【剣盾】素早さ早見表 ダブルバトル/シリーズ7・9

ポケモンソード・シールドシリーズ7(シリーズ9)環境ダブルバトル向けの素早さ早見表です。

その素早さで見かけることが多いと予想されるダブルのメジャーポケモン太字で強調しています。その中でも特に重要で調整の標的にもしやすいものはアイコン付きにしています。逆にその素早さで使われる可能性が低いと思われるマイナーなものや一部を除く進化前については載せていません。環境をみて随時更新していく予定です。

シリーズ1~5版はこちら
使用率上位禁止ルールであるシリーズ6版はこちら

432 最速145族*2(軽業アギルダー
415 最速200族*1.5(スカーフレジエレキ)
412 最速136族*2(すいすいカマスジョー)
394 準速145族*2(軽業アギルダー
378 準速200族*1.5(スカーフレジエレキ)
最速120族*2(軽業ジュカイン
376 準速136族*2(すいすいカマスジョー)
374 最速118族*2(軽業ルチャブル
368 最速113族*2(追い風中のエルフーン
360 最速30族*4蒸気機関セキタンザン)
最速112族*2(砂かきルガルガン昼)
358 最速111族*2(追い風中のトルネロス化身)
356 最速110族*2(サーフテールアローラライチュウ
349 最速160族*1.5(加速1回込みのテッカニン
346 最速106族*2(軽業レパルダス
344 準速120族*2(軽業ジュカイン
340 準速118族*2(軽業ルチャブル
328 準速30族*4蒸気機関セキタンザン
準速112族*2(砂かきルガルガン昼)
324 準速110族*2(サーフテールアローラライチュウ
319 最速142族*1.5(スカーフor龍の舞1回込みorダイジェット1回込みのドラパルト
316 準速106族*2(軽業レパルダス
308 最速88族*2すなかきドリュウズ
304 最速87族*2(軽業サワムラー)
300 最速85族*2すいすいキングドラ/ゴルダック/ハリーセン
最速130族*1.5(スカーフカプ・コケコ、早足サンダース)
292 最速126族*1.5(ダイジェット1回込みのファイアロー
291 最速125族*1.5(スカーフマニューラ
準速142族*1.5(スカーフor龍の舞1回込みorダイジェット1回込みのドラパルト)
290 最速80族*2葉緑素フシギバナ/ダーテング、すいすいカブトプス、軽業フワライド、砂かきムーランド
286 最速78族*2(からをやぶる一回込みのカメックス
285 最速121族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのアーゴヨン
283 最速120族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのインテレオン)
282 最速119族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのエースバーン)
280 準速88族*2すなかきドリュウズ
最速118族*1.5(ダイジェット1回込みのルチャブル
278 最速75族*2すなかきパッチラゴン/ウオノラゴン
準速87族*2(軽業サワムラー
277 最速200族(f:id:barudoru:20201024004130p:plainレジエレキ
276 最速74族*2(すいすいガマゲロゲ/カジリガメ)
274 準速85族*2すいすいキングドラ/ゴルダック/ハリーセン
最速115族*1.5(スカーフニューラ/ライコウ/アグノム
272 最速72族*2(軽業ペロリーム
270 最速112族*1.5(加速1回込みのペンドラー
268 最速70族*2すいすいルンパッパ/ニョロボン/マンタイン、くだけるよろいorからをやぶる1回込みのポットデス、からをやぶる1回込みのパルシェン
最速111族*1.5ダイジェット1回込みのボルトロス化身/トルネロス化身)
267 最速110族*1.5(スカーフゲンガー/ラティアス/ラティオス/アーケオス、ダイジェット1回込みのアーケオス
265 最速109族*1.5(スカーフアローラキュウコン/カミツルギ、ダイジェット1回込みのカミツルギ
264 準速80族*2葉緑素フシギバナ/ダーテング、すいすいカブトプス、軽業フワライド、砂かきムーランド
