口


メインステージはブルーライトドライアイスによる演出がされています。開催地ボストンが港町であることにちなみ、今年の大会は「海」がコンセプトになっているようです。

会場は深海をイメージしているそうで照明は暗め、マスコットはアクア団の帽子を被った船長ピカチュウ、メインステージは茶会事件博物館で見たような船のようです。(海繋がりで?)なみのり日記著者としては頑張りたいですね!

オープニングのムービーは動画の06:00辺りから。
昨年のWCS2014オープニングに感激したので今年も楽しみにしていました。その期待を裏切らず、音楽の壮大さも相まって非常にかっこいいムービーでした(今年は映れませんでしたが…笑)。

例年、開会式では新しいメガシンカポケモンの発表が会場で行われますが、今年は、新作ゲーム「ポッ拳WiiU」の発表が行われていました。

会場にもポッ拳のアーケードが設置され、行列ができます。メインモニターでもDay1の対戦の合間に、ポッ拳のバトルを映していました。

外国人ウケはいい様子。AaronやSejunも楽しそうにポッ拳やってます。

開会式が終わり、世界大会一日目(Day1)が始まります。


私も含め日本代表組はDay2から参加するため、この日は観戦です。

世界大会は今年からシステムが変わりました。Day1・Day2の2日間を通して大会が行われ、Day1を勝ち上がったプレイヤーがDay2に進める方式。日本代表やCP最上位のプレイヤーは、シードでDay2からの参加になります。Day1について、日本・韓国以外では各地の大会でCP(チャンピオンシップポイント)を多く稼いだプレイヤーだけが出られるのに対し、日本人は誰でも参加できるシステムになっています。そのためDay1参加者約120人のうち、40人ほどを日本人が占めることになりました。

何人がDay1を抜けるのか、当日まで明らかにされてはいませんでしたが、マスターカテゴリでは「6試合行い、4勝すればオポネントに関わらず通過(4勝2敗までOK)」のスイスドロー形式となります。最終的に13人の日本人がDay1を通過。シニアカテゴリでは「2勝すれば通過」、もっと人数の少ないジュニアカテゴリではDay1参加者が全員通過となっていたそうです。

身内が通過して嬉しい気持ちもある反面、ジャパンカップ+代表決定戦と比べて簡単に代表と同じ権利を手に入れられることに複雑な気持ち。Day1を抜けて勢いのあるプレイヤーに負けないよう、帰ってからはひたすら対戦募集をして準備運動していました。

4日目 ポケモンWCS・Day2、ポケモンオーケストラコンサート

いよいよ決戦の日です。再びこの舞台に立てたからには、去年果たせなかった優勝を成し遂げたい!

この日使うパーティは決めていました。バトルロードグロリアなどの機会を利用して様々な構築を試しましたが、使い慣れが不十分で海外の環境の広さに対応できなかったり、あちらで多いというミロカロスがどうにもならなかったりで没に。日本代表決定戦で使用したものと面子は同じ、雨サナバレルを使うことにしました。

海外の環境については、主に以下のサイトを参考にしました。
Italy Masters Division Top-8 Teams
United States Masters Division Top-8 Teams
Germany Masters Division Top-8 Teams
海外勢の構築に多いポケモンのなかで雨サナバレルの天敵になりそうなのは、穏やかボルトロスギルガルド
この2匹の対策に重点を置いて構築を弄ることにしました。

日本代表決定戦で使用した雨サナバレル

サーナイト ハイパーボイス サイコキネシス ふういん まもる サーナイトナイト
モロバレル ヘドロばくだん キノコのほうし いかりのこな まもる ゴツゴツメット
ニョロトノ ねっとう なみのり れいとうビーム あまごい こだわりスカーフ
ルンパッパ ねっとう ギガドレイン れいとうビーム ねこだまし とつげきチョッキ
サンダー 10まんボルト ねっぷう おいかぜ はねやすめ タラプのみ
ワルビアル はたきおとす ばかぢから ストーンエッジ まもる いのちのたま

赤字が日本代表決定戦との変更点。

サンダーは持ち物をオボンからタラプに変更。羽休めとのシナジーがあり、特に対ギルガルドで真価を発揮します。シャドボのDダウンを引いて相殺されることもありますが、逆に追加効果を受けた時の保険と考えることもできます。特殊偏重な構築には刺さりやすく、この構築ではトノルンパのおかげで岩雪崩持ちを選出されにくいこともあって突破されにくいです。

ワルビアルは下記の通り、技・特性・持ち物・性格・配分を変更。

雨サナバレルにとって厄介な相手である穏やかボルトロスを一撃で処理するのが目的です。ほか、ギルガルドワイドガードをすり抜けてリザードンなどを攻めることもできます。

単純に味方を巻き込む地震が使いにくいことと、ナットレイバンギラスといった雨サナバレルの苦手分野の敵に有効であることから馬鹿力を使うことにしました。はたき落とすで打点を入れにくいガルーラに有効なのもグッド。

  • 陽気→意地っ張り、達人の帯→命の珠、配分:草結び耐え調整→ASぶっぱ

火力の強化により、167-170ギルガルドをはたき落とすで高乱数 (56.3%)一発で倒せるようになりました。素早さに振るなどしてHPに振り切っていないギルガルドはさらに高い確率で落ちます。…が、まさか呑気ギルガルドと戦うとは思っていませんでした・・・

ほか、耐久無振りのメガガルーラとHP振りの穏やかボルトロスを、馬鹿力・ストーンエッジによりそれぞれ確定1発で落とす火力を持っています。

余談ですが、サーナイトのトレース、ワルビアルのはたき落とすで情報アドバンテージを得られることがマッチ戦ではよく役に立ちます。例としては、トレースでガルーラの精神力の有無を調べておくことで、次の試合にニョロルンパを先発で出して猫騙しをガルーラに撃つことができる、はたき落とすでギルガルドを倒しつつ防塵ゴーグル・弱点保険の有無を調べることで、次の試合でキノコの胞子・ねっぷうを撃ちやすくなる、等。

ジャパンカップ、日本代表決定戦、世界大会と今年はずっとこの構築と共に戦うことになりました。ブログで公開した構築を再度使うため、情報バレの不安はありましたが、
1,マッチ戦であることに加え、観戦モニター等で構築の情報はいくらでもバレること。
2,サーナイトがトリル無し・封印持ちであることなどを除けば、この構築はバレて厳しい要素が少ないこと。
3,海外勢からブログが読まれている可能性は低いこと。
などを考えると、さほど問題では無いのかなと思いました。ただ、3に関しては日本勢が多くDay2に進出したため計算外だったかもしれません。また、前日に地紋さんから教えてもらったのですが、オールドマンさんという方が私のブログの英訳記事を書いていたとのことで結構知られていたのかも。
Baradoru (balder) Top 4 team and Report Japan VGC Nationals 2015

Day2の参加者は74人。内訳はアメリカ18、日本17、ドイツ13、イタリア7、イギリス4、シンガポール3、韓国2、スペイン2、コロンビア2、チリ1、メキシコ1、ペルー1、ロシア1、オーストラリア1、カナダ1。
WCS / 【完全版】DAY2出場者リスト(e-Sports Runnner)
7ラウンドのスイスドロー制。スイスドローラウンドを抜けられるのは上位8名のみ(トップカット)で、その8名のトーナメントにて優勝を競います。

対戦形式は2本先取した側が勝ちのマッチ戦(BO3)。対戦時間は最大15分で、1ターンあたりの思考時間は45秒と短め。ORASでもライブ大会ではバトルビデオの保存ができないのが残念。メモは可能です。私はそのメモに対戦相手のサインをもらうことにしていました。

今年はパーティをシートに書いて提出することが求められました。

オフ会のエントリーシートと似ていますが、性格、持ち物、特性、技すべて書く必要があるとのこと(日本語で可)。シートを書いて待機していると、観戦に来ていた増田さん、大森さんが通りかかったので握手してもらいました。選手ミーティング、シート回収の後、一回戦の組み合わせが発表されます。

以下、対戦レポート。

ROUND1
vs Alec Rubin選手【アメリカ】


去年と同じく、アメリカ代表選手が初戦の相手です。相手パーティはいわゆるCHALK。クレセリアヒードランモロバレルランドロス霊・ガルーラの英名頭文字を取ったもので、個々のスペックの高さと互いのシナジーから日本環境のスタンダードとして定着しています。アメリカにも使い手がいるとは。

とはいえ、よく知らないパーティに分からん殺しされるよりは、戦い慣れたCHALKと戦う方が精神的には楽。パーティ相性もかなり有利なので、勝てる自信がありました。ボルトロスではなくニンフィアの入ったCHALKなのでワルビアルは選出せず。

対戦レポートでは左二匹が先発です。
一本目
vs
初手は相手がガルーラ→モロバレルにバックし、クレセリアがトリルを貼ります。トリル下、クレセリアをキノコの胞子で眠らせようとしたものの防塵ゴーグルを所持しており通らない。とはいえクレセバレルの並びは打点が乏しいため、こちらはサーナイトが眠らされたものの一匹も失わずトリルを凌ぎ、逆にルンパッパで相手のバレルを倒します。

二度目のトリルを許さずクレセリアを処理することにも成功。ゴーグルを持っているということはオボンが無いため脆いです。ニョロトノの波乗りを中心に攻めてガルニンフを削り切って勝ち。

二本目
vs
メガサーナイトの封印でニンフィアのハイボ、クレセリアのサイキネを封じます。相手は手助け恩返しでバレルを落とそうとしてきたものの耐える。これによって封印サーナイトを長く維持できたこともあり勝ち。
○○ マッチ勝利

まずは一勝。
スイスドローの初戦はオポネントの都合もあり非常に大事なので、ホッとしました。

-ROUND2
vs Choi Jeong Kyu選手【韓国】


攻撃範囲の相性が良いリザ・ラティ・テラキで上からガンガン殴ってきそうなパーティ。テラキオン以外は特殊なので、チョッキルンパもタラプサンダーも刺さりそうです。追い風を決めることを目標に、初戦はルンパサンダーの猫追い風から始めることにします。

一本目
vs
先発はやや予想外でしたが、ルンパサンダーにとっては不利な対面ではありません。シャドボ、冷凍ビーム、10万ボルト、ヘドロ爆弾で殴り合い。タラプが発動したサンダーの羽休めを警戒してか、ギルガルドがブレードのまま動いてきたので熱風で焼く。後発のラティオスは持ち物がスカーフだったようで冷凍ビームで拘る。

サンダールンパが倒されて、ラティリザvsサナニョロの最終対面になります。雨乞いで熱風の火力を弱め、ハイパーボイス、サイキネ×2でラティリザを倒して勝ち。

二本目
vs
タラプサンダー見せたしテラキオン来るかな…と考えてニョロルンパを先発に。

予想は当たったものの、プレイングミス。リザードンが控えている相手に対してはリザ死に出しをさせないようにするかニョロトノを一旦引っ込めるべきだったのに、冷凍ビームでラティを集中してしまう。結果、ラティを倒したもののリザードンが死に出しされ晴れで制圧されて負け。

三本目
vs
3戦目も先発は出し勝ち。相手はニョロルンパを警戒した選出です。この日初めて選手したワルビアルですが、ストーンエッジボルトロスを、はたき落とすでギルガルドを倒すなど暴れてくれました。

数の差をつけたことで天候合戦も有利に働き、ニョロトノリザードンを倒して勝ち。

○×○ マッチ勝利
天候合戦を制して勝ち。二連勝で勢いに乗ります。

-ROUND3
vs BIDC選手【日本】


とうとう日本人とマッチング、日本代表のBIDCさんです。日本代表決定戦では3位決定戦をやらなかったので、真の日本3位を決めるノリ。BIDCさんのパーティは日本代表決定戦とほぼ同じ面子。ミロカロスクレセリアに変わっていますが、そのおかげでワルビアルが出しやすい。お互いにブログで構築を公開していたため中身をよく知っていましたが、こちらはBIDCさんのポケモンの配分までは知りませんでした。

一本目
vs
ワルビアルの馬鹿力でガルーラを殴りにいきますが落とせず、グロパンラスカで反撃を受けてワルビアルを落とされます。しかしその間にガルドを眠らせておき、ガルーラもハイボorゴツメ圏内なので怒りの粉+ハイボの態勢が整います。ガルーラを倒した後、ランドガルドvsサナバレルの対面。ここでHP満タンのバレルが倒されることはないと考えて守る+キノコの胞子を選択しますが、なんとランドロスの巻き込み地震ギルガルドの弱点保険が発動。

地震と2倍シャドボの集中攻撃でモロバレルが撃沈します。2倍影打ちでサーナイトが縛られ負け。

二本目
vs
今度は初手でサンダー側が集中攻撃を受けて倒されたものの、倒される前に追い風を展開。追い風下のワルサナでガルーラ、ボルトロスを倒します。

最後にワルサナ対ガルドクレセの対面。はたき落とすとハイパーボイスの集中攻撃でギルガルドを落とせるだろう、
……と確信していましたが、耐えられる。

後でBIDCさんのブログを見ると167-209-171ギルガルドでした。硬すぎワロタ・・
弱点保険が発動してラスターカノンでワルビアルが落とされ、再び影打ちでサーナイトが縛られて負け。

