【PJCS2026 ライブ大会88位】オオカメキリン【MAダブル】

実績

・バルドル
グローバルチャレンジ489位(通過)
PJCS予選87位(通過)
シーズンM-1 最終49位(チャンピオン級)
PJCSライブ大会88位
シーズンM-2 最終24位(チャンピオン級)

私だけでなく、Youtubeメンバーシップ「なみメン」限定のコーチングで指導させて頂いたぶんばさん、もすかてるさんも、見事に本構築を使いこなして最高の成果を出してくれました!

・ぶんばさん
グローバルチャレンジ718位(通過)
PJCS予選64位(通過)
シーズンM-1 最終305位
PJCSライブ大会89位
シーズンM-2 最終244位(チャンピオン級)

・もすかてるさん
グローバルチャレンジ95位(通過)

概要

メガカメックスの強み

メガカメックスを主砲に据えた構築。私にとってカメックスは、12年前に初めてPJCS予選を突破した際にも共に戦った思い入れの深いポケモンです。
barudoru.hatenablog.com

単に愛着があるだけではなく、現在の環境においても以下の3つの明確な利点があります。

1. 「しおふき」による制圧力とそれを補佐するリキキリン

カメックスの代名詞とも言える潮吹きの打点は、「素早さ操作」と「先制技対策」の2つを整え相手から反撃を受けない状況を作り出せば、C205からの威力150全体攻撃という凄まじい打点を押し付けられます。2014年当時は追い風+ファストガードのファイアローでその補助を行っていましたが、現在は特性で先制技を封じながらトリックルームを展開できるリキキリンが登場しているためよりスマートな展開ができます。

2. 「からをやぶる」という選択肢による圧力

現代のカメックスは、過去にはなかった「からをやぶる」という強力な積み技を手に入れています。特にオオニューラやヤバソチャと組んで殻を破る形は有名なので、これらのポケモンを構築に入れておくと相手はカメキリンのトリル対策だけでなく殻を破る対策にもリソースを割かなければならなくなります。強力な択の押し付けで相手の選出や立ち回りに歪みを生じさせられます。

3. 技範囲の補完性能と現環境への刺さり

特性「メガランチャー」によって強化される波動系の技が、現環境のトップメタに対して非常に有効です。

  • はどうだん: リキキリンの天敵であるドドゲザンやブリジュラス等への安定した打点。
  • あくのはどう: イダイトウをはじめとするゴーストタイプへの有効打。

防御面でも環境に強い電気タイプや草タイプが少ないことから倒されにくく、メガシンカ枠として非常に頼もしいポケモンです。

カメキリンの課題と対策

現環境においてカメキリンは2つの課題を抱えています。

1,特防の高い相手との打ち合い

フラエッテ、リザードン、サーナイトら特防の高いメガシンカポケモンに潮吹きでは打ち勝てません。リザードンはキリンの雨乞いからの潮吹き、フェアリータイプは味方のドドゲザンのアイアンヘッドで対処できますが、トリックルームの成功が大前提になるため、猫トリルを妨害されたり、カメキリンの両方に負担をかけられるような選出を相手がしてくると厳しくなります。

2,トリルターン凌ぎ

拘りハチマキやメガネやチョッキがなく、ウーラオスもいないのでだいたいのポケモンは守るを持っています。これによってトリルターンを稼がれ、トリルが切れたところで捲られてしまうことがよくあります。

この2つの問題を解決するため、「初手からトリルするのではなく、先発オオニューラ+リキキリンでまず削りを入れ、頃合いを見てトリルを仕掛ける」という方針にしました。


オオニューラは岩雪崩を持たせて3ウエポンとしており、リザードン、フラエッテらに対するカウンターに最も適しています。リザもエッテも耐久調整で物理耐久を固くしてオオニューラの攻撃を耐えるものが多いですが、リキキリンの手助けを絡めることでそれらの調整をかいくぐってワンパンを狙えます。相手目線ではトリックルームのイメージが強いリキキリンに対して守るを選ぶのは難しく、この奇襲は決まりやすく強力でした。