最速108族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのコバルオン/テラキオン/ビリジオン
261 最速107族*1.5(スカーフズガドーン
260 準速78族*2(からをやぶる一回込みのカメックス
259 準速121族*1.5(スカーフアーゴヨン、ダイジェット1回込みのアーゴヨン
258 準速120族*1.5(スカーフインテレオン)
256 最速65族*2(砂かきサンドパン/アローラサンドパン
準速119族*1.5(スカーフエースバーン)
255 最速103族*1.5(スカーフウツロイド
254 準速75族*2すなかきパッチラゴン/ウオノラゴン
252 最速101族*1.5(スカーフボルトロス霊獣/ランドロス化身)
準速200族(f:id:barudoru:20201024004130p:plainレジエレキ
準速74族*2(すいすいガマゲロゲ/カジリガメ)
250 最速100族*1.5(スカーフリザードン/キュウコン/サンダー/ガラルサンダー/ウルガモスダイジェット1回込みのリザードン/サンダー/ガラルサンダー/ボーマンダ/ウルガモス、蝶の舞1回込みのウルガモス
248 準速72族*2(軽業ペロリーム
247 最速98族*1.5(スカーフサザンドラ
246 準速112族*1.5(加速1回込みのペンドラー
244 準速70族*2(すいすいルンパッパ/ニョロボン/マンタイン、くだけるよろい1回orからをやぶる1回込みのポットデス、からをやぶる1回込みのパルシェン
最速97族*1.5スカーフウーラオス、オーラぐるま1回込みのモルペコ)
準速111族*1.5(ダイジェット1回込みのトルネロス化身/ボルトロス化身)
243 準速110族*1.5(スカーフゲンガー/ラティアス/ラティオス/アーケオス、ダイジェット1回込みのアーケオス
241 最速95族*1.5スカーフガラルヒヒダルマ/カプ・テテフ/イエッサン♂/ガラルフリーザー/ヒヒダルマ、加速1回込みのサメハダー、ダイジェット1回込みのガラルフリーザー)
準速109族*1.5(スカーフアローラキュウコン/カミツルギ、ダイジェット1回込みのカミツルギ
240 準速108族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのコバルオン/テラキオン/ビリジオン
238 準速107族*1.5(スカーフズガドーン
235 最速91族*1.5スカーフランドロス霊獣、ダイジェット1回込みのランドロス霊獣
234 最速90族*1.5(スカーフファイヤー/ガラルファイヤー/ルカリオ/ポリゴンZ、ダイジェット1回込みのファイヤー/ガラルファイヤー)
最速55族*2葉緑素ナッシー、すいすいオムスター/ジーランス、ゆきかきパッチルドン/ウオチルドン)
準速65族*2(砂かきサンドパン/アローラサンドパン
233 最速160族(テッカニン
231 最速88族*1.5(スカーフドリュウズ
230 準速101族*1.5(スカーフボルトロス霊獣/ランドロス化身)
228 準速100族*1.5(スカーフリザードン/キュウコン/サンダー/ガラルサンダー/ウルガモス、ダイジェット1回込みのリザードン/サンダー/ガラルサンダー/ボーマンダ/ウルガモス、蝶の舞1回込みのウルガモス
226 最速86族*1.5(スカーフFCロトム
225 最速85族*1.5スカーフカプ・レヒレ/ニドキング/カイロス/スイクン/エムリット/クレセリア/ダゲキ/ゴリランダー、ソウルビート1回込みのジャラランガ、ダイジェット1回込みのキングドラ
準速98族*1.5(スカーフサザンドラ/バスラオ
224 最速50族*2葉緑素ラフレシア/キレイハナ、すいすいorゆきかきツンベアー
223 最速151族(フェローチェ
準速97族*1.5スカーフウーラオス、スカーフor龍の舞1回込みのオノノクス、オーラぐるま1回込みのモルペコ)
220 準速95族*1.5スカーフガラルヒヒダルマ/カプ・テテフ/イエッサン♂/ガラルフリーザー/ヒヒダルマ、加速1回込みのサメハダー
無振り200族(レジエレキ)
219 最速81族*1.5(龍の舞orダイジェット1回込みのギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