×× マッチ敗北
弱点保険ギルガルドに対して誤算が相次ぎストレート負け。物理耐久が高いガルドは巻き込み地震弱点保険もやりやすいのか…感服しました。

-ROUND4
vs Jamie Miller 選手【イギリス】


テーブルにメガバシャーモのぬいぐるみ、パーティの中にもいます。炎タイプ二匹なので雨を降らせたいところですが、ナットトドンで水をメタられています。特にナットレイは雨サナバレルにとって危険な相手です。今回はワルビアルが馬鹿力を持っているため頼もしいですが、ムクホークの命がけで1:1交換されてナットレイ処理ルートを失うと厳しいので気をつけなければなりません。

一本目
vs
ムクホークの命がけはサーナイト方向。ワルサンダを温存できたためナットレイで詰むことは避けられると思ったら今度はトリトドンが面倒なことに。はたき落とすで強烈な打点を入れつつオボンを落としたこともあり何とか処理に成功。

追い風を展開してニョロトノメガバシャーモを、ワルビアルナットレイを縛る形が完成して勝ち。

二本目
vs
バレルでサンダーを守る布陣が一番刺さりそうだと思ったのでこの先発。

初手、怒りの粉+熱風を使うとムクホークが命がけでバレルに突っ込んできて、これを耐える。シングルダメージの熱風がナットレイに通って一撃で処理することに成功。1ターン目にして爆アドです。

あとは数的有利を活かして威嚇と再生力を交代で回してバシャーモを翻弄し、勝ち。

○○ マッチ勝利

昨年の世界大会でムクホーク入りのパーティとナットレイ入りのパーティにそれぞれ負けたこともあり不穏を感じていましたが、勝つことができました。

-ROUND5
vs やすまつ 選手【日本】


再び日本勢。Day1を勝ち上がったやすまつさんとの対戦です。サナバレルミラーですが、相手はカメックスとの2メガのようです。雨を降らせることで相手側のしおふきを強化してしまう懸念はありましたが、その他のポケモンカメックスに強いためニョロトノを出すことにします。

一本目
vs
ボルト式猫騙し(電磁波)でサーナイトが痺れる。交代で出して電磁波を受けたモロバレルもまた痺れる…結局ハイパーボイスを一回しか通せず、こちらのサナバレルが地震で倒されます。

その後、ニョロルンパの猫騙し波乗りでボルトロスを落とし、サーナイトの守るを読むことにも成功。バレルに眠らされたニョロトノが起きれば勝ち、という場面まで巻き返しましたが起きずに負け。

ニ本目
vs
封印を使ったこちらのサーナイトランドロスのハチマキ地震急所で落ちたのが非常に痛い。
・・が、ルンパッパの冷凍ビームでボルトロスが凍ってワンチャンを手に入れます。

ボルトロスを放置してひたすら相方を狙う方針でしたが3ターン目辺りで溶けて電磁波を撒かれ負け。

×× マッチ敗北
運が悪い部分もあったものの、相手のサナバレルに対してワルビアルが出しづらく、電磁波に対して無防備だったのが不味かったように思います。ランドロスのハチマキ地震を透かす意味でもサンダーを出すべきだったかもしれません。

-ROUND6
vs Eugenio Discalzi 選手【イタリア】


ファイアロー入りのトリパは自分も考えたことがあります。ファストガードで悪戯心挑発や猫騙しを防いでトリル起動するやつでしょうか。サマヨールにせよクレセリアにせよ、はたき落とすハイボの集中で落とせると考えました。

一本目
vs
メガシンカ前の行動順番は、準速ワルビアル→準速サーナイトなので、はたき落とすでサマヨールの進化の輝石を落としてから、ハイボを通す流れができます。相手はアローをクチートに入れ替え威嚇を撒いてきますが、それでもサマヨールを落とすことができました。交代で出てきたクチートメガシンカ前なのでハイボで半分削れます。後はサナバレルで詰めていき勝ち。

二本目
vs
初手ハイボ、胞子で両動かし。相手はハリテヤマをドランに入れ替え、胞子でサマヨールが眠ります。トリルは封じたものの、ニョロトノを選出していないためドランが厳しい。ワルビアル地震警戒でドランが動いてこないことを読んでいましたが、ずっと突っ張られる。シュカだったのかも。最終的には馬鹿力で落とします。

ラスト、サンダーvsクチートの対面。どちらも残りHP赤ゲージ、択が発生します。10万ボルト読み不意打ち読み羽休め読みじゃれつく読みで10万ボルトを選択。

クチートのふいうち!」

負け。

三本目
vs
ファイアローが鬼火をワルビアルに撒いてきます。予想外な技でしたが、岩技が岩雪崩ではなくエッジなのでアローを一撃で落とすことができました。後はニョロトノでドランを、モロバレルサマヨールクチートをマークして勝ち。

○×○ マッチ勝利

トリックルームの阻止に成功したのがでかかったです。ここまで4勝2敗。最後に1勝すればオポネント次第で決勝トーナメントに上がれる可能性があります。

-ROUND7

vs Luca Breitling-Pause 選手【ドイツ】
終戦。奇しくも去年と同様に、アメリカ勢との戦いに始まりドイツ勢との戦いに終わる形となりました。

雨サナバレル最大の天敵、メガフシギバナ。ここで当たるとは。ジャパンカップ以降レートで全く見てないし、メガボーマンダの活躍で海外環境からも駆逐されたイメージでほぼ対策を切っていたので焦ります。フシギバナに打点のあるサーナイトを大事に扱いつつ戦うしかありません。

一本目
vs
タラプサンダーを軸に戦います。サンダー、ワルビアルに水ロトムで鬼火を撒かれますがさほど痛手にはならず、ギルガルドと水ロトムの処理に成功。ニョロトノで雨を降らせてエンテイの聖なる炎の威力は下げたので、あとはサーナイトのサイキネでメガフシギバナを削れば勝ちだ…

そう考えていたものの、エンテイの方向からトンデモナイ技が飛んできます。
エンテイアイアンヘッド!」
頭が真っ白になりました。HP7割程度だったサーナイトは倒れ、フシギバナの処理手段を失い負け。「アイヘというピンポイントな技が入るのは、技スペに余裕のあるハチマキかチョッキだろう」と、この時点で考えられなかったことが二戦目につながってきます。

二本目
vs
この試合ではフシギバナサイコキネシスを通すことができました。サンダーの熱風のダメージとあわせて念願のフシギバナ撃破。ラスト、お互いに消耗したニョロトノサンダー vs エンテイガルド。前述のとおり、エンテイがハチマキかチョッキだと感づいていれば、スカーフニョロでエンテイを倒してサンダーの羽休めでガルドをハメて勝ちだったのですが、この時はそのことまで頭が回らず、エンテイの守る読みでガルド方向に集中攻撃をかけてしまいます。

結果エンテイにサンダーを倒され、ニョロトノではギルガルドを落としきれず負け。

×× マッチ敗北
最後に大きな悔いを残し、この日の対戦を終えます。

ROUND1 ○○ WIN
ROUND2 ○×○ WIN
ROUND3 ×× LOSE
ROUND4 ○○ WIN
ROUND5 ×× LOSE
ROUND6 ○×○ WIN
ROUND7 ×× LOSE

結果は4勝3敗で25位。74人中25位なので、60人中20位だった昨年とほぼ同じ位置に落ち着いた感があります。ただ、悔しさは去年以上でした。ストレート負けが相次ぎ実力不足を感じたのに加え、今年は日本人がトップ8をほぼ独占、特に日本代表勢が活躍しており、それに比べて予選落ちに終わった自分が情けなくて、むっちゃ萎えた(しゃで語)

自分が当たったパーティのメガシンカ枠は、ガルーラ・リザードンバシャーモサーナイトカメックスクチートフシギバナと想像以上に多様。世界大会の環境の広さを改めて実感しました。とはいえ、今年の世界大会は日本勢のガルーラスタンが上位を独占する結果となりました。
VG Masters Division Top-8 Teams
Teams from the 2015 Pokémon World Championships
ORASが世界同時発売されてから、海外環境はメガメタグロスメガボーマンダに寄り道気味だったのに対し、日本ではガルーラとそのメタを軸に環境が進んでいたように思います。昨年の世界大会はガルーラが上位に食い込まなかったため、海外ではガルーラの評価が低かった部分があったのかもしれません。そのため日本勢のガルーラスタンが環境を何歩かリードしていた、といったところでしょうか。

昨年、日本ではジャパンカップが終わってから全国ダブルに移行する人が多く、カロスダブル環境は停滞していたのに対し、
今年はジャパンカップ・代表決定戦が終わってからもバトルロードグロリアなどを通して全国ダブルの環境が進み続けていたことも日本の勝因にあると思います。これから日本の環境が海外から注目されることは必至ですね。

世界大会の対戦はニコ生とTwitchで生放送されていましたが、自分の対戦は一度も映りませんでした。情報バレがなかったと考えると得ではありますが、一度ぐらいは映りたかったなというところ・・・




しばらく萎えていましたが、この日の夜20時からずっと楽しみにしてきたポケモンオーケストラコンサートが行われるためそちらに切り替えていきます。アメリカではこの「ポケモンシンフォニー」というコンサートが各地で行われていますが、毎年WCSの期間になるとその開催地で開かれているようです。

昨年、ワシントンでも観に行きました。

今回の会場はシェラトンからタクシーで20分ほどの距離にあるブルーヒルズ・パビリオン(blue hills pavilion)
私、おやつ、ゆういち、masa、りょうこん、BIDC、ペンギンというメンバーで観に行きます。


初代からXYまでのポケモンゲームの曲をオーケストラアレンジしたものが演奏されます。

赤・緑 ロケット団アジトなど
金・銀 スズの塔など
ルビー・サファイア チャンピオンロードなど
ダイヤモンド・パール 209ばんどうろなど
ブラック・ホワイト 10ばんどうろなど
X・Y プラターヌ博士のテーマなど

大画面では曲にあわせてゲームのプレイシーンが映り、とても懐かしいです。久々にポケモンのストーリーもやりたくなりました。

最後に増田順一氏が登場し、XYエンディングテーマの「キセキ」を演奏してフィナーレ。素晴らしいコンサートでした。

5日目 サイドイベント、ポケモンWCS・決勝戦、クロージングセレモニー、交流会

世界大会の決勝戦が行われる日です。マスターカテゴリでは、ビエラさんvsBIDCさんが行われます。

そのBIDCさんとシェラトンのロビーで会いました。ビエラさん撃破のプランをしっかり練っているようでした。この時点で世界大会公式サイトにお互いのパーティが載っており、技から性格まで情報が割れています。

午前中はサイドイベントが行われました。参加する前に世界大会限定のサメハダーを受け取ります。

スイスドロー形式で、優勝すればボストンバッグのもらえるサイドイベントに出場します。

2戦目に何かトラブルが…


通信エラーが発生したらしく、勝敗の判定でゆういちさんがゴネていたw(15分ぐらい。相手は10歳ぐらいの子ども)
判定でゆういちさんの勝ちになりますが、相手の子どもが泣き出す。クレイジージャパニーズ…
ゆういち選手「後で仲直りしたから!」

・・他人のふりをしていました。

私は1戦目、2戦目と勝利し、3戦目にDay2参加プレイヤーと当たります。スペイン人のAlex Gomez選手。選出画面でこちらのパーティを見ると、「barudoru? Nice to meet you!」と握手してくれました。嬉しいですね対戦は相手のギルガルドの使い方がうまくてごく普通に負けました。

ゲームの決勝戦が2時間ほど繰り上げになったらしく、観戦に行くためこの大会は4戦目でドロップ。ちなみに、繰り上げになった原因の一つは午前中に行われていたポケモンカードの決勝戦でほぼ先行1キルが決まったからとのこと。

Mahさんが日本勢応援用の旗を用意してくれてました🎌

今年はジュニア、シニア、マスター全てに日本人が出ます。

ジュニア、シニア決勝戦は日本人対外国人の構図。ジュニアでは韓国の少年を倒しコトネちゃんの優勝。おめでとうございます!

マスターカテゴリは日本人対決。予選で自分と戦った相手でもあるBIDCさんに頑張って欲しいけど、ビエラさんが勝ってジャパンカップ・日本全国大会・世界大会3冠の偉業を為すところも見てみたい。

自分もあの場に立ちたかったな・・・

などなど複雑な思いでしたが、頂上決戦を目の前で見られることを楽しみにします。

ガルーラスタン同士の白熱した読み合い。私はスタンダードをあまり使いませんが、こういうのを見ると使ってみたくなりますね。2-0とワンサイド気味で終わった2013年・2014年の決勝と比べ、今回は両者の実力が拮抗しており、3戦目にもつれこむ熱い展開に。激戦を制したのはビエラさん。おめでとうございます!