オオニューラによって相手のポケモンが消耗した状態でトリルすることに成功すれば、相手はサイクルや守るでトリルターンを逃げ切るのが困難になります。この戦術は剣盾で使用した「エースバーン+トリル」と同じコンセプトです。
barudoru.hatenablog.com

他にもトリルターン凌ぎへの回答をいくつか用意しています。

・ニ度目のトリルを狙う
リキキリンに加えてヤバソチャも選出しニ度目のトリルも見据えて立ち回る方法です。ヤバソチャで自身と味方を回復させることによってカメックスの潮吹きの火力維持やニ度目のトリルの準備ができます。

・トリル中に能力強化
本命はこっち。ブリジュラスのエレクトロビーム、ドドゲザンの剣の舞をチャージしておき、トリル終了後でも力負けしない体制を整えておきます。後者はトリル中の守るを読んで舞うのが理想的⚔️

ブリジュラスはリキキリンのあまごいからエレクトロビームにつなぐことができます。守られても特攻アップするので撃ち得です。

ドドゲザンはカメキリンよりもさらに遅く、相手のドドゲザンやニンフィアをトリル中に縛れるのも優秀。不意打ち・剣舞と択を発生させますが、強力な先制技で相手を縛りながらニ度目のトリルにつなげるのが安定行動になることも多く使いやすいです。


個別解説

■能力値(努力値 性格)と技・持ち物・特性
※能力値はHP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順
 努力値はH→HP、A→攻撃、B→防御、C→特攻、D→特防、S→素早さ 未記載は無振り

カメックス

メガ後:186-123-141-205-135-89(H32,B1,C32,S1 れいせい)
メガ前:186-103-121-150-125-89(H32,B1,C32,S1 れいせい)
【しおふき、はどうだん、あくのはどう、ねこだまし@カメックスナイト/あめうけざら→メガランチャー】

S:最遅カメックス・イダイトウ+1、最遅ヤバソチャ-1

メインで打点を稼ぐ主砲からトリックルームの補助まで手広くこなす、構築の中心となるメガ枠です。

<技について>
コンセプトの「しおふき」は必須。雨乞いによる強化、おもてなし・生命の雫による回復など味方のサポートの恩恵を受けやすい技です。水の波動を持たせていた時期もありましたが技スペース問題で諦めることに。

「メガランチャー」のおかげで波動技もタイプ一致技に準ずる威力で扱うことができ、特に悪+格闘の攻撃範囲が幅広くメジャーな弱点を押さえられるため強力です。「あくのはどう」はイダイトウ♂とヤバソチャへの打点が主です。メガゲンガーやメガユキメノコをワンパンする火力があり、リキキリンに対してもダメージが大きいので、猫騙し無効ポケモン全般をマークできます。「はどうだん」はドドゲザンとブリジュラスを倒すための技。中堅どころではサザンドラやヒスイダイケンキを倒すことができ、悪に弱いリキキリンと噛み合う技です。

守るは持たせず、「ねこだまし」で相手を止めることで自身やリキキリンを守ります。相手の猫騙しをテイルアーマーで防ぎつつ自分だけ猫騙しでき、隠密マントがない環境で確実に通るので非常に使いやすいです。

<性格・努力値配分について>
トリル中での活動を意識して「れいせい」にしました。無振りヤバソチャよりも遅いためその下をとって悪の波動で倒しにいけるのが特にメリットとして大きいと思っています。たまにガオガエンやギルガルドの下も取れます。1ポイントだけは振ってカメックスミラーに強くしています。

<メガシンカ前の特性について>
技構成の都合上激流が役に立つことはないため「あめうけざら」にしました。天候を雨にしながら受け出しすると受け出しの際のダメージをリカバーできることがあります。