217 最速80族*1.5(スカーフサーナイト/マンムー/トゲキッス/シャンデラ/ウォーグル/レジドラゴ、ダイジェット1回込みのカイリュー/トゲキッス/ウォーグル、加速1回込みのバシャーモ
216 最速145族(アギルダー
最速79族*1.5スカーフバイバニラ/マッシブーン
214 準速55族*2葉緑素ナッシー、すいすいオムスター/ジーランス、ゆきかきパッチルドン/ウオチルドン)
準速91族*1.5スカーフランドロス霊獣
最速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
213 最速142族(f:id:barudoru:20191117015149p:plainドラパルト
準速90族*1.5(スカーフファイヤー/ガラルファイヤー/ルカリオ/ポリゴンZ
212 準速160族(テッカニン
最速45族*2(すいすいアーマルド、からをやぶる1回込みのイワパレス
210 準速88族*1.5(スカーフドリュウズ
208 最速75族*1.5スカーフウオノラゴン/カプ・ブルル/ストリンダー/パッチラゴン)
207 準速86族*1.5(スカーフFCロトム
206 最速136族(カマスジョー)
205 最速135族(ダルマモード状態のガラルヒヒダルマ
準速85族*1.5(スカーフニドキング/カイロス/スイクン/エムリット/クレセリア/ダゲキ/カプ・レヒレ/ゴリランダー、ソウルビート1回込みのジャラランガ、ダイジェット1回込みのキングドラ
204 最速72族*1.5(スカーフペロリーム/アマージョ
準速50族*2葉緑素ラフレシア/キレイハナ、すいすいorゆきかきツンベアー
203 準速151族(フェローチェ
202 最速71族*1.5(スカーフガチゴラス/サダイジャ)
201 最速70族*1.5(スカーフバタフリー/ニョロトノ/メタグロス/キリキザン/レントラー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン、蝶の舞1回込みのバタフリー
200 最速130族(f:id:barudoru:20201203004055p:plainレイスポス/カプ・コケコ/サンダース/プテラ/クロバット/アイスフェイス解除時のコオリッポ)
199 準速81族*1.5(龍の舞orダイジェット1回込みのギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
198 準速80族*1.5(スカーフサーナイト/マンムー/トゲキッス/シャンデラ/ウォーグル/レジドラゴ、ダイジェット1回込みのカイリュー/トゲキッス/ウォーグル
197 準速145族(アギルダー
196 準速79族*1.5(スカーフバイバニラ/マッシブーン
195 最速126族(ファイアロー
準速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
194 最速125族(マニューラ
準速142族(ドラパルト
準速45族*2(すいすいアーマルド、からをやぶる1回込みのイワパレス
193 最速124族(アブリボン
192 最速123族(オンバーン
最速65族*1.5(スカーフペリッパー/グレイシア/ゴチルゼル/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ、蝶の舞1回込みのモスノウ)
190 最速121族(アーゴヨン/トルネロス霊獣/パルスワン)
準速75族*1.5(スカーフカプ・ブルル/ストリンダー/パッチラゴン/ウオノラゴン)
189 最速120族(インテレオン/ダグトリオ/フーディン/ジュカイン
188 最速119族(f:id:barudoru:20200607183411p:plainエースバーン
準速136族(カマスジョー)
187 最速118族(ルチャブル
準速135族(ダルマモード状態のガラルヒヒダルマ
186 最速61族*1.5(スカーフバンギラス、ダイジェット1回込みのテッカグヤ
185 最速117族(エンニュート
184 最速116族(エルフーン
最速32族*2(すいすいorからをやぶる1回込みのアバゴーラ
最速60族*1.5(スカーフホエルオー/ユキノオー/ニンフィア/ブルンゲル/アシレーヌ/ヤレユータン
準速71族*1.5ガチゴラス/サダイジャ)
183 最速115族(アローラペルシアン/ライコウ/ペルシアン/スターミー/アグノム/チラチーノ