日本チャンピオンでもあったビエラさんには大きなプレッシャーがあったと思いますが、それでも優勝してしまうあたりさすがだと思いました。

そして表彰式と閉会式。

閉会式で流れたムービー。一つ一つの言葉に感動します。

世界のPOKEMON、今年も楽しむことができました。

そして来年の世界大会の舞台はサンフランシスコと発表されました。ジャイアンツですね。

今年のWCSは幕を閉じます。

WCSの全日程が終わったこの日の夜、シェラトンで毎年恒例(?)の交流会が今年も行われます。記念にサインをし合ったり、ツイッター等のアカウントを教え合ったり、対戦したり、スマブラしたり、飲んだり、この時間が一番楽しいですAiden McKinney君(ジュニア世界大会ベスト8、アメリカチャンプ)から勝負を挑まれます。一戦終わっても「One more!」「again!」と再戦を挑まれるので結局5回対戦しました笑

去年の世界チャンプ、Sejun Parkとも再会します。

サインが上達してるw彼のシンボルでもあるパチリスですね。Sejunは今年あまりポケモンができなかったそうです。私のブログを見てくれていたようで、「ワルビアルの採用理由、impressive」と褒めてもらえました。対戦を挑みますがボルト式猫だましで封印を止められて相手のサナのボイスが通って0-4で負け。。来年リベンジさせて欲しい。

オーストラリアの響さんの誘いで、やまちゃー君と組んで、William Hallさん、Dan Levinsonさんとマルチバトルをします。マルチバトル結論パーティを披露してくれるらしい。ギャラリーが増えてきて「あのジャパニーズ2人、"あれ"を知らないらしいぞ」という感じでざわめきだします。猫の手ダクホまでは分かったけどその先が凄かった。。。ぜひbvを見てください。
BV:LXYW-WWWW-WW2Z-MZPM
早起きヘルガーで相手のダクホを対策してるとしたら考えられすぎてて凄いです。夜2時ごろまでロビーにいましたが、眠くなったので退散。外国人たちと握手して別れます。

6日目 ダックツアー、ボストン美術館

この日はWCSの予備日でした。BIDCさん、ペンギンさん、おやつさん、エルムさん、地紋さんと観光に行きます。午前中はダックツアー。

水陸両用バスで、陸と海からボストンを観光するツアーです。水陸両用とduck(あひる)をかけてるんですね。このツアーではイヤホンで日本語のガイドを聞くことができました。

午後は、アメリカの三大美術館の一つ、ボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)に向かいます。時間がなかったので全ては回れず、エジプト展やギリシャ・ローマ展、現代アート展などを巡ります。古代ギリシャの精密な貨幣・彫刻など、ただただ凄くて圧倒されました。茶会事件博物館といい、世界史好きにはたまらない体験です。

この日の夜はMahさんからお呼び出しが!ジュニア・シニアの親父さん達と飲みます。マスター以外のカテゴリのことを色々と聞けて面白かったです。

7日目 ボストン出発

ボストン出発の日。チェックアウトを済ませ、シェラトンのロビーに集合します。私以外のマスターカテゴリの選手はトロフィーやら景品のボストンバッグやら持ってるのに自分は手ぶらで肩身が狭い😢
ビエラ「よう予選落ちwwwwwww」
いつか覚えとけよ・・・

バスでローガン空港に到着。お土産を買います。


再び13時間のフライト。シニアカテゴリのケイタくんを隣の席に呼んで対戦したりしました。ケイタくんも私と同じ二年連続の日本代表。来年も国内予選を勝ち抜いて、お互いに三年連続日本代表になりたいですね。

8月26日、日本・成田空港に到着。日本は台風が過ぎた後だったらしく、すっかり涼しくなっていました。日本代表団はここで解散。私も福岡への帰途に着き、旅を終えます。

終わりに


昨年、ワシントンDCでの世界大会に感動したので、もう一度あの舞台に立ちたいと、今年は以前に増してダブルバトルに熱を注ぎました。

2月ごろから雨サナバレルを回し始め、調整を重ねてジャパンカップ・代表決定戦を戦い、ついには二度目の日本代表を勝ち取りました。

そうして辿り着いたボストンですが、今年も本当に来て良かったと思います。「海」をテーマにしたWCS、観光で観たボストンの街の雰囲気と見事にマッチしていて感激しました。余すことなくボストンを観光できたし、日本から持参したカップラーメンに一度も箸をつけなかったぐらい、ボストン名物のクラムチャウダーとロブスターは美味しかったです。

対戦については悔しい思いもしましたが、多くの教訓を得たので、次に活かしたいと思います。

来年もまた、この場を目指して頑張ります。そして今度こそ、世界一を勝ち取りたいです。旅行中に絡んでくださった方、リプライなどで応援してくださった方、ありがとうございました!

【WCS2015日本代表決定大会ベスト4】雨サナバレル

サーナイト ハイパーボイス サイコキネシス ふういん まもる サーナイトナイト
モロバレル ヘドロばくだん キノコのほうし いかりのこな まもる ゴツゴツメット
ニョロトノ ねっとう なみのり れいとうビーム あまごい こだわりスカーフ
ルンパッパ ねっとう エナジーボール れいとうビーム ねこだまし とつげきチョッキ
サンダー 10まんボルト ねっぷう おいかぜ はねやすめ オボンのみ
ワルビアル はたきおとす じしん いわなだれ まもる たつじんのおび

ジャパンカップと日本代表決定大会で使用した構築。
ジャパンカップは22位で通過。
日本代表決定大会では予選を全勝で抜け、
トーナメント準々決勝で勝ち、準決勝で負けてベスト4。
昨年のWCS2014に引き続き、今年も日本代表入りすることになりました!

なお、ジャパンカップでは霊獣ランドロスを使っていましたが、
日本代表決定大会ではワルビアルに変更。
ワルビアルを採用した詳しい理由については個別解説で後述します。


↑雨サーナイトのイラスト。友人に描いてもらいました!

概要

ニョロルンパとサナバレルのギミックを組み合わせたパーティ。
この2つは次のような点でシナジーします。

1,サナバレルの弱点をニョロルンパで対策する。
・炎タイプ
ハイボを半減すること、モロバレルの弱点を突くことが可能な炎タイプに対し、雨天で対抗します。
たとえサナバレルを起点にヒードランから身代わりを張られても、ニョロトノ交代出しで雨を降らせて火力を削げば脅威ではなくなるため、ケアが間に合います。
リザードンに対しては、メガシンカを待ってからニョロトノを投げます。

・岩雪崩持ち
サナバレルにとって負け筋として最も多いのが、「岩雪崩による怯み」です。
岩雪崩は怒りの粉で吸えない物理全体技であり、物理耐久が低いサーナイトには痛い打点が入ります。
さらに怒りの粉+ハイボの動きはサーナイト1体にそのターンの行動を集約しているようなものであるため、サーナイトが怯むと1ターンを損してしまい致命的。
このパーティでは岩雪崩持ちのポケモンの大半を上から縛ることができるニョロルンパを取り入れたことに加え、
炎タイプを構築に入れず、物理アタッカーを減らして威嚇を通しづらくして霊獣ランドロスを選出されにくいようにしています。
日本代表決定大会でも4/5は霊獣ランドロス入りの相手と当たっていますが、一度も選出されていません。
ただし、バンギラスだけは逆に雨パーティを見て出てきます。
こいつだけは仕方ないと割り切ったアキレス腱でしたが、日本代表決定大会の準決勝ではそのスカーフバンギラスの岩雪崩でサーナイトが怯むという結末に…

2,ニョロルンパの弱点をサナバレルで対策する。
・追い風とトリル
ニョロルンパの組み合わせは、持ち物と特性でそれぞれ素早さ実数値200を超えることができるものの、
二匹とも守るを使えずターン稼ぎができないこともあって、追い風やトリルで素早さを逆転されてしまうと苦しいです。
一方でサナバレルはモロバレルのおかげでトリルに強く、ガルーラ+追い風サンダー等にも粉ボイスで撃ち勝つことができます。
また、トリルサーナイトを警戒させることで、追い風の起動を制限しやすいです。

・水耐性持ち
ニョロルンパの雨選出を意識した相手は、水耐性持ちのポケモン、例えばモロバレルサザンドラ、水ロトムなどを選出してくれやすいです。
サナバレルにとってこれらの相手は、こちらへの打点が乏しかったりハイボで容易に縛れるため戦いやすい相手。
特にモロバレルサーナイトのトリルも意識してか選出されることが多く、
ルンパバレルの草コンビで腐らせたり、メガサーナイトで縛ってアドバンテージを取れます。

ファイアローナットレイについて

ニョロルンパとサナバレルにとって、代表的な共通弱点となるのがファイアローナットレイ
慎重に処理しなければならない相手ではあるものの、
次のように考えるとそれほど重い相手ではありません。
■対ファイアロー
すいすい状態のルンパッパを縛り、持ち物によってはモロバレルサーナイトも一撃で倒しうるポケモン
ただし、炎タイプを二匹以上取り入れた構築は少なく、ファイアロー入りのパーティではヒードランなど他の炎タイプが入っていないことが多いです。
その場合はこちらがニョロルンパの雨選出をする必要はほぼ無くなり、アローに強いワルビアル・サンダーを問題なく選出して対抗していくことができます。

■対ナットレイ
サンダーを大切にしながら立ち回り、熱風を当てることで対処したい相手です。
ナットレイ入り構築のほとんどは雨パーティであり、炎技は有効な打点になるとは限りません。
しかし、こちらのパーティにはルンパッパが入っているため、相手はニョロトノを選出しないことが多いです。
(雨パミラーでは雨が降らない法則)
したがって、雨ナットレイ相手であっても熱風を通しやすいです。

主な展開について

■サナバレル+ニョロルンパ
ハイパーボイスで削った相手を、ニョロルンパで一掃しようというもの。
雨天・スキンで強化された各技の打点が高いこと、
水・フェアリー技はどちらも半減されにくいこと、
ハイボ・波乗りと全体技を主軸に攻めることが相まって、
ダメージレースではスタンダードを圧倒できるほどのパワーがあります。

■ワルサナ
威嚇+サーナイトの組み合わせ。
感覚はサナランドと同じであり、リザードンファイアロー等に対して隙を見せにくいです。
サナランドにできないこととして、タイプ一致の帯はたき落とす+ハイボの集中攻撃でギルガルドクレセリアを落とすことを狙えます。

■追い風サンダー軸
サンダーの追い風を軸に攻める形。
ルンパッパの猫騙しやワルビアルの威嚇で追い風の起動を補佐、
サンダーは羽休めを利用して長持ちさせ、
最終的にサナサンダーを追い風下で並べて制圧を狙います。
相手の追い風や葉緑素に対抗する意味で使うことも多め。

個別解説

メガサーナイト
ハイパーボイスサイコキネシス、ふういん、まもる@サーナイトナイト/トレース→フェアリースキン
159-×-87-220-156-152 (H124,B12,C116,D4,S252) ひかえめ

メガシンカ前 159-×-87-176-136-132
H:16n-1
B:攻撃ランク-1のメガガルーラの親子愛すてみタックルを高乱数耐え(87.5%)
C:11n,221-101モロバレルサイコキネシスで確定1発

メガシンカ枠であり、構築の軸となるアタッカー。
雨パーティの水技とサーナイトのフェアリー技は攻撃範囲の相性がよく、
両方を半減するフシギバナモロバレルにもタイプ一致のサイコキネシスで対処可能です。

ヒードランはニョロルンパが対策してくれるため、めざパ地面は不要、
プテラやゲンガーなど高速系のポケモンもニョロルンパの領分なのでトリルも必要なし。
パーティに鋼タイプを入れる余裕がなく、対ニンフィアメガサーナイトが厳しいため、封印を持たせることにしました。
サーナイトサザンドラの対策をこのポケモンに依存していることを踏まえ、努力値は準速まで素早さに振りました。

モロバレル
ヘドロばくだん、キノコのほうし、いかりのこな、まもる@ゴツゴツメット/さいせいりょく】
221-×-122-105-112-39 (H252,B164,D92) ずぶとい
 ※S個体値9
H-D:C155ゲッコウガの珠変幻自在れいとうビームを確定耐え、C177ボルトロスの珠めざパ氷を高乱数耐え(98.05%)、C156ニョロトノ(ルンパッパ)のれいとうビームを高乱数2発耐え(93.75%)
S:最遅ドサイドン-1

怒りの粉によって物理技からサーナイトを守ってもらうことと、トリパ対策をしてもらうのが主な役目。
少しでもトリルの匂いがする相手には選出したいところです。
雨で炎技を軽減してもらうことができ、波乗りに巻き込みやすく、
ニョロルンパの苦手なトリパ、追い風ガルーラ系に強めなことから、
雨パーティともシナジーします。

このパーティでは相手の草タイプが厳しめなため、攻撃技はヘドロ爆弾を採用。
ユキノオーやルンパッパ、キノガッサが仮想敵となります。
フェアリーにも打点があり、ニンフィアを速めに処理できるのも気に入っています。
素早さを最遅にしなかったのは、最遅メガユキノオーに先手でヘドロ爆弾を当てることを狙うため。

ニョロトノ
【ねっとう、なみのりれいとうビーム、あまごい@こだわりスカーフ/あめふらし
166-×-95-142-120-134 (H4,C252,S252) おくびょう

サナバレルに対して、炎タイプでメタを張っているパーティを泣かせることができます。
最近は雨乞いボルトロスを使って雨を降らせるタイプもありますが、
こちらは交代によってサナバレルの並びから即座に雨に切り替えられるのが利点。
拘りスカーフを持たせることで単体性能を高め、テラキオンガブリアスを縛れるようにするとともに、
スカーフ雨乞いでリザードンを対策しています。

技についてはほぼ定番。
ルンパッパもそうですが、ハイドロポンプではなく命中重視の熱湯を持たせています。
ハイボで削った相手を倒す火力としては、熱湯で十分なことが多いです。
全体技の波乗りは、主にルンパッパ・モロバレルと並べて使います。