リキキリン

212-×-132-130-109-72(H17,B30,D19, のんき)
【サイコキネシス、てだすけ、あまごい、トリックルーム@オボンのみ/テイルアーマー】

HB:ドドゲザン(A205)のくろいメガネ+ドゲザンを最高乱数以外耐え
HD:メガリザードンY(C232)の晴れウェザーボールを最高乱数以外耐え

トリックルーム役。カメックスを筆頭に全員のサポートを行います。ガラルヤドキングら他のトリックルーマーと比べてギルガルドやイダイトウのゴースト技無効化がとても魅力的。特性のおかげでエルフーンやヤミラミの小技も面倒でなくなるので立ち回りの択を減らすのに大いに貢献してくれます。

<技について>
タイプ一致技は「サイコキネシス」を選択。フシギバナやオオニューラを倒すために必要なエスパー技です。ツインビーム、サイコショック、サイコファング、サイコノイズなど他にも魅力的な選択肢があるものの「一旦相手を削ってトリルする」という戦術との親和性を考えて威力の最も高いものを選びました。クレセリアやヤレユータンのようなイメージを持たれるポケモンですが、特攻はしっかり高いので放置できない打点を出していけます。

「トリックルーム」はこの構築のメインのS操作手段。特性の「テイルアーマー」で猫騙しやいたずら心+挑発で妨害されずにトリルできる&トリル中に先制技で素早さ関係無視されるのを防げるのがとても噛み合っています。

「てだすけ」は非トリル下ではオオニューラを、トリル下ではメガカメックスの火力を補助するのに便利。パーティ全体の命中率の高さと噛み合っています。

「あまごい」はメガカメックスの潮吹きの打点上げとブリジュラスにエレクトロビームを撃たせるために必要です。もちろんリザードン対策にもなる技ですがウェザーボールには注意。

サイドチェンジがほしい場面もありますがカメックス同様技スペースがカツカツすぎて持たせられませんでした。

<性格・持ち物について>
このルールにおいて考えられうる物理・特殊の最大打点を耐えられるように配分しました。ほぼ全ての攻撃でワンパンがないので半減実も必要なく、持ち物「オボンのみ」で場持ちを良くしています。「まずはオオニューラで荒らしてからトリル」というコンセプト上、キリンの場持ちを助けるアイテムは欠かせません。

ちなみにワンパンがありうるのは虫タイプであるバサギリの切れ味シザークロスメガヘラクロスのスキルリンクミサイルばりメガバンギラスのはたき落とすなのでこの3匹は猫騙しで止めるのが必須です。

ヤバソチャ

177-×-138-141-135-81(H31,B12,D23, なまいき)
【シャカシャカほう、いかりのこな、いのちのしずく、トリックルーム@カシブのみ/おもてなし】

HB:イダイトウ♂(A180)のてきおうりょく+おはかまいり(威力150)をカシブのみ込みで確定耐え
HD:ペリッパー(C161)のぼうふうを確定耐え

回復と攻撃吸い取りの両方ができるサポーターで、カメックス、ブリジュラスとの相性に優れます。選出率はそれほど高くないものの、交代で回復する択を相手に押し付けられることや、積み技をコンセプトとした構築と誤認識させられる効果があるため選出しなくても活躍してくれている節があります。

<技・特性について>
攻撃技は専用技「シャカシャカほう」のみ。潮吹きの通りが悪い水タイプへの打点とします。無視できない確率で火傷効果を期待できるのも物理環境においてはかなり便利。

特性「おもてなし」、技「いのちのしずく」で味方のHPを1/4回復させることができ、場にいても後発にいても回復ができるためメガカメックスの潮吹きの威力維持やブリジュラスの場持ちを助けるのにとても役立ちます。特におもてなしによる交代からの回復は相手のダメージ計算を狂わせたり、逆に相手の深読みを誘ったりと立ち回りに与える影響が大きくとても強いと感じます。