準速70族*1.5(スカーフバタフリー/ニョロトノ/メタグロス/レントラー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン、蝶の舞1回込みのバタフリー
182 最速114族(ココロモリ
準速130族(サンダース/プテラ/クロバット/カプ・コケコ/レイスポス)
181 最速68族*1.5(スカーフアマルルガ
180 最速112族(ペンドラー/ルガルガン昼)
179 最速111族(f:id:barudoru:20201024234442p:plainボルトロス化身/トルネロス化身
178 最速110族(f:id:barudoru:20201108220438p:plainライチュウ/ゲンガー/ラティアス/ラティオス/アローラライチュウ/アローラダグトリオ/ケンタロス/エーフィ/ユキメノコ/アーケオス/ルガルガン黄昏)
準速126族(ファイアロー
177 最速109族(f:id:barudoru:20201024233710p:plainカミツルギ/アローラキュウコン/アイアント/エレザード
176 最速108族(f:id:barudoru:20200629205546p:plainテラキオン/コバルオン/ビリジオン/デンチュラ
175 準速65族*1.5(蝶の舞1回込みのモスノウ)
最速55族*1.5(スカーフパッチルドン/ウオチルドン)
174 最速107族(ズガドーン
173 最速106族(レパルダス
準速121族(トルネロス霊獣/アーゴヨン/パルスワン)
172 最速105族(エレブー/ギャロップ/ガラルギャロップ/ストライク/ライボルト/ミミロップ/ゾロアーク/フリージオ/コジョンド
準速120族(ダグトリオ/フーディン/ジュカイン/インテレオン)
171 最速104族(ニャオニクス
準速119族(エースバーン)
170 最速103族(f:id:barudoru:20201024235006p:plainウツロイド/エモンガ
準速118族(ルチャブル
169 最速102族(ガブリアス
準速117族(エンニュート
準速61族*1.5(スカーフバンギラス、ダイジェット1回込みのテッカグヤ
168 最速101族(ボルトロス霊獣/ランドロス化身/デデンネ
準速32族*2(すいすいorからをやぶる1回込みのアバゴーラ
167 最速100族(f:id:barudoru:20200112002818p:plainリザードン/f:id:barudoru:20201108220050p:plainサンダー/キュウコン/ガラルサンダー/エンテイ/ボーマンダ/レジギガス/ウルガモス/ドククラゲ/ガラルバリヤード/ミルタンク/マッスグマ/フライゴン/キュワワー
準速115族(アローラペルシアン/スターミー/ライコウ
166 最速99族(パンプジンS)
準速114族(ココロモリ
165 最速98族(サザンドラ/バスラオ
164 準速112族(ペンドラー/ルガルガン昼)
163 最速97族(f:id:barudoru:20200906212713p:plainウーラオス/シンボラー/オノノクス/モルペコ)
準速111族(トルネロス化身/ボルトロス化身)
162 最速96族(トゲデマル/ミミッキュ
準速110族(ライチュウ/アローラライチュウ/アローラダグトリオ/ゲンガー/ケンタロス/ルージュラ/エーフィ/ラティアス/ラティオス/ユキメノコ/アーケオス/ルガルガン黄昏)
無振り142族(ドラパルト)
161 最速95族(ウインディ/ガラルフリーザー/ガラルヒヒダルマ/カプ・テテフ/イエッサン♂/ルージュラ/ネイティオ/サメハダー/エレキブル/ユクシー/ドラピオン/ヒヒダルマ/リーフィア/シルヴァディ/タチフサグマ)
準速109族(アローラキュウコン/アイアント/エレザード/カミツルギ
160 準速108族(コバルオン/テラキオン/ビリジオン
159 準速107族(ズガドーン
最速93族(ケンホロウ
158 最速92族(ワルビアル
157 最速91族(f:id:barudoru:20201024234353p:plainランドロス霊獣
準速105族(ギャロップ/ガラルギャロップ/ストライク/ライボルト/ミミロップ/ゾロアーク/コジョンド/フリージオ
156 最速90族(f:id:barudoru:20201024234209p:plainガラルファイヤー/ポリゴンZ/ピカチュウ/ガルーラ/ロズレイド/ルカリオ/ドレディア/ギギギアル/ニャヒート/イオルブ/フォクスライ)