性格については控えめと臆病で迷いましたが、最速のメガボーマンダ・スカーフバンギラスを有するバンドリマンダを意識して臆病を選択。最速。

ルンパッパ
【ねっとう、エナジーボールれいとうビームねこだましとつげきチョッキ/すいすい】
155-81-91-156-120-122 (B4,C252,S252) ひかえめ

定番の雨すいすいアタッカー。
霊獣ランドロスモロバレルヒードランの非メガシンカ3強に強く、
環境にとても刺さっているポケモンです。

雨パーティ対策も任せています。
突撃チョッキのおかげで単体性能も高め。
猫騙しを使えることで、サンダーの追い風・サーナイトの封印の補佐にも重宝します。

当初、すいすい持ちとしてはファイアローに強いキングドラオムスターなども候補で、メガラグラージを入れて2メガにする案もありました。
しかし前述した通り「ファイアロー入りのパーティは他の炎タイプが基本的に入っていない」=「雨選出をする必要はない」ことから、すいすい枠は対アローを無理に意識する必要は無いという考えに至りました。

草技については、ジャパンカップではギガドレインでしたが、代表決定大会ではエナジーボールに変更。
バンドリマンダやサナバレルのパーツであるマリルリを意識したためです。
猫騙し+エナボ+メガサナのハイボでチョッキマリルリを80%程度の確率で倒せます。
チョッキ無しのマリルリは7割以上削れるため、オボン+腹太鼓を許しません。

サンダー
10まんボルト、ねっぷう、おいかぜ、はねやすめ@オボンのみ/プレッシャー】
196-×-107-167-121-135 (H244,B12,C52,D84,S116) ひかえめ

C:177-101ハッサムを熱風ダブルダメージで確定1発
H-D:C155ゲッコウガの珠変幻自在れいとうビームを高乱数耐え(87.5%)、C222メガゲンガーの嘘泣きシャドボを高乱数耐え(93.7%)
S:最速70族抜き

ファイアローギルガルドハッサムナットレイシュバルゴなど苦手分野の対策を任せています。
ナットレイシュバルゴの対策として炎技は必須であることから、
ボルトロスではなく熱風を使えるサンダーを採用する運びになりました。
ギルガルドに対しても、キングシールドを使う隙に羽休めしてアドバンテージを取れることから得意としています。
氷技やフェアリー技にも強い炎ロトムを一時期採用していたこともありましたが、
ナットレイなどを考慮すると、どうしても水弱点が気になるのでサンダーを選択。

他の電気タイプと比べて魅力的なのは、やはり追い風を使えることです。
自身も、電磁波が効かないことや、追い風ターン凌ぎの守るを読んで羽休めできることなど、追い風の恩恵を受けやすいです。
相手の追い風に対抗するのも大事な役割であり、カメックス系やエルテラに制圧されることを防ぎます。

ワルビアル
【はたきおとす、じしん、いわなだれ、まもる@たつじんのおび/いかく】
170-167-100-×-93-158 (A236,D20,S252) ようき

C177ボルトロスの珠草結びを高乱数耐え(81.2%)
威嚇、電磁波耐性、リザードンクレセリアへの打点など、構築に欲しい要素を多く持っているポケモン
霊獣ランドロスではなくワルビアルを選んだ理由は下記の通りです。

1,タイプ一致のはたき落とすを使える。
はたき落とすでギルガルドクレセリアに特大の打点を入れることができます。
特に、サナランドの組み合わせでは処理が難しいギルガルドを、
サナワルビならはたき落とす+ハイパーボイスで楽に倒すことができます。
※集中攻撃で167-170-170ギルガルドを高乱数(92.19%)
このパーティには炎タイプが入っていない分、
ギルガルドへの確実な打点は必要と考えました。

2,氷技が4倍弱点でない。
雨とサナバレルを両立するこのパーティにとって、
電磁波・挑発を使いうるボルトロスは最も意識すべき相手。
霊獣ランドロスの場合、そのボルトロスから珠めざ氷で倒される可能性があり強気に動けませんが、
ワルビアルなら氷技が4倍弱点でなく珠草結びも高確率で耐えることができるため、安心して行動できます。
また、追い風下のめざ氷サンダーやトリル下の冷凍ビームクレセリアにも縛られません。
最近は霊獣ランドロスヒードラン等あらゆるポケモンがめざパ氷を持ち出しているので、
それらに奇襲されないメリットは大きいです。

3,悪・ゴースト・エスパーへの耐性。
威嚇持ちの天敵、負けん気キリキザンの不意打ちを半減できます。
また、サーナイトに対するゴースト技、モロバレルに対するエスパー技にも耐性があるため、
それぞれと縦の相性が良いです。
パーティにゴースト耐性持ちがいれば、ギルガルドのシャドボが一貫せず、
ラスカを撃つかシャドボを撃つかで迷わせることができます。
そのため、ギルガルドに弱いメガサナ構築では悪タイプが重宝します。

霊獣ランドロスと比べてデメリットとなるのは、素の攻撃の低さと弱点の多さ。
ただ、弱点のうち、フェアリー・草・水・格闘技にはモロバレルが耐性を持っているため、
それらを誘ってスムーズに交代できるメリットと取ることもできます。
地面技を無効にすることもできないものの、相手に地面タイプを選出されにくいこの構築ではあまり関係ないです。
フェアリースキンハイパーボイスは、サーナイトの封印で防ぎます。

持ち物は達人の帯。
命の珠ではなく達人の帯を選んだのは、反動ダメージが無く持ち物がバレにくいため。
ワルビアルはスカーフ、ハチマキの先入観を持たれている場合が多く、持ち物を隠すことで奇襲を決められる場合があります。
例として岩雪崩を受けに来たギルガルドは、こちらが拘っていると考えて安心して攻撃やワイドガードを選択してくれることが多いですが、
そこではたき落とすを使うことで、キングシールドに妨げられるリスクを抑えてダメージを与えられます。

性格については霊獣ランドロスを意識して陽気最速としていましたが、
前述の通りこのパーティには選出されにくいので、意地っ張りの方が良かったと思います。

ポケモンWCS2015日本代表決定大会、マスターカテゴリのパーティまとめ

6月14日に行われたポケモンWCS2015日本代表決定大会マスターカテゴリの出場者32人分のパーティまとめ、KP集計を行いました。
この記事を作るにあたって多くの方にご協力を頂きました。ありがとうございました!
問題やミスなどあれば教えてもらえると幸いです。

前年のWCS2014日本代表決定大会のパーティは、のしんさんがまとめておられます。

ブロック戦

赤字は予選抜け
Aブロック

ペンギン
みょん
びちょ 構築記事
ゆういち

Bブロック

バルドル 構築記事
にしのつかさ
ライ
こもりん 構築記事

Cブロック

ビエラ
しゃど
みなみこり
まずいぼう

Dブロック

もりやま 構築記事
see 構築記事
ぐれい 構築記事
ユー

Eブロック

ねぴねぴ 構築記事
Scar 構築記事
ぷらずま
シルバーN

Fブロック

フレデリカ 構築記事
すらいむ 構築記事
psk
tatikawa 構築記事

Gブロック

BIDC
rem
イノセノ 構築記事
ユキ

Hブロック

シャロン
masa 構築記事
はるちん 構築記事
アンニュイ 構築記事

KP

23
21
16
15
12
9
8
6
5
3
2
1



決勝トーナメント

優勝

ビエラ

準優勝

もりやま

ベスト4

BIDC
バルドル

ベスト8

ペンギン
ねぴねぴ
フレデリカ
シャロン

真バトル奥義10

4月4日にバルドル王義「真・バトル奥義10」が発売されました。
内容としては以下の通りです。

対戦ルール 全国ダブル
個別解説 65体
パーティ解説 7パーティ
執筆陣 トルン、すづけ、ユウキ、rou、ちくは、とにー、ゆういち
ワイルド、シャロン、おやつ、バルドル

私も微力ながら関わらせて頂きました。
個別解説とパーティ解説をいくつか執筆しています。

今回のバトル奥義は今年のポケモン公式大会を意識した内容となっており、
一ヶ月後のジャパンカップを勝ち抜くヒントが数多く詰まっています。
是非、手にとって頂けると嬉しいです。

【ORAS全国ダブル】素早さ早見表

前回作った素早さ早見表に手を加えたもの。
ORAS発売から時間が経ったため、
新登場のメガシンカポケモンを紫太字で強調していたのを廃止。
現環境に合わせて強調箇所を変え、掲載ポケモンを追加・整理しています。
最後に、※1〜5現環境における素早さ調整の重要ラインについての考察を加えました。