「いかりのこな」による攻撃引きつけはヤバソチャの電気格闘地面への耐性も相まってこれもカメックスやブリジュラスの補佐に適した技。構築に他に粉・指を使えるポケモンがいないのでどうしても相手の攻撃を吸い取りたい時は先発を任せることもあります。

「トリックルーム」はメインはリキキリンで使うものですが、味方のトリル依存の強さを踏まえこのポケモンにも持たせています。

<持ち物、努力値について>
このポケモンは後発向きですが同じく後発向きなポケモンとして環境ではイダイトウ♂の使用率が高く、お墓参りでワンパンされると苦しいので「カシブのみ」を持たせ耐久調整も施すことでそれを耐えられるようにしました。

オオニューラ

157-200-80-×-100-172(H2,A32,S32 いじっぱり)
【インファイト、どくづき、いわなだれ、ねこだまし@きあいのタスキ/どくしゅ】

キリンを見て先発にやってきたリザードン、フラエッテ、ニンフィア、ドドゲザンなどを返り討ちにします。猫トリルの天敵アマージョや構築単位で重いメガメガニウムに強いのも優秀。カメックスとの並びを選出画面で見せることで相手に猫からやぶ戦術を意識させる効果も狙っています。

<技・持ち物について>
毒技は「どくづき」。専用技のフェイタルクローを選ばなかった理由としては麻痺状態がトリル下においてデメリットに働くからです。今作は痺れ確率が1/8に弱体化しており、痺れワンチャンもほとんど狙えないので、それよりは毒状態の方がマシです。唯一眠りがなくなるのは痛いですが、眠り引いたおかげで勝った試合もなかったので、上振れ(眠り)を狙うより下振れ(麻痺)を引かないことの方を重視しました。

格闘技は文句なしに扱いやすい「インファイト」。反動で耐久は落ちますが「きあいのタスキ」で補います。

「ねこだまし」も擬似的に相手を縛れるため便利な技で、余裕があればリザードンやフラエッテやドドゲザンに撃っておくことでそれらの耐久調整を崩せることも。トリックルームの補助や自分ではったトリルの時間を稼ぐような使い方もあります。

「いわなだれ」はリザードンがターゲットであり、特に耐久調整したリザードンは「雪崩撃たれても大丈夫」と突っ張ってくることが多いので手助けも絡めて雪崩するとほぼ落ちてくれます。唯一の全体技として怒りの粉を無視したり、怯み狙いでお世話になることもあります。

守るを切ることになりましたが、リキキリンが先制技を無効にしてくれるおかげで必要だと思えるような場面はさほどありませんでした。

<持ち物・特性について>
軽業が有名なポケモンですが、今回の構築はトリパなので素早さアップに意味はあまりなく、「どくしゅ」を選びました。打点が少し伸びるし猫騙しを撃った時に発動するとアドバンテージが大きいです。

ドドゲザン

207-204-143-×-105-63(H32,A31,B3, ゆうかん)
【ふいうち、アイアンヘッド、けたぐり、つるぎのまい@ヨプのみ/そうだいしょう】

A:総大将(+2)と剣の舞込みでリザードン(H168-B117)を不意打ちで高乱数一発(87.5%)
HB:ヨプのみ込みでオオニューラ(A182)のインファイトを確定耐え

トリル中は遅さを活かしてアタッカーとなりトリル後も先制技の強さで相手に圧をかけ続けます。

<技・努力値について>
タイプ一致技は「アイアンヘッド」「ふいうち」の組み合わせ。アイアンヘッドはフラエッテやニンフィアを倒すために必要で、不意打ちはトリックルーム後やトリル展開できなかった場合でも動くために必須の先制技です。