準速104族(ニャオニクス
155 準速103族(ウツロイド/エモンガ
154 最速88族(ドリュウズ/バイウールー)
準速102族(ガブリアス
153 最速87族(サワムラー
準速101族(ボルトロス霊獣/ランドロス化身/デデンネ
152 準速100族(リザードン/キュウコン/ドククラゲ/サンダー/ガラルサンダー/マッスグマ/フライゴン/ボーマンダ/レジギガス/ウルガモス/キュワワー
151 最速86族(FCロトム
150 最速85族(キングドラ/ジュラルドン/ニドキング/ゴルダック/カイロス/フリーザー/ハリーセン/ヘラクロス/スイクン/ドクロッグ/エムリット/クレセリア/ダゲキ/ジャラランガ/カプ・レヒレ/ゴリランダー/ウッウ/イエッサン♀)
準速98族(サザンドラ/バスラオ
149 準速97族(シンボラー/オノノクス/モルペコ/ウーラオス
148 最速83族(ブーバーン/デンジュモク
147 最速82族(ルガルガン夜)
準速95族(ウインディ/ルージュラ/ガラルフリーザー/ネイティオ/サメハダー/エレキブル/ユクシー/ドラピオン/ヒヒダルマ/ガラルヒヒダルマ/リーフィア/カプ・テテフ/シルヴァディ/タチフサグマ/イエッサン♂)
146 最速81族(ギャラドス/ミロカロス
145 最速80族(フシギバナ/トゲキッス/マンムー/レジドラゴ/カブトプス/カイリュー/バシャーモ/ダーテング/サーナイト/チルタリス/オニゴーリ/フワライド/エルレイド/ムーランド/シャンデラ/ウォーグル/バルジーナ/ヌメルゴン/ナゲツケサル
144 最速79族(バイバニラ
準速92族(ワルビアル
143 最速78族(カメックス/ホルード
準速91族(ランドロス霊獣
142 準速90族(ピカチュウ/ガルーラ/ファイヤー/ガラルファイヤー/ロズレイド/ルカリオ/ポリゴンZ/ドレディア/ギギギアル/イオルブ/フォクスライ)
141 最速77族(ヒードラン
140 最速76族(ニドクイン)、準速88族(ドリュウズ/バイウールー)
139 最速75族(パッチラゴン/ウオノラゴン/キングラー/ネンドール/アブソル/ダストダス/クレッフィ/カプ・ブルル/ストリンダー/タイレーツ)
準速87族(サワムラー
138 準速86族(FCロトム
最速74族(ガマゲロゲ/カジリガメ)
137 準速85族(キングドラ/ジュラルドン/ニドキング/ゴルダック/フリーザー/ハリーセン/スイクン/ドクロッグ/エムリット/クレセリア/ダゲキ/ジャラランガ/カプ・レヒレ/ゴリランダー/ウッウ/イエッサン♀)
最速73族(カラマネロ
136 最速72族(ペロリーム/アマージョ
135 最速71族(ガチゴラス/サダイジャ)
準速83族(ブーバーン/デンジュモク
最速30族*1.5(スカーフマシェード
134 最速70族(バタフリー/ルンパッパ/メタグロス/キリキザン/ニョロボン/パルシェン/ヨルノズク/ニョロトノ/カポエラー/レントラー/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
準速82族(ルガルガン夜)
133 準速81族(ギャラドス/ミロカロス
132 準速80族(フシギバナ/トゲキッス/マンムー/レジドラゴ/カブトプス/カイリュー/バシャーモ/ダーテング/サーナイト/チルタリス/オニゴーリ/フワライド/エルレイド/ムーランド/シャンデラ/ウォーグル/バルジーナ/ヌメルゴン/ナゲツケサル
最速68族(アズマオウ/アマルルガ
131 準速79族(バイバニラ
無振り111族(トルネロス化身/ボルトロス化身
130 最速67族(アーマーガア/ランターン
準速78族(カメックス/ホルード
無振り110族(ゲンガー/ケンタロス/ラティアス/ラティオス/ルガルガン黄昏)
129 準速77族(ヒードラン
128 最速65族(ペリッパー/サンドパン/アローラサンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ)、準速76族(ニドクイン
127 最速64族(マホイップ)
準速75族(キングラー/ネンドール/アブソル/ダストダス/クレッフィ/カプ・ブルル/ストリンダー/タイレーツ/パッチラゴン/ウオノラゴン)
126 準速74族(ガマゲロゲ/カジリガメ)