太字はその素早さで見かけることの多いダブルのメジャーポケモン
赤太字はそのなかでも特に重要で、調整の標的にもしやすいものを強調しています。

400 最速130族*2(追い風中のプテラ/クロバット
374 最速118族*2(軽業ルチャブル
308 最速88族*2(すなかきドリュウズ
300 最速85族*2(すいすいキングドラ)、最速130族*1.5(早足サンダース)
290 最速80族*2葉緑素フシギバナ、軽業フワライド、加速2回のバシャーモ
286 最速122族*1.5(スカーフゲッコウガ
283 最速120族*1.5(龍の舞1回のメガボーマンダ
280 準速88族*2すなかきドリュウズ
278 最速75族*2(追い風中のドーブル
276 最速74族*2(すいすいガマゲロゲ
274 準速85族*2すいすいキングドラ
270 最速112族*1.5(加速1回のペンドラー
268 最速111族*1.5(スカーフボルトロス)、最速70族*2すいすいメガラグラージ/ルンパッパ/マンタイン/ニョロボン葉緑素ウツボット、殻を破る1回のパルシェン
267 最速110族*1.5(スカーフラティオス/ラティアス
265 最速110族-1*1.5(スカーフめざ炎ラティオス/ラティアス)、最速109族*1.5(スカーフエレザード
264 最速108族*1.5(スカーフテラキオン/デンチュラ)、準速80族*2葉緑素フシギバナ、軽業フワライド、加速2回のバシャーモ
261 準速122族*1.5(スカーフゲッコウガ
258 最速105族*1.5(加速1回のメガサメハダー)、準速120族*1.5(龍の舞1回のメガボーマンダ
253 最速102族*1.5(スカーフガブリアス
252 最速101族*1.5スカーフ霊獣ボルトロス/ランドロス)、準速74族*2(すいすいガマゲロゲ
250 最速100族*1.5スカーフボーマンダ/リザードン/サンダー/バクフーン/エンテイ/ムクホーク/ウルガモス、蝶の舞1回のウルガモス、加速1回のメガバシャーモ、龍の舞orニトロチャージ1回のリザードン
248 準速74族*2(軽業ペロリーム
247 最速98族*1.5スカーフサザンドラ
244 最速97族*1.5(スカーフor龍の舞1回のオノノクス)、準速70族(すいすいメガラグラージ/ルンパッパ/マンタイン/ニョロボン葉緑素ウツボット、殻を破る1回のパルシェン
243 準速110族*1.5(スカーフラティオス/ラティアス
241 最速95族*1.5(スカーフウインディ/オコリザル/ヒヒダルマ、加速1回のサメハダー/メガヤンマ)、準速110族-1*1.5(スカーフめざ炎ラティオス)、準速109族*1.5(スカーフエレザード
240 準速108族*1.5(スカーフテラキオン
237 最速92族*1.5(スカーフワルビアル
236 準速105族*1.5(加速1回のメガサメハダー
※1
235 最速91族*1.5スカーフ霊獣ランドロス/ロトム
234 最速90族*1.5(スカーフバリヤード/ファイヤー/ルカリオ/ポリゴンZ)、最速55族*2葉緑素ナッシー/すいすいオムスター)、準速65族*2(砂かきサンドパン
232 最速89族*1.5(スカーフor蝶の舞1回のビビヨン
231 最速88族*1.5(スカーフドリュウズ)、準速102族*1.5(スカーフ準速ガブリアス
229 準速101族*1.5スカーフ霊獣ボルトロス/ランドロス
228 準速100族*1.5スカーフボーマンダ/リザードン/サンダー/バクフーン/エンテイ/ムクホーク/ウルガモス、蝶の舞1回のウルガモス、加速1回のメガバシャーモ、龍の舞orニトロチャージ1回のリザードン
226 最速86族*1.5スカーフFCロトム
225 準速85族*1.5(スカーフニドキング/フリーザー/キングドラ/ヘラクロス/クレセリア/ダゲキ)、準速98族*1.5スカーフサザンドラ
223 準速97族*1.5(スカーフor龍の舞1回のオノノクス
222 最速150族(メガプテラ/メガフーディン
220 準速95族*1.5(スカーフウインディ/オコリザル/ヒヒダルマ、加速1回のサメハダー/メガヤンマ
219 最速81族*1.5(龍の舞1回のメガギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
217 最速80族*1.5スカーフマンムー/サーナイト/チャーレム/エルレイド/トゲキッス/シャンデラ/ヌメルゴン、龍の舞1回のカイリュー、加速1回のバシャーモ
216 最速145族(メガスピアー/メガジュカイン/アギルダー)、準速92族*1.5(スカーフワルビアル
214 準速91族*1.5スカーフ霊獣ランドロス/ロトム)、準速55族*2葉緑素ナッシー、すいすいオムスター)、最速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
213 準速90族*1.5(スカーフルカリオ/ポリゴンZ
211 最速140族(マルマイン)、準速89族*1.5(スカーフビビヨン)、最速77族*1.5(スカーフヒードラン
210 準速88族*1.5(スカーフドリュウズ
208 最速75族*1.5スカーフドーブル/フラージェス
207 準速86族*1.5スカーフFCロトム
205 最速135族(メガミミロップ/メガライボルト)、準速85族*1.5(スカーフニドキング/フリーザー/キングドラ/ヘラクロス/クレセリア/ダゲキ)、最速73族*1.5(スカーフカラマネロ
204 最速72族*1.5(スカーフペロリーム
202 最速71族*1.5(龍の舞1回のメガバンギラス/スカーフガチゴラス)、準速150族(メガフーディン/メガプテラ
201 最速70族*1.5スカーフニョロトノ/キノガッサ/メタグロス/パルシェン/キリキザン
200 最速130族(メガゲンガー/プテラ/クロバット/サンダース)
199 準速81族*1.5(龍の舞1回のメガギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
198 準速80族*1.5スカーフマンムー/サーナイト/エルレイド/トゲキッス/シャンデラ、龍の舞1回のカイリュー、加速1回のバシャーモ
197 準速145族(メガスピアー/メガジュカイン/アギルダー
195 最速126族(ファイアロー)、準速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
※2
194 最速125族(マニューラ/オオスバメ
193 準速77族*1.5スカーフヒードラン)、最速125族-1(最速マニューラ-1スカーフテラキオン
192 最速123族(オンバーン)、最速65族*1.5(スカーフグレイシア/ハッサム/ゴチルゼル
191 最速122族(ゲッコウガ
190 最速121族(メガピジョット/霊獣トルネロス)、準速75族*1.5(スカーフドーブル/フラージェス
189 最速120族(メガボーマンダ/ジュカイン/ダグトリオ/フーディン
187 最速118族(ルチャブル)、準速135族(メガミミロップ/メガライボルト)、準速73族*1.5(スカーフカラマネロ
186 最速61族*1.5スカーフバンギラス
184 最速116族(エルフーン/ゼブライカ)、最速60族*1.5スカーフユキノオー/ニンフィア/ブルンゲル/ギルガルド/パッチール)、準速71族*1.5(スカーフガチゴラス、龍の舞1回のメガバンギラス
183 最速115族(ライコウ/アグノム/メガヘルガー/メガアブソル/スターミー/エテボース/チラチーノ)、準速70族*1.5スカーフニョロトノ/キノガッサ/メタグロス)、最速59族*1.5(スカーフブロスター)、最速113族-1(最速エルフーン-1スカーフテラキオン
182 準速130族(メガゲンガー/プテラ
181 最速113族(ジャローダ)、最速58族*1.5(スカーフズルズキン/ゴロンダ/アマルルガ
180 最速112族(メガルカリオ/ペンドラー)、無振り160族(テッカニン
※3
179 最速111族(ボルトロス/トルネロス
178 最速110族(ゲンガー/メガメタグロス/ライチュウ/ケンタロス/ワタッコ/エーフィ/メガラティオス/メガラティアス/ラティオス/ラティアス/メガエルレイド/ユキメノコ)、準速126族(ファイアロー
177 最速109族(エレザード/アイアント)、最速110族-1(めざ炎ゲンガー/ラティオス/ラティアス
176 最速108族(テラキオン/ゴウカザル/ビリジオン/コバルオン/デンチュラ
175 最速55族*1.5(スカーフカイリキー/シザリガー/ゴルーグ
174 準速122族(ゲッコウガ
173 最速106族(レパルダス/カエンジシ)、準速121族(メガピジョット/霊獣トルネロス
172 最速105族(コジョンド/ライボルト/ミミロップ/ギャロップ/メガサメハダー/ゾロアーク/フリージオ)、準速120族(メガボーマンダ/ジュカイン
171 最速104族(ニャオニクス/マフォクシー
169 最速102族(ガブリアス/トリミアン
168 最速101族(霊獣ボルトロス/ランドロス/ピジョット/デデンネ)、最速50族*1.5(スカーフマリルリ/メレシー)
167 最速100族(ガリザードン/メガガルーラ/リザードン/メガバシャーモ/サンダー/エンテイ/メガサーナイト/ウルガモス/ボーマンダ/メガチャーレム/キュウコン/バクフーン/フライゴン/ムクホーク
166 最速99族(パンプジンS)
165 最速98族(サザンドラ
164 準速112族(メガルカリオ/ペンドラー
163 最速97族(オノノクス
162 準速110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド/ラティオス/ラティアス
161 最速95族(ウインディ/サメハダー/オコリザル/ルージュラ/ヘルガー/メガヤンマ/パチリス/リーフィア/ヒヒダルマ/メブキジカ)、準速109族(エレザード
158 最速92族(メガガブリアス/ワルビアル
157 最速91族(霊獣ランドロス/ヤミカラス/ロトム/ネオラント)、準速105族(メガサメハダー/ライボルト
156 最速90族(ガルーラ/ルカリオ/ピカチュウ/バリヤード/ファイヤー/ロズレイド)、準速104族(ニャオニクス
155 最速89族(ビビヨン
154 最速88族(ドリュウズ)、準速102族(ガブリアス/トリミアン
153 準速101族(霊獣ボルトロス/ピジョット/ランドロス/デデンネ
152 準速100族(メガガルーラ/メガリザードン/メガサーナイト/リザードン/ボーマンダ/メガチャーレム/メガオニゴーリ
151 最速86族(FCロトム
150 最速85族(クレセリア/スイクン/ニドキング/フリーザー/カイロス/ゴルダック/ヘラクロス/キングドラ/ドクロッグ/ダゲキ)、準速98族(サザンドラ
149 準速97族(オノノクス
147 準速95族(ウインディ/サメハダー/オコリザル/ヘルガー/メガヤンマ/リーフィア/メブキジカ
146 最速81族(メガギャラドス/ミロカロス/ギャラドス)、無振り126族(ファイアロー
145 最速80族(フシギバナ/バシャーモ/マンムー/メガフシギバナ/カイリュー/サーナイト/チャーレム/チルタリス/オニゴーリ/フワライド/エルレイド/トゲキッス/エルレイド/シャンデラ/バルジーナ/ヌメルゴン/メガチルタリス
144 準速92族(メガガブリアス/ワルビアル
※4
143 準速91族(霊獣ランドロス)、最速78族(メガカメックス/カメックス/ホルード
142 準速90族(ガルーラ/バリヤード/ルカリオ/ロズレイド
141 最速77族(ヒードラン
140 準速88族(ドリュウズ
139 最速75族(ドーブル/スピアー/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
138 準速86族(FCロトム)、準速74族(ガマゲロゲ
137 準速85族(キングドラ/ニドキング/フリーザー/カイロス/ゴルダック/ヘラクロス/ドクロッグ/ダゲキ)、最速73族(カラマネロ
136 最速72族(ペロリーム
135 最速71族(メガバンギラス/ドンカラス/ガチゴラス)、最速30族*1.5(スカーフモロバレル
134 最速70族(キノガッサ/ルンパッパ/メタグロス/キリキザン/メガラグラージ/マタドガス/ニョロトノ/カポエラー
133 準速81族(メガギャラドス/ミロカロス/ギャラドス
132 準速80族(フシギバナ/バシャーモ/サーナイト/マンムー/メガフシギバナ/カイリュー/チャーレム/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/シャンデラ/フワライド/エルレイド/トゲキッス/ヌメルゴン)、最速68族(アズマオウ/バクオング/ゴーゴート/ガメノデス
131 無振り111族(ボルトロス
130 準速78族(メガカメックス/カメックス/ホルード)、無振り110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド
129 準速77族(ヒードラン
128 最速65族(サンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル)、準速76族(ニドクイン
127 最速64族(ブリガロン)、準速75族(スピアー/ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ/アブソル)
126 無振り106族(レパルダス)、準速74族(ガマゲロゲ
125 準速73族(カラマネロ
124 最速61族(バンギラス)、無振り104族(ニャオニクス/マフォクシー)、準速72族(ペロリーム
123 最速60族(ユキノオー/ニンフィア/ピクシー/ポリゴン2/ギルガルド/パッチール/ジバコイル/リオル/ブルンゲル)、準速71族(メガバンギラス/ガチゴラス
※5
122 準速70族(キリキザン/メガラグラージ/キノガッサ/ルンパッパ/メタグロス/ニョロトノ/カポエラー)、最速59族(ブロスター)、無振り102族(トリミアン
121 最速58族(アマルルガ/ゴロンダ/ズルズキン
120 無振り100族(メガガルーラ/メガリザードン/サンダー/エンテイ)、準速68族(アズマオウ/バクオング/ガメノデス
117 最速55族(カイリキー/ナッシー/シザリガー/ゴルーグ)、準速65族(サンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル
116 準速64族(ブリガロン
115 無振り95族(ウインディ/パチリス/グライオン
113 準速61族(バンギラス)、無振り93族(ブーバー)
112 準速60族(ユキノオー/ギルガルド/ニンフィア/ジバコイル)、最速50族(メガタブンネ/ヤミラミ/タブンネ/メレシー/メガボスゴドラ/モジャンボ/メガクチート/マリルリ/クチート
111 準速59族(ブロスター)、無振り91族(ヤミカラス
110 無振り90族(バリヤード/ガルーラ/オオタチ/ルカリオ
103 最遅108族(エルフーン
107 準速55族(カイリキー/ナッシー/シザリガー/ゴルーグ
106 無振り86族(FCロトム)、最速45族(メガデンリュウ/ゴローニャ/ガラガラ)
105 無振り85族(スイクン/クレセリア/カイロス/フリーザー/ヘラクロス/チェリム
103 最遅110族(ゲンガー)
102 無振り82族(トリミアン)、準速50族(メガタブンネ/ヤミラミ/タブンネ/メレシー/メガボスゴドラ/モジャンボ/メガクチート/マリルリ/クチート
101 無振り81族(メガギャラドス/ギャラドス/ミロカロス)、最速40族(ヌケニン/ドサイドン
100 無振り80族(メガフシギバナ/フシギバナ/アーボック/カイリュー/サーナイト/メガチルタリス/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/シャンデラ/マンムー/フワライド/トゲキッス/バルジーナ/ヌメルゴン
98 無振り78族(メガカメックス/ホルード/カメックス)、最遅104族(ニャオニクス
97 無振り77族(ヒードラン)、準速45族(メガデンリュウ/ゴローニャ/ガラガラ/オクタン/ローブシン
95 無振り75族(ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
94 最遅100族(メガガルーラ/メガサーナイト/メガリザードン/メガチャーレム
93 無振り73族(カラマネロ
92 無振り72族(ペロリーム)、準速40族(ヌケニン/ドサイドン
91 無振り71族(メガバンギラス/ドンカラス/ガチゴラス
90 無振り70族(ニョロトノ/カポエラー/エアームド/ルンパッパ/メガラグラージ/メタグロス/キノガッサ/キリキザン)、最速30族(モロバレル
88 無振り68族(アズマオウ/バクオング/ガメノデス
86 最遅91族(ヤミカラス
85 無振り65族(ハッサム/シャワーズ/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/ゴチルゼル)、最遅90族(バリヤード/ガルーラ/ルカリオ
84 無振り64族(ブリガロン
83 最速100族*0.5アームハンマー2回のメガガルーラ
81 最遅85族(クレセリア/ヘラクロス/スイクン)、最遅86族(FCロトム)、無振り61族(バンギラス
80 無振り60族(ギルガルド/ニンフィア/ピクシー/ラプラス/ポリゴン2/ラグラージ/ユキノオー/ジバコイル/リオル/ブルンゲル
79 無振り59族(ブロスター
78 無振り58族(ゴロンダ/アマルルガ/ズルズキン
76 最遅80族(/サーナイト/シャンデラ/トゲキッス/メガフシギバナ/フシギバナ/カイリュー/チャーレム/メガチルタリス/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/マンムー/バルジーナ)、無振り56族(オーロット
75 無振り55族(デンリュウ/カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴルーグ/ゴチミル
74 最遅78族(ホルード/メガカメックス/カメックス)、無振り54族(パンプジンLL)
73 最遅77族(ヒードラン
72 最遅75族(ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
70 無振り50族(メガクチート/クチート/マリルリ/ラッキー/ベトベトン/ヤミラミ/ハリテヤマ/レジアイス/レジロック/レジスチル/メレシー/メガボスゴドラ/ボスゴドラ/モジャンボ/ベロベルト/メガタブンネ/タブンネ)、最遅73族(カラマネロ
69 最遅72族(ペロリーム
68 最遅71族(メガバンギラス/ガチゴラス
67 最遅70族(キノガッサ/ニョロトノ/キリキザン/ジュゴン/メガラグラージ/カポエラー/メタグロス)、無振り47族(カバルドン
65 無振り45族(メガデンリュウ/プクリン/グランブル/ローブシン/ゴローニャ/ガラガラ/オクタン/ナゲキ)、最遅68族(アズマオウ/バクオング/ガメノデス
64 無振り44族(ドラミドロ)、最遅67族(スリーパー/ランターン
63 最遅65族(ゴチルゼル/シャワーズ/ハッサム/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/エンブオー
62 最遅64族(ブリガロン
60 無振り40族(ドサイドン/サイドン/トゲチック
59 無振り39族(トリトドン)、最遅61族(バンギラス
58 最遅60族(ニンフィア/ギルガルド/ポリゴン2/ユキノオー/ブルンゲル/ピクシー/ラプラス/ラグラージ/パッチール/リオル)
57 最遅59族(ブロスター
56 最遅58族(ズルズキン/ゴロンダ/アマルルガ
55 無振り35族(ピッピ)
54 最遅56族/55族(オーロット/デンリュウ/カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴルーグ/ゴチミル
53 無振り33族(ソーナンス)、最遅54族(パンプジンLL
50 無振り30族(メガユキノオー/ヤドキング/カビゴン/ランクルス/モロバレル/デスカーン
49 最遅50族(メガクチート/クチート/マリルリ/ラッキー/ベトベトン/ヤミラミ/ハリテヤマ/レジアイス/レジロック/レジスチル/メレシー/メガボスゴドラ/ボスゴドラ/モジャンボ/ベロベルト/メガタブンネ/タブンネ)、無振り29族(ムシャーナ/フレフワン
48 無振り28族(クレベース)、最速125族*0.25(麻痺したマニューラ
47 最遅100族*0.5アームハンマー2回のメガガルーラ)、最遅48族(メタモン
46 最遅47族(カバルドン
45 最遅45族(ローブシン/ガラガラ/メガデンリュウ/プクリン/グランブル/ゴローニャ/オクタン/ナゲキ)
44 最遅44族(ドラミドロ)、最速110族/108族*0.25(麻痺したゲンガー/テラキオン/ゴウカザル
41 最速100族/98族*0.25(麻痺したメガリザードン/メガガルーラ/メガサーナイト/ボーマンダ/サザンドラ
40 無振り20族(メガヤミラミ/メガバクーダ/ナットレイ/コータス/シュバルゴ)、最遅40族(ドサイドン/バクーダ/サイドン/トゲチック/ユキカブリ
39 最遅39族(トリトドン
36 最遅35族(ピッピ)
34 最遅33族(ソーナンス
33 最遅70族*0.5(鉄球ニョロトノ
31 最遅30族(モロバレル/メガヤドラン/デスカーン/カビゴン/メガハガネール/ヤドキング/メガユキノオー/ランクルス
30 最遅29族(ムシャーナ/フレフワン
29 最遅61族/60族*0.5(鉄球ギルガルド/バンギラス/ユキノオー)、最遅28族(クレベース
27 最遅25族(サマヨール/ギガイアス
22 最遅20族(メガバクーダ/シュバルゴ/ナットレイ/メガヤミラミ/コータス/プリン)
18 最遅15族(タマゲタケ
15 最遅30族*0.5(鉄球モロバレル/ヤドキング
9 最遅5族(ツボツボ)
5-7 Lv1モンメン
5-6 Lv1ドーブル
4-5 Lv1ココドラ