トリパである以上は相手のドドゲザンを呼びやすいので「けたぐり」も必要な技。勇敢なのでドドゲザンミラーではほぼ先に撃てる安心感があります。

「つるぎのまい」は、相手のトリル凌ぎ守るや交代を読んで使い、トリックルーム後も相手を縛り続ける体制を作れる強力な技。

<特性について>
負けん気も強い特性ですがこのパーティは威嚇に悩まされることがあまりないので、少しでも打点を伸ばして逆転力を高めるための「そうだいしょう」を選びました。剣の舞と相まって不意打ちの打点がどこまでも伸びます。

ブリジュラス

197-×-150-192-89-94(H32,C30,D4 れいせい)
【りゅうせいぐん、ラスターカノン、エレクトロビーム、まもる@たべのこし/じきゅうりょく】

HB:オオニューラ(A182)のインファイトを最高乱数以外耐え、イダイトウ♂(A164)のおはかまいり(+3)を確定耐え
C:+1エレクトロビームでミロカロス(H202-D145)を高乱数一発(81.2%)、+1りゅうせいぐんでブリジュラス(H197-D110)を高乱数一発(81.2%)

相性補完に便利な鋼+ドラゴンでありながら水タイプへの打点も出してくれるのが偉いポケモン。対雨要員として重要で、カメックスが倒れた後の雨エースを引き継いでくれたりもします。

<技について>
味方か相手が降らした雨に便乗して「エレクトロビーム」により特攻をガンガン上げていきます。守られても特攻は上がるのでトリルターンと雨ターンの両方を稼ぐ動きも咎めやすいです。潮吹きの通りが悪いミロカロスやギャラドスに対する貴重な打点となります。

ドラゴン技は「りゅうせいぐん」。龍の波動と比べ特攻が下がるデメリットはあるものの、ガブリアスやメガカイリューを倒しきれるメリットの方が大きいとみて採用。ブリジュラスミラーでも手助けかエレクトロビームの特攻アップを絡めればワンパンが狙えます(HD全振りのブリジュラスに対して約50%)。

鋼技は「ラスターカノン」。こちらもてってい光線という威力上位の技がありますが全技がデメリット技だと流石に扱いにくいので安定のラスカに。

<特性・持ち物について>
「じきゅうりょく」「たべのこし」で文字通り場持ちしやすくしています。猫騙しを誘いにくい構築なので「交代からの持久力で防御アップ」の場面はそこまで多くありませんがそれでもあって損はない特性です。ヤバソチャも加わることでさらに場持ちを助けます。

<努力値について>
控えめか冷静かで迷いましたがトリル下のミロカロスやメガメガニウムに先に動かれるのが厳しいことがあったので冷静を選びました。


主な選出

トリル選出

先発:カメックス+リキキリン 後発:ドドゲザン,ヤバソチャ,ブリジュラスからニ匹

猫トリルからスタートし、雨潮吹きでダメージを稼ぎます。カメックスがダメージを受けて潮吹きの威力維持が困難になっている場合、ヤバソチャで回復して潮吹きの威力を維持するか、ブリジュラスにアタッカーを引きつぎます。ドドゲザンの剣舞をどこかで使えるとトリルターンが切れた後も制圧力を維持できます。

後発については、基本的にはドドゲザンを出すことになります。カメックスでは対抗が難しいニンフィアの処理やトリル終了後のイダイトウへの対抗策としてとても優秀です。

残り1匹は雨パのように電気技やドラゴン技の通りが良さそうならブリジュラスで、カメックスが刺さっており回復で支えたい場合やトリル役をキリンだけに任せるのが不安な場合(ユキメノコイダイトウで集中ワンパンを狙ってきそうな相手など)はヤバソチャを選ぶことが多いです。

オオニューラ露払い型

先発:オオニューラ+リキキリン 後発:カメックス+ドドゲザンorブリジュラス

リザードン、フラエッテ、サーナイトといった特攻・特防の高いメガシンカポケモンをオオニューラで迎え撃つ出し方。これらのポケモンはオオニューラを意識した耐久調整をしていることが多いので手助けも絡めて攻撃できると倒せる見込みがより高くなります。それらのエースを倒したりダメージを乗せて露払いした後、頃合いを見てトリックルームを展開しトリルエースにつなげるようにしたいです。

