【全国ダブル】バンギガブ


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス いわなだれ かみくだく けたぐり まもる ヨプのみ
ガブリアス じしん ドラゴンクロー いわなだれ まもる きあいのタスキ
クレセリア サイコショック こごえるかぜ めざめるパワー炎 まもる たつじんのおび
カットロトム 10まんボルト リーフストーム めざめるパワー炎 まもる くさのジュエル
ハッサム むしくい とんぼがえり ばかぢから つばめがえし こだわりスカーフ
ブルンゲル ハイドロポンプ シャドーボール おにび じこさいせい オボンのみ

第2回rouオフ、第9回MDCで使用したパーティです。
結果はそれぞれ準優勝と3位でした。

このパーティのコンセプトは、サザンドラシャンデラバンギラスなどといったクレセリアへの打点になるポケモンをバンギガブで潰すことで、クレセリアを長持ちさせること。
クレセリアを維持することによって砂パの天敵である格闘やランドロスガブリアスなどに圧力をかけると共に、凍える風で素早さのアドバンテージを取っていくことができます。
以上のようなコンセプトからクレセリアに守るを持たせていますが、今の環境では集中攻撃や手助けなどでクレセリアを素早く潰そうとする相手も多いので守る自体が刺さりやすいです。

クレセガブでは相手のクレセリアに、クレセバンギでは相手のメタグロスに打点を出せず苦しいので、取り巻きはその2匹の対策に力を入れています。
基本的にはクレセガブの並びになることが多いですね。
この組み合わせはガブヤンマパーティでも使いましたが、ガブリアスクレセリアも特定の相手1匹にいきなり縛られることがない点、二匹とも全体攻撃技を軸にしている点から扱いやすいです。

パーティ全体としては、トリパを偽装できたり、誰がスカーフを持っているか分かりにくかったり、普段守るを使うことがないポケモンが守るを持っていたりと初見殺し要素多めです。

バンギラス
実:201-161-130-×-120-124
努:204-52-0-0-0-252 ようき

砂ダメ1回+噛み砕く1回で155-101ラティオスが確定で落ちる
ガブリアスの砂隠れの発動、天候の妨害、クレセリアへの打点、シャンデラやサンダーの処理といった多くの仕事をこなします。
凍える風の恩恵を受けやすくするため、今回は準速ではなく最速にしました。
最近は準速バンギラス抜きでジュエルインファイトを仕掛けてくるカポエラーも多く見受けられるので、それに縛られないのも大きいです。
スカーフバンギにも準速ヨプバンギにも殴り合いで勝てるので対バンギラスも任せられます。

ガブリアス
実:184-182-115-×-105-169
努:4-252-0-0-0-252 ようき

砂がくれを能動的に活用するなら身代わり+食べ残しを使う型も考えられますが、スカーフバンギラスをはじめ警戒が必要な相手が多く動きづらいので襷を選びました。
ランドロスドリュウズほど砂の恩恵を受けませんが、裏を返せば砂への依存も少なく、襷を頼りに暴れてもらいます。

クレセリア
207-×-140-138-150-126
92-0-0-248-0-168 ひかえめ
(めざパ炎の個体)
最速バンギラス+2、HP16n-1
パーティの軸。3つの攻撃技でかなりの範囲を押さえられるため腐ることはほとんど無いです。
基本的には凍える風で素早さの補助を行っていきます。ガブリアスランドロスを効率良く処理できるのも砂パにとってありがたい点と言えます。
上記の通り、守るはコンセプト上必要なので眼鏡ではなく帯です。
守るを使った時点で相手は眼鏡めざ炎の警戒を解いてくれるため、それによってハッサムへの奇襲が決まりやすくなるというメリットも。
サイコショックではカポエラーを一撃で落とすことはできませんが、岩雪崩や砂ダメージの蓄積もあるので十分です。

カットロトム(◎0w0)◎
実:141-×-128-165-128-128
努:124-0-4-200-4-176 ひかえめ
(めざパ炎の個体)
特攻11n、素早さは最速バンギラス+4
耐久4振りのガブリアスリーフストームで確定1発

バンギガブクレセのいずれでも対処が難しい水タイプの処理が主になります。
バンギガブの電気枠はボルトロスが使われることが多いですが、カットロトムは地面、草方面にも強く、特に対トリトドンナットレイを任せられることから構築の負担を減らしやすいです。
パーティのドラゴン技の通りやすさ、そしてクレセリアの凍える風との兼ね合いから守るが欲しいので、拘り眼鏡ではなく草のジュエルに落ち着きました。

ハッサム
実:146-182-120-×-100-128
努:4-252-0-0-0-252 ようき

主な役割はクレセリアに打点を入れること…ですが、最近はめざパ炎のクレセリアが増えており安易に行動できないことが悩みになります。
そこで持たせたのが拘りスカーフ。蜻蛉返りでダメージを蓄積させつつめざパ炎から逃げられると美味しいです。
テラキオンやラティ、草ロトムも上から縛っていきます。
馬鹿力はズルズキンキリキザンドリュウズ、スカーフバンギラスなどが仮想的。
燕返しはウルガモスメガヤンマゴウカザル他格闘に対して使っていきます。
アイアンヘッドは虫食い馬鹿力と攻撃範囲が重複するので必要ないと思いました。
耐久に努力値を振ってないので鋼枠としての役割には限度がありますが、このパーティにはバンギラスもいるのでその点は補ってもらえます。

ブルンゲル
実:207-×-100-128-137-58
努:252-0-76-180-0-0 なまいき

ラティオスのジュエル流星群+2段階下がった流星群をオボン込みで確定耐え、臆病眼鏡サザンドラの悪の波動を最高乱数以外で耐える。
ハイドロポンプで177-100ハッサムを乱数2発 (98.4%)、167-110シャンデラを乱数1発 (75%)
187メタグロスの思念の頭突きを確定で2発耐え

このパーティで一貫しやすい炎、水、氷、虫、格闘技からの逃げ道になります。
特に虫技の一貫性は無視できないことからヤドキングではなくこちらを選んだ形ですね。
対トリパを任せたいので最遅。
威張るで火力を上げたメタグロスハッサムに対して、熱湯で悠長に火傷を狙う暇は無いので鬼火とハイドロポンプを採用しています。
カポエラーにおいても、初見の相手はブルンゲルのスカーフ型を警戒して不意打ちを使ってくる場合が多く、うまい具合に鬼火が決まりやすいです。
持ち物は当初は食べ残しでしたが、スカーフでないことが早々にばれてしまうのが痛かったのでオボンにしました。