S調整の重要ラインについて
※1 スカーフ霊獣ランドロス抜き

スカーフ霊獣ランドロスは、ダブルバトルにおいて使用率が非常に高い。
これを抜くことができれば、上からの岩雪崩で怯まされることも減る。
残念ながら霊獣ランドロスに電磁波は効かないため、麻痺させて上を取るようなことは難しいが、
追い風を使うパーティや、すいすい・葉緑素を持つポケモンにとって重要なラインとなるだろう。

最速ではなく、準速のスカーフ霊獣ランドロス(214)を意識しても良い。
これなら、陽気マンムーや臆病ミロカロスでも拘りスカーフを持たせて抜くことができる。

※2 最速マニューラ+テラキオン抜き

最速マニューラ及びそれを下回る素早さに調整したスカーフテラキオンを意識したラインとなる。
マニュテラの袋叩き+正義の心コンボで制圧されないためにも、ここを抜ける素早さのポケモンがいると頼もしい。
また、昨今有名になったリザドランの並びでは、スカーフヒードラン(193)が使われている。
これを抜かすという点でも重宝するだろう。

※3 最速108族〜111族抜き

最速108族〜最速111族には、ボルトロス、ゲンガー、テラキオンなどダブルバトルの主要なポケモンが勢揃いしている。
その下には準速メガボーマンダ(172)、最速ガブリアス(169)、最速メガガルーラ(167)が続く。
最速ボルトロス(179)を抜くことで、これらをまとめて抜けるようにしたい。
ここでもやはり重要なのはテラキオンであり、先手を取られると岩雪崩による怯みに悩まされたり、袋叩き+正義の心コンボから制圧されてしまう危険がある。

※4 準速霊獣ランドロス抜き

拘りスカーフを持たない準速霊獣ランドロスを抜くためのライン。
凍える風やはたき落とすを受けた拘りスカーフ準速霊獣ランドロスがここに落ちてくることも覚えておきたい。
最速ドーブル抜きや最速ヒードラン抜きも兼ねる。
環境に増えている意地っ張りメガガルーラや、控えめで運用されやすいメガリザードンYメガサーナイト
その他にもウインディサザンドラ、サンダー、スイクンなど多くのポケモンがこのラインへの調整を狙う。

※5 準速キリキザン抜き

第五世代やカロスダブルでは最速バンギラスユキノオー抜きとして重要だったラインだが、第六世代・全国ダブルでそれらは衰退。
しかしORASでは、準速キリキザンの台頭により再び重要なラインとなった。
また、この付近に調整することで、追い風・すいすい等で最速スカーフ霊獣ランドロスを、凍える風で最速ボルトロスなどを抜けるようになる。
そのため、素早さ操作を交えたパーティでは調整先としてよく使われる。

【ORASダブル】素早さ早見表暫定版

祝!オメガルビーアルファサファイア発売!
新環境も頑張っていきましょう!

早速ですが、ORASで新登場したメガシンカポケモンなどを加えた、
ダブルバトル向けの素早さ早見表を作りました。
種族値などは不確定情報なので、間違いがあれば修正します。

太字はその素早さで見かけることの多いダブルのメジャーポケモン
赤太字はそのなかでも特に重要で、調整の標的にもしやすいものを強調しています。
XY全国ダブルの環境を基準にしています。