他にもカメックスだと出し負けそうな相手(アマージョ、メガメガニウム、スコヴィラン、ニンフィア等)が多く見える場合にもこの選出をすることにしており、結果として基本選出よりも出す機会が多くなっています。

オオニューラとキリン自体の相性も良く、キリンのテイルアーマーで相手側の猫騙しや先制技は無効化できているのでオオニューラのタスキを温存しつつ手助けでフルに火力を発揮できます。ガブリアスの鮫肌でタスキが削れることもありますが、それを利用して「オオニューラを退場させながらトリル」という流れに持っていくのも有効です。

カメニューラ偽装型

先発:オオニューラ+カメックス 後発:ドドゲザン+リキキリンorヤバソチャ

オオニューラ+カメックスを偽装した出し方。相手は殻を破るを全力警戒する必要があります。

主にトリパミラーで相手のリキキリン+αを倒しにいく出し方ですが、イッカネズミ+フラエッテ(サーナイト)に対しても有効です。殻を破るを警戒させて相手に両動かしを強要し、猫フェイタルでフラエッテを削り、さらに次のターン全体技の岩雪崩でこの指とまれを無視しながらフラエッテを倒すことができます。イッカネズミの選択が殻を破る対策の挑発であれば取れるアドバンテージは大きいです。

PJCS振り返り

6/6(土)に行われたPJCSライブ大会に出場。結果は3-4と負け越してしまい、世界権利獲得はできませんでした。
一戦目:リザードンフラエッテ 負け
ニ戦目:フラエッテカイリュー 勝ち
三戦目:フラエッテカイリュー 負け
四戦目:リザードンカイリュー 負け
五戦目:リザードンカイリュー 勝ち
六戦目:フラエッテ 負け
七戦目:マフォクシーフラエッテ 勝ち

マッチングはフラエッテ・リザードン・カイリューに大きく偏っていたため、全試合を通して以下の選出で一貫して戦い抜きました。

先発: オオニューラ + リキキリン
後発: ドドゲザン + カメックス

この選出はトリックルームを使うタイミングが肝ですが、やはり全国大会クラスの相手は非常に手強く、スイッチトリルのカウンターが上手な相手ばかりでした。特に印象的だったのが初戦、ニ戦目と連続で「イダイトウ+ガブリアス」の先発を出されていることです。ランクバトルやインターネット予選では一度も出されたことのない先発でオオニューラで圧力がかかりません。インファイトでガブリアスの鮫肌をもらいながらオオニューラを退場させつつトリルすることを試みたもののリキキリンが雪崩で怯んだり、オオニューラを生かされたりで理想的な形のトリルが決まらない。他の試合も似たようにこちらのトリルを上手にマークされていて流石に全国大会のレベルだと感じました。

スイッチトリルのギミックは強力である反面、「プレイングの上手い強者ほど、カウンターの選択肢やいなし方が洗練されている」という脆さがあります。多種多様な構築とマッチングするランクバトルやインターネット予選のような環境では無双できたものの、一発勝負の全国大会で世界権利やその先の日本一を目指すとなると、強者のプレイングに依存してしまうこの戦術では、もうひとつ届かなかったのだと思います。

対戦動画

PJCS2026予選(オンライン大会)

メンバー限定で公開しています。
この構築の強みが活きた試合が非常に多く、見応えがありますのでぜひ!
youtu.be

生放送のアーカイブ

構築記事公開後に放送🏄️
www.youtube.com

ランクマ最終日にメンバー限定で放送🏄️
100位→22位まで順位を上げました。
www.youtube.com

この構築で同じく結果を出したぶんばさんも放送されています!
https://www.youtube.com/live/7zm34I16Vkk?si=IBwGIlNx1zUYpqC0
https://www.youtube.com/live/UgVs9YtNT54?si=XGPN8uo1lKWvj9mn