紫太字はORASで新登場したメガシンカポケモン
紫字は上記のメガシンカポケモンメガシンカ前。

400: 最速130族*2(追い風中のプテラ/クロバット
390: 最速126族*2(追い風中のファイアロー
368: 最速116族*2(追い風中のエルフーン
356: 準速126族*2(追い風中のファイアロー
308: 最速88族*2(すなかきドリュウズ
300: 最速85族*2(すいすいキングドラ)、最速130族*1.5(早足サンダース)
294: 準速95族*2(追い風中のサザンドラ葉緑素メブキジカ/リーフィア
290: 最速80族*2葉緑素フシギバナ、軽業フワライド、加速2回のバシャーモ追い風中のメガチルタリス/トゲキッス
286: 最速122族*1.5(スカーフゲッコウガ
283: 最速120族*1.5龍の舞1回のメガボーマンダ)
280: 準速88族*2すなかきドリュウズ)、最速118族*1.5(スカーフルチャブル
278: 最速75族*2(追い風中のドーブル
276: 最速74族*2(すいすいガマゲロゲ
274: 準速85族*2すいすいキングドラ
270: 最速112族*1.5(加速1回のペンドラー
268: 最速111族*1.5(スカーフボルトロス)、最速70族*2すいすいメガラグラージ/ルンパッパ/マンタイン/ニョロボン葉緑素ウツボット、殻を破る1回のパルシェン
267: 最速110族*1.5(スカーフラティオス/ラティアス
265: 最速110族-1*1.5(スカーフめざ炎ラティオス/ラティアス)、最速109族*1.5(スカーフエレザード
264: 最速108族*1.5(スカーフテラキオン/デンチュラ)、準速80族*2葉緑素フシギバナ、軽業フワライド、加速2回のバシャーモ追い風中のメガチルタリス/トゲキッス
261: 準速122族*1.5(スカーフゲッコウガ
258: 最速105族*1.5加速1回のメガサメハダー)、準速120族*1.5龍の舞1回のメガボーマンダ)
253: 最速102族*1.5(スカーフガブリアス
252: 最速101族*1.5スカーフ霊獣ボルトロス/ランドロス)、準速74族*2(すいすいガマゲロゲ
250: 最速100族*1.5スカーフボーマンダ/リザードン/サンダー/バクフーン/エンテイ/ムクホーク/ウルガモス、蝶の舞1回のウルガモス、加速1回のメガバシャーモ、龍の舞orニトロチャージ1回のリザードン
248: 準速74族*2(軽業ペロリーム
247: 最速98族*1.5スカーフサザンドラ
244: 最速97族*1.5(スカーフor龍の舞1回のオノノクス)、準速70族(すいすいメガラグラージ/ルンパッパ/マンタイン/ニョロボン葉緑素ウツボット、殻を破る1回のパルシェン
243: 準速110族*1.5(スカーフラティオス/ラティアス
241: 最速95族*1.5(スカーフウインディ/オコリザル/ヒヒダルマ加速1回のサメハダー/メガヤンマ)、準速110族-1*1.5(スカーフめざ炎ラティオス)、準速109族*1.5(スカーフエレザード
240: 準速108族*1.5(スカーフテラキオン
237: 最速92族*1.5(スカーフワルビアル
236: 準速105族*1.5加速1回のメガサメハダー)
235: 最速91族*1.5スカーフ霊獣ランドロス/ロトム
234: 最速90族*1.5(スカーフバリヤード/ファイヤー/ルカリオ/ポリゴンZ)、最速55族*2葉緑素ナッシー/すいすいオムスター)、準速65族*2(砂かきサンドパン
232: 最速89族*1.5(スカーフor蝶の舞1回のビビヨン
231: 最速88族*1.5スカーフドリュウズ)、準速102族*1.5(スカーフ準速ガブリアス
229: 準速101族*1.5スカーフ霊獣ボルトロス/ランドロス
228: 準速100族*1.5スカーフボーマンダ/リザードン/サンダー/バクフーン/エンテイ/ムクホーク/ウルガモス、蝶の舞1回のウルガモス、加速1回のメガバシャーモ、龍の舞orニトロチャージ1回のリザードン
226: 最速86族*1.5スカーフFCロトム
225: 準速85族*1.5(スカーフニドキング/フリーザー/キングドラ/ヘラクロス/クレセリア/ダゲキ)、準速98族*1.5スカーフサザンドラ
223: 準速97族*1.5(スカーフor龍の舞1回のオノノクス
222: 最速150族(メガプテラ/メガフーディン
220: 準速95族*1.5(スカーフウインディ/オコリザル/ヒヒダルマ加速1回のサメハダー/メガヤンマ
219: 最速81族*1.5龍の舞1回のメガギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
217: 最速80族*1.5スカーフトゲキッス/サーナイト/マンムー/シャンデラ/フシギバナ/カイリュー/チャーレム/ヌメルゴン/エルレイド、龍の舞1回のカイリュー、加速1回のバシャーモ
216: 最速145族(メガスピアー/メガジュカイン/アギルダー)、準速92族*1.5(スカーフワルビアル
214: 準速91族*1.5スカーフ霊獣ランドロス/ロトム)、準速55族*2葉緑素ナッシー、すいすいオムスター)、最速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
213: 準速90族*1.5(スカーフルカリオ/ポリゴンZ)
211: 準速89族*1.5(スカーフビビヨン)、最速77族*1.5(スカーフヒードラン
210: 準速88族*1.5スカーフドリュウズ)、無振り120族*1.5龍の舞1回のメガボーマンダ)
208: 最速75族*1.5スカーフドーブル/フラージェス
207: 準速86族*1.5スカーフFCロトム
205: 最速135族(メガミミロップ/メガライボルト)、準速85族*1.5(スカーフニドキング/フリーザー/キングドラ/ヘラクロス/クレセリア/ダゲキ)、最速73族*1.5(スカーフカラマネロ
204: 最速72族*1.5(スカーフペロリーム
202: 最速71族*1.5龍の舞1回のメガバンギラス/スカーフガチゴラス)、準速150族(メガフーディン/メガプテラ
201: 最速70族*1.5スカーフニョロトノ/キノガッサ/メタグロス/パルシェン/キリキザン
200: 最速130族(メガゲンガー/プテラ/サンダース/クロバット
199: 準速81族*1.5龍の舞1回のメガギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
198: 準速80族*1.5スカーフトゲキッス/サーナイト/マンムー/シャンデラ/フシギバナ/カイリュー/チャーレム/エルレイド/ヌメルゴン、加速1回のバシャーモ)
197: 準速145族(メガスピアー/メガジュカイン/アギルダー
195: 最速126族(ファイアロー)、準速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
194: 最速125族(マニューラ/オオスバメ
192: 最速123族(オンバーン)、最速65族*1.5(スカーフグレイシア/ハッサム/ゴチルゼル
191: 最速122族(ゲッコウガ
190: 最速121族(メガピジョット/霊獣トルネロス)、準速75族*1.5(スカーフドーブル/フラージェス
189: 最速120族(メガボーマンダ/ジュカイン/ダグトリオ/フーディン
187: 最速118族(ルチャブル)、準速135族(メガミミロップ/メガライボルト)、準速73族*1.5(スカーフカラマネロ
186: 最速61族*1.5スカーフバンギラス
184: 最速116族(エルフーン/ゼブライカ)、最速60族*1.5スカーフユキノオー/ニンフィア/ブルンゲル/ギルガルド/パッチール)、準速71族*1.5(スカーフガチゴラス、龍の舞1回のメガバンギラス
183: 最速115族(ライコウ/アグノム/メガヘルガー/メガアブソル/スターミー/エテボース/チラチーノ)、準速70族*1.5(スカーフニョロトノ/キノガッサ/メタグロス)、最速59族*1.5(スカーフブロスター
182: 準速130族(メガゲンガー/プテラ
181: 最速113族(ジャローダ)、最速58族*1.5(スカーフゴロンダ/ズルズキン
180: 最速112族(メガルカリオ/ペンドラー)、無振り160族(テッカニン
179: 最速111族(ボルトロス/トルネロス
178: 最速110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド/ゲンガー/ライチュウ/ラティオス/ラティアス/ケンタロス/ワタッコ/エーフィ)、準速126族(ファイアロー
177: 最速109族(エレザード/アイアント)、最速110族-1(めざ炎ゲンガー/ラティオス/ラティアス
176: 最速108族(テラキオン/ゴウカザル/ビリジオン/コバルオン/デンチュラ
175: 最速55族*1.5(スカーフカイリキー/シザリガー/ゴルーグ
174: 準速122族(ゲッコウガ)、S全振り下降補正77族*1.5スカーフ噴火ヒードラン
173: 最速106族(レパルダス/カエンジシ)、準速121族(メガピジョット/霊獣トルネロス)
172: 最速105族(メガサメハダー/コジョンド/ライボルト/ミミロップ/ギャロップ/ゾロアーク/フリージオ)、準速120族(メガボーマンダ/ジュカイン)
171: 最速104族(ニャオニクス/マフォクシー
169: 最速102族(ガブリアス/トリミアン
168: 最速101族(霊獣ボルトロス/ランドロス/ピジョット/デデンネ)、最速50族*1.5(スカーフマリルリ/メレシー)
167: 最速100族(メガオニゴーリ/メガリザードン/メガガルーラ/リザードン/メガサーナイト/サンダー/エンテイ/ウルガモス/ボーマンダ/メガバシャーモ/メガチャーレム/キュウコン/バクフーン/フライゴン/ムクホーク)、準速115族(クラウンライコウ)
166: 最速99族(パンプジンS)
165: 最速98族(サザンドラ
164: 準速112族(メガルカリオ/ペンドラー
163: 最速97族(オノノクス
162: 準速110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド/ラティオス/ラティアス
161: 最速95族(ウインディ/サメハダー/オコリザル/ルージュラ/ヘルガー/メガヤンマ/パチリス/リーフィア/ヒヒダルマ/メブキジカ)、準速109族(エレザード
158: 最速92族(メガガブリアス/ワルビアル
157: 最速91族(霊獣ランドロス/ヤミカラス/ロトム/ネオラント)、準速105族(メガサメハダー/ライボルト
156: 最速90族(ガルーラ/ルカリオ/ピカチュウ/バリヤード/ファイヤー/ロズレイド)、準速104族(ニャオニクス
155: 最速89族(ビビヨン
154: 最速88族(ドリュウズ)、準速102族(ガブリアス/トリミアン
153: 準速101族(ピジョット/霊獣ボルトロス/ランドロス/デデンネ
152: 準速100族(メガオニゴーリ/クラウンエンテイ/メガガルーラ/メガリザードン/メガサーナイト/リザードン/ボーマンダ/メガチャーレム
151: 最速86族(FCロトム
150: 最速85族(クレセリア/キングドラ/スイクン/カイロス/ゴルダック/ヘラクロス/ドクロッグ/フリーザー/ニドキング/ダゲキ)、準速98族(サザンドラ
149: 準速97族(オノノクス
147: 準速95族(ウインディ/サメハダー/オコリザル/ヘルガー/メガヤンマ/リーフィア/メブキジカ
146: 最速81族(メガギャラドス/ミロカロス/ギャラドス)、無振り126族(ファイアロー
145: 最速80族(メガチルタリス/フシギバナ/サーナイト/マンムー/トゲキッス/シャンデラ/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/メガフシギバナ/フシギバナ/カイリュー/バシャーモ/チャーレム/フワライド/エルレイド/バルジーナ/ヌメルゴン
144: 準速92族(メガガブリアス/ワルビアル
143: 準速91族(霊獣ランドロス)、最速78族(メガカメックス/カメックス/ホルード
142: 準速90族(ガルーラ/バリヤード/ルカリオ/ロズレイド
141: 最速77族(ヒードラン
140: 準速88族(ドリュウズ)、最速76族(ニドクイン)
139: 最速75族(ドーブル/スピアー/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
138: 準速86族(FCロトム)、準速74族(ガマゲロゲ
137: 準速85族(キングドラ/カイロス/ヘラクロス/ニドキング/ダゲキ)、最速73族(カラマネロ
136: 最速72族(ペロリーム
135: 最速71族(メガバンギラス/ガチゴラス)、最速30族*1.5(スカーフモロバレル
134: 最速70族(キノガッサ/ルンパッパ/キリキザン/メガラグラージ/メタグロス/マタドガス/ニョロトノ/カポエラー
133: 準速81族(メガギャラドス/ミロカロス/ギャラドス
132: 準速80族(メガチルタリス/フシギバナ/サーナイト/トゲキッス/マンムー/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/メガフシギバナ/カイリュー/バシャーモ/チャーレム/シャンデラ/フワライド/エルレイド/ヌメルゴン)、最速68族(アズマオウ/バクオング/ゴーゴート/ガメノデス
131: 無振り111族(ボルトロス
130: 準速78族(メガカメックス/ホルード/カメックス)、無振り110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド)
129: 準速77族(ヒードラン
128: 最速65族(サンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル)、準速76族(ニドクイン)
127: 最速64族(ブリガロン)、準速75族(スピアー/ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ/アブソル)
126: 無振り106族(レパルダス)、準速74族(ガマゲロゲ
125: 準速73族(カラマネロ
124: 最速61族(バンギラス)、無振り104族(ニャオニクス/マフォクシー)、準速72族(ペロリーム
123: 最速60族(ユキノオー/ニンフィア/ピクシー/ポリゴン2/ギルガルド/パッチール/ジバコイル/リオル/ブルンゲル)、準速71族(メガバンギラス/ガチゴラス
122: 準速70族(キノガッサ/ルンパッパ/キリキザン/メガラグラージ/メタグロス/ニョロトノ/カポエラー)、最速59族(ブロスター)、無振り102族(トリミアン)
121: 最速58族(ゴロンダ/アマルルガ/ズルズキン
120: 無振り100族(メガガルーラ/メガリザードン/サンダー/エンテイ)、準速68族(アズマオウ/バクオング/ゴーゴート/ガメノデス
117: 最速55族(カイリキー/ナッシー/シザリガー/ゴルーグ)、準速65族(サンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル
116: S全振り下降補正77族(噴火ヒードラン)、準速64族(ブリガロン
115: 無振り95族(ウインディ/パチリス/グライオン
113: 準速61族(バンギラス)、無振り93族(ブーバー)
112: 準速60族(ユキノオー/ギルガルド/ニンフィア/ジバコイル)、最速50族(メガタブンネ/ヤミラミ/タブンネ/メレシー/メガボスゴドラ/メガクチート/マリルリ/クチート
111: 準速59族(ブロスター)、無振り91族(ヤミカラス
110: 無振り90族(バリヤード/ガルーラ/ルカリオ
107: 準速55族(カイリキー/ナッシー/シザリガー/ゴルーグ
106: 無振り86族(FCロトム)、最速45族(メガデンリュウ/ゴローニャ/ガラガラ)
105: 無振り85族(カイロス/フリーザー/ヘラクロス/スイクン/クレセリア/チェリム
102: 無振り82族(トリミアン)、準速50族(メガタブンネ/ヤミラミ/タブンネ/メレシー/メガボスゴドラ/メガクチート/マリルリ/クチート
101: 無振り81族(メガギャラドス/ギャラドス/ミロカロス)、最速40族(ヌケニン/ドサイドン
100: 無振り80族(メガチルタリス/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/メガフシギバナ/フシギバナ/アーボック/カイリュー/サーナイト/チャーレム/シャンデラ/マンムー/フワライド/トゲキッス/バルジーナ/ヌメルゴン
98: 無振り78族(メガカメックス/ホルード/カメックス)、最遅104族(ニャオニクス)
97: 無振り77族(ヒードラン)、準速45族(メガデンリュウ/ゴローニャ/ガラガラ/オクタン/ローブシン
95: 無振り75族(ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
94: 最遅100族(メガガルーラ/メガリザードン/メガサーナイト/メガチャーレム
93: 無振り73族(カラマネロ
92: 無振り72族(ペロリーム)、準速40族(ヌケニン/ドサイドン
91: 無振り71族(メガバンギラス/ガチゴラス
90: 無振り70族(メガラグラージ/メタグロス/マタドガス/ニョロトノ/カポエラー/エアームド/ルンパッパ/キノガッサ/キリキザン)、最速30族(モロバレル
88: 無振り68族(アズマオウ/バクオング/ゴーゴート/ガメノデス
87: 無振り67族(ランターン
86: 最遅91族(ヤミカラス
85: 無振り65族(ハッサム/シャワーズ/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/ゴチルゼル)、最遅90族(バリヤード/ガルーラ/ルカリオ
84: 無振り64族(ブリガロン
83: 最速100族*0.5アームハンマー2回のメガガルーラ
81: 最遅85族(クレセリア/ヘラクロス/スイクン)、最遅86族(FCロトム)、無振り61族(バンギラス
80: 無振り60族(ギルガルド/ニンフィア/ピクシー/ラプラス/ポリゴン2/ラグラージ/ユキノオー/ジバコイル/リオル/ブルンゲル
79: 無振り59族(ブロスター
78: 無振り58族(ゴロンダ/アマルルガ/ズルズキン
76: 最遅80族(メガチルタリス/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/サーナイト/シャンデラ/トゲキッス/メガフシギバナ/フシギバナ/カイリュー/チャーレム/マンムー/バルジーナ)、無振り56族(オーロット
75: 無振り55族(デンリュウ/カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴルーグ/ゴチミル
74: 最遅78族(ホルード/メガカメックス/カメックス)、無振り54族(パンプジンLL)
73: 最遅77族(ヒードラン
72: 最遅75族(ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
70: 無振り50族(メガタブンネ/メガクチート/クチート/マリルリ/ラッキー/ヤミラミ/タブンネ/ベトベトン/ハリテヤマ/レジアイス/レジロック/レジスチル/メレシー/メガボスゴドラ/ボスゴドラ/ベロベルト)、最遅73族(カラマネロ
69: 最遅72族(ペロリーム
68: 最遅71族(メガバンギラス/ガチゴラス)、準速85族*0.5(麻痺したすいすいキングドラ
67: 最遅70族(メガラグラージ/カポエラー/ニョロトノ/メタグロス/キノガッサ/キリキザン)、無振り47族(カバルドン
65: 無振り45族(メガデンリュウ/プクリン/グランブル/ローブシン/ゴローニャ/ガラガラ/オクタン/ナゲキ)、最遅68族(アズマオウ/バクオング/ゴーゴート/ガメノデス
64: 無振り44族(ドラミドロ
63: 最遅65族(ゴチルゼル/シャワーズ/ハッサム/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/エンブオー
62: 最遅64族(ブリガロン
60: 無振り40族(ドサイドン/サイドン/トゲチック
59: 無振り39族(トリトドン)、最遅61族(バンギラス
58: 最遅60族(ギルガルド/ポリゴン2/ユキノオー/ブルンゲル/ニンフィア/ピクシー/ラプラス/ラグラージ/パッチール/リオル)
57: 最遅59族(ブロスター)、準速100族*0.375(麻痺したスカーフボーマンダ
56: 最遅58族(ズルズキン/ゴロンダ/アマルルガ
55: 無振り35族(ピッピ)
54: 最遅56族/55族(オーロット/デンリュウ/カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴルーグ/ゴチミル
53: 無振り33族(ソーナンス)、最遅54族(パンプジンLL
50: 無振り30族(メガユキノオー/ヤドキング/カビゴン/ランクルス/モロバレル/デスカーン
49: 最遅50族(メガタブンネ/メガクチート/クチート/ラッキー/マリルリ/ハリテヤマ/ヤミラミ/タブンネ/メレシー/メガボスゴドラ/ハピナス/レジアイス/レジロック/レジスチル/ベロベルト)、無振り29族(ムシャーナ/フレフワン
48: 無振り28族(クレベース
47: 最遅100族*0.5アームハンマー2回のメガガルーラ)、最遅48族(メタモン
46: 最遅47族(カバルドン)、最速61族/60族*0.375(麻痺したスカーフユキノオー/バンギラス
45: 最遅45族(ローブシン/ガラガラ/メガデンリュウ/プクリン/グランブル/ゴローニャ/オクタン/ナゲキ)
44: 最遅44族(ドラミドロ
41: 最速100族/98族*0.25(麻痺したメガリザードン/メガガルーラ/メガサーナイト/ボーマンダ/サザンドラ
40: 無振り20族(メガヤミラミ/メガバクーダ/ナットレイ/コータス/シュバルゴ)、最遅40族(ドサイドン/バクーダ/サイドン/トゲチック/ユキカブリ
39: 最遅39族(トリトドン
36: 最遅35族(ピッピ)
34: 最遅33族(ソーナンス
33: 最遅70族*0.5(鉄球ニョロトノ
31: 最遅30族(メガヤドラン/メガハガネール/モロバレル/メガユキノオー/ランクルス/ヤドラン/ハガネール/ヤドキング/カビゴン/ハガネール/デスカーン
30: 最遅29族(ムシャーナ/フレフワン
29: 最遅61族/60族*0.5(鉄球ギルガルド/バンギラス/ユキノオー)、最遅28族(クレベース
27: 最遅25族(サマヨール/ギガイアス
22: 最遅20族(メガヤミラミ/メガバクーダ/ナットレイ/シュバルゴ/コータス/プリン)
18: 最遅15族(タマゲタケ
15: 最遅30族*0.5(鉄球モロバレル/ヤドキング
9: 最遅5族(ツボツボ)
5-7: Lv1モンメン
5-6: Lv1ドーブル
4-5: Lv1ココドラ

【全国ダブル】コジョサナ

コジョンド とびひざげり いわなだれ ねこだまし ワイドガード きあいのタスキ
サーナイト ハイパーボイス サイコキネシス ふういん まもる サーナイトナイト
ウインディ フレアドライブ インファイト しんそく まもる いのちのたま
トリトドン だいちのちから だくりゅう こごえるかぜ まもる オボンのみ
サザンドラ りゅうせいぐん あくのはどう だいちのちから めざめるパワー氷 こだわりスカーフ
ボルトロス ワイルドボルト ばかぢから はたきおとす まもる たつじんのおび

第15回やまポケオフ第8回熊本オフで使用した構築。
前者では優勝し、後者ではベスト8に入ることができました。
また、ダブルレートでも何度か1ページ目に入ることができ、最高順位は5位でした。

コジョンドのメリットについて

サルサナと同じく、メガガルーラや鋼タイプをコジョンドで縛り、メガサーナイトを動きやすくするのがこのパーティのコンセプト。
ゴウカザルではなくコジョンドを使う理由は主に以下の2つです。

【1】威嚇が入った状態でもメガガルーラを縛れる。
コジョンドの特性"すてみ"により、飛び膝蹴りの威力は1.2倍に上がります。
この火力が最も活きる場面として、「威嚇で攻撃が1段階下がった状態」でもメガガルーラを縛れることが挙げられます。
攻撃ランク-1、すてみ飛び膝蹴りで181-120メガガルーラを乱数1発 (75%)
耐久に振ったメガガルーラは低乱数ですが、猫騙しのダメージやすてみタックルの反動と併せて確実に落とせます。

ゴウカザルの場合は威嚇を受けてしまうとメガガルーラを縛れなくなり、結果として相方のメガサーナイトメガガルーラに縛られた状態を解除できなくなることがありました。
そのため、ガルーラの横のポケモンが威嚇持ちに交代する可能性も考慮しなければならなかったですが、コジョンドの場合は威嚇を恐れずガルーラを安定して縛ることができます。

【2】ワイドガードを使える
サルサナの並びは、全体技への耐性が乏しく、終盤にスカーフ霊獣ランドロス地震で一掃されたり、ハイパーボイスニンフィアに力負けしたり、追い風やトリルからの噴火潮吹きで制圧される、といったことが多くありました。
テラキオンガブリアスから岩雪崩で怯みを狙われやすいのもメガサーナイトにとって厳しい問題でした。
コジョンドはワイドガードによってそれらを牽制できるため、全体技への耐性の少なさを補うことができます。

コジョンドのデメリットについて

以上のようなメリットを持ち、霊獣ランドロス+メガガルーラを軸としたスタンダードに強いコジョンドですが、デメリットも多くあります。
そうしたデメリットとそれをケアする方法について触れておきます。

【1】とびひざげりの反動
飛び膝蹴りは守るで防がれる、外すなどして失敗すると、反動として最大HPの半分を失います。
ほとんどのポケモンが守るを標準装備しているダブルバトルでは、リスキーな技と言われがちです。
ただ、以下の点を考慮して立ち回っていけば、強気に使っていくことが出来ます。

  • 飛び膝蹴りを最も撃つ対象であるメガガルーラは守るを持っていないことが多い。
  • 仮にガルーラの守るで防がれ反動ダメージを受けても、コジョンドのHPが半分残っていれば不意打ちでは縛られないため、メガガルーラを縛っている状況は維持できる。
  • コジョンド猫騙しを使うターンに守るを選択する相手は多く、相手が守るを使ってくれれば次のターンの守るは高確率で失敗するため、飛び膝蹴りを通しやすい。
  • ワイドガードも猫騙しと同じく様子見に適した技であり、例えばヒードランに対してはワイドガードを連発しておけば少なくとも熱風噴火を受ける危険はなく、相手が守るを使ったのを見て、次のターンに飛び膝蹴りを選択できる。
  • 相方のメガサーナイトは「ふういん」を持っており、守るを封印できる。
  • エンテイやルンパッパは突撃チョッキ持ちの可能性が高く、守るの所持率が低い。

二連守るや外しは知りません。

【2】対ギルガルドクチート
コジョンドゴウカザルと違って炎技を使えないため、ギルガルドクチートを対策できません。
この2匹の対策はパーティの他のポケモンに任せます。
取り巻きは4匹ともクチートギルガルドに対して強く、特にウインディトリトドンクチートアイアンヘッドに対しても後出しできます。
ボルトロスは負けん気によりギルガルドのキングシールド、クチートの威嚇にも強いです。

【3】対ゲンガーやスイクン
ガルーラの隣に来るポケモンには注意する必要があります。
ゴウカザルと違ってコジョンドは鬼火を受けてしまうためゲンガーに弱く、また凍える風や追い風による素早さ操作でメガガルーラを補助されてしまうと、コジョサナの並びはメガガルーラから両縛りを受けてしまうため対スイクンも苦しいです。
これらの相手に対してもパーティの取り巻きに頼ることになります。
ガルーラゲンガーやガルーラスイクンが先発に出されそうな場合はウインディ+トリトドンで応戦。
ガルーラゲンガーに対してはトリトドンの凍える風を通して素早さを下げればウインディで両縛りでき、対ガルーラスイクンではトリトドンの呼び水でスイクンを腐らせ、ウインディメガガルーラにタイマンを張って威嚇インファイトで倒すことにより優位に戦えます。

個別解説

コジョンド
とびひざげり、いわなだれ、ねこだまし、ワイドガード@きあいのタスキ/すてみ】
141-177-80-×-80-172 (H4,A252,S252) ようき

メガガルーラより速く猫騙しを使える格闘タイプ。
飛び膝蹴りもワイドガードも読みが必要な技ですが、成功した時の見返りは大きいです。
捨て身以外の特性として精神力があること、自身も猫騙しを使えることの2点から、コジョンドに対して相手が猫騙しを使ってくる可能性は低く、メガガルーラやルンパッパに初手から飛び膝蹴りを狙っていくこともできます。

サブウェポンには岩雪崩を持たせ、ファイアローリザードンにも対抗しやすくしています。
コジョンドの攻撃能力値は陽気ガブリアスとほぼ同じであるため、岩雪崩の威力もその程度と考えると分かりやすいです。
したがって、耐久に振っていないリザードン程度なら落とせます。
また、速いポケモンの岩雪崩ということで単純に怯みを狙えるのも優秀です。

ガルーラにおいて、ガルーラメガシンカ前特性が精神力の可能性があるため、猫騙しを使う場合は注意する必要があります。
サーナイトのトレースでガルーラの特性を調べることができれば、肝っ玉・早起きなら安心して猫騙しを撃てるし、精神力ガルーラなら猫騙し持ちの可能性が高い=守るを持ってない可能性が高い、と考えて飛び膝蹴りを撃ちにいけます。

防御面はかなり脆く、ボルトロスのフリーフォールなどでも縛られうるため、気合のタスキを持たせました。
鬼火や電磁波が飛んできやすいのでラムのみを持たせたり、モロバレル対策の防塵ゴーグルを装備することも検討できそうです。

メガサーナイト
ハイパーボイスサイコキネシス、ふういん、まもる@サーナイトナイト/トレース→フェアリースキン】
159-×-87-220-156-152 (H124,B12,C116,D4,S252) ひかえめ

メガシンカ前 159-×-87-176-136-132
H:16n-1
B:攻撃ランク-1のメガガルーラの親子愛すてみタックルを高乱数耐え(87.5%)
C:11n,221-101モロバレルサイコキネシスで確定1発

コジョンドメガガルーラや鋼タイプを縛りつつハイパーボイスを連打、ダメージ源となってもらいます。
鋼タイプを誘ってウインディトリトドンの活躍の場を作り、反対にウインディトリトドンの苦手なドラゴンタイプを対策できるため、パーティの中核となる存在です。

封印は主にニンフィアに対して使い、ハイパーボイスを封じるのが狙いです。
鋼タイプ不在のこのパーティではニンフィアを誘いやすいため、高確率で決めることができます。
特に拘り眼鏡ニンフィアハイパーボイスを止めることに成功すれば、相手はメガサーナイトの前で交代を選択しなければならなくなるため、凄まじいアドバンテージを得られます。

ついでに守るも封じることが可能。
相手の立ち回りを制限できるほか、コジョンドが飛び膝蹴りを撃ちやすくなります。
滅びパに対しては、滅びターン稼ぎの守るを封じることで逃げ切られることを阻止できます。
せっかく封印を使うならトリックルーム封じも狙いたいところですが、技スペースが足りませんでした。

封印はメガサーナイトミラーでも有効な技であり、ミラーで先手を取るためにも素早さは準速です。
この素早さにより、準速サザンドラも抜くことができます。
また、コジョンドボルトロスモロバレルに弱いことから、それをサイコキネシスで倒せるよう特攻に多く振りました。
この特攻があれば、味方のサザンドラトリトドンの大地の力のダメージとメガサーナイトのダブルダメージハイパーボイスのダメージを合わせて、157-116メガクチートをほぼ確実に落とせます。

ウインディ
フレアドライブインファイトしんそく、まもる@いのちのたま/いかく】
179-176-101-×-101-135 (H108,A236,B4,D4,S156) いじっぱり

H:10n-1
A:11n,珠インファイトで181-120メガガルーラを乱数1発 (75%)
S:最速70族抜き、凍える風1回で最速130族抜き

メガサーナイト軸パーティには欲しい威嚇枠。
炎枠として、フェアリー技・氷技・鬼火への耐性も担います。
サルサナにおいては炎タイプの被るゴウカザルとパーティに共存しにくかったですが、コジョンドサーナイトとなら共存しやすいです。

型はボルトガブのパーティで使ったものと同じで物理型。
フレアドライブによってニンフィアサーナイト、ゲンガーに強烈な打点を入れることができ、神速によってHP3割ほどの相手を縛っていくことができます。
威嚇とインファイトメガガルーラに殴り勝てるのも見逃せません。

トリトドン
【だいちのちから、だくりゅう、こごえるかぜ、まもる@オボンのみ/よびみず】
218-×-120-124-102-39 (H252,B252,C4) れいせい

C:メガサーナイトハイパーボイスのダメージと併せ、大地の力で157-116メガクチートを高乱数1発(99.22%)
ボルトロスや霊獣ランドロスギルガルドに刺さり、呼び水によって雨パーティやマリルリ・水ロトムスイクンの攻撃を牽制できる便利なポケモン
特にギルガルドより後手で行動できることから、ブレードフォルム状態のギルガルドを殴って倒すことを狙えます。

ただ、特攻と素早さの低いトリトドンメガガルーラなどの前で腐ってしまいがちです。
そのため、凍える風で味方の素早さ補助を行い、極力腐らないようにしていきます。
また、オボンを持たせて集中攻撃を耐えやすくし、凍える風を安定して使えるようにしました。
素早さはトリパのドサイドンを抜くために最遅としましたが、自身が凍える風の恩恵を受けにくいというデメリットもあるため他の数値を検討しても良さそうです。

ウインディとの横の相性は非常に良く、トリトドンの苦手なモロバレルなどはウインディが倒してくれ、
反対にウインディの苦手な水技を呼び水で吸い、ウインディの打点が通しづらい相手の炎タイプや霊獣ランドロスにはトリトドンで殴ることができます。
耐久力のあるトリトドンウインディの威嚇の恩恵も受けやすく、火力は高いものの素早さが低いウインディにとってトリトドンの凍える風は有効な補助になります。

サザンドラ
りゅうせいぐんあくのはどう、だいちのちから、めざめるパワー氷@こだわりスカーフ/ふゆう】
167-×-110-194-111-150 (C252,D4,S252) ひかえめ

ギルガルド対策や地面耐性が欲しかったことから採用。
スカーフとめざパ氷を持たせ、メガゲンガーやボルトランドにも強くしています。
悪の波動と大地の力でサーナイトの苦手な鋼タイプを見ることができ、サーナイトの封印でフェアリースキンハイパーボイスから守ってもらえるなど、サーナイトとはシナジーが強いです。

化身ボルトロス
ワイルドボルト、ばかぢから、はたきおとす、まもる@たつじんのおび/まけんき】
155-167-90-×-100-179 (H4,A252,S252) ようき

パーティに欲しかったゲンガーテラキオン以上の素早さ、水タイプ・メガリザードンYへの打点、電磁波・飛行技・地面技への耐性の3点を有することから、相性補完のために採用。
特殊型も考えましたがメガガルーラや霊獣ランドロスに刺さりやすい物理型が環境に合っていて使いやすいです。
コジョンドとも横の相性が良く、猫騙しとワイドガードの二段構えで霊獣ランドロスから守ってもらえます。
ウインディに命の珠を回しているため、達人の帯を持たせています。