無振り106族(レパルダス
125 準速73族(カラマネロ
124 最速61族(f:id:barudoru:20201230010726p:plainテッカグヤ/バンギラス
準速72族(ペロリーム
無振り104族(ニャオニクス
123 最速60族(マタドガス/ラプラス/ジバコイル/ピクシー/ユキノオー/リオル/ブルンゲル/ニンフィア/ギルガルド/ガオガエン/アシレーヌ/ヤレユータン/ワタシラガ/ガラルマタドガス/オーロンゲ)
準速71族(ガチゴラス/サダイジャ)
無振り103族(ウツロイド
122 準速70族(ルンパッパ/メタグロス/キリキザン/バタフリー/ニョロボン/パルシェン/ヨルノズク/ニョロトノ/カポエラー/レントラー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
120 準速68族(アズマオウ/アマルルガ
無振り100族(キュワワー/リザードン/キュウコン/ドククラゲ/サンダー/ガラルサンダー/ミルタンク/エンテイ/マッスグマ/フライゴン/ボーマンダ/レジギガス/ウルガモス/ガラルバリヤード
119 準速67族(アーマーガア/ランターン
118 最速56族(オーロット
117 最速55族(カイリキー/ナッシー/オムスター/ジーランス/ゴルーグ/パッチルドン/ウオチルドン)
準速65族(ペリッパー/サンドパン/アローラサンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ)
116 準速64族(マホイップ)
無振り96族(トゲデマル/ミミッキュ
115 無振り95族(ウインディ/ガラルフリーザー/ネイティオ/ドラピオン/エレキブル/ユクシー/ヒヒダルマ/リーフィア/カプ・テテフ/シルヴァディ/タチフサグマ/イエッサン♂/ガラルヒヒダルマ
113 準速61族(f:id:barudoru:20201230010726p:plainテッカグヤ/バンギラス
無振り93族(ケンホロウ
112 最速50族(ラフレシア/ラッキー/キレイハナ/ハピナス/ヤミラミ/ツンベアー/メレシー)
準速60族(ラプラス/ジバコイル/マタドガス/ガラルマタドガス/ユキノオー/リオル/ブルンゲル/ニンフィア/ギルガルド/ガオガエン/アシレーヌ/キテルグマ/ヤレユータン/ワタシラガ/オーロンゲ)
無振り92族(ワルビアル
111 無振り91族(ランドロス霊獣)
110 無振り90族(ガルーラ/ファイヤー/ガラルファイヤー/ロズレイド/ルカリオ/ポリゴンZ/ギギギアル/イオルブ)
108 無振り88族(ドリュウズ/バイウールー)
最遅113族(エルフーン
107 準速55族(カイリキー/ナッシー/オムスター/ジーランス/ゴルーグ/パッチルドン/ウオチルドン)
106 無振り86族(FCロトム
最速45族(オクタン/アーマルド/イワパレス
105 無振り85族(f:id:barudoru:20201025113355p:plainカプ・レヒレ/f:id:barudoru:20200629210811p:plainゴリランダー/f:id:barudoru:20191203233602p:plainイエッサン♀/スイクン/クレセリア/ニドキング/ゴルダック/カイロス/フリーザー/ヘラクロス/ハリーセン/キングドラ/チェリム/ドクロッグ/エムリット/ダゲキ/ジャラランガ/ウッウ/ジュラルドン)
103 最遅110族(ゲンガー)
102 準速50族(ラフレシア/ラッキー/キレイハナ/ハピナス/ヤミラミ/ツンベアー/メレシー)
無振り82族(ルガルガン夜)
101 最速40族(ヌケニン/ドサイドン
無振り81族(ミロカロス/ギャラドス
100 無振り80族(トゲキッス/フシギバナ/カブトプス/カイリュー/バシャーモ/ダーテング/サーナイト/チルタリス/オニゴーリ/フワライド/マンムー/エルレイド/ムーランド/シャンデラ/バルジーナ/ウォーグル/ヌメルゴン/ナゲツケサル/レジドラゴ)
99 無振り79族(マッシブーン
98 無振り78族(カメックス/ホルード
最遅104族(ニャオニクス
97 準速45族(オクタン/アーマルド/イワパレス
無振り77族(ヒードラン
最遅103族(ウツロイド
96 無振り76族(ニドクイン
95 無振り75族(カプ・ブルル/ネンドール/アブソル/ダストダス/クレッフィ
94 無振り74族(ガマゲロゲ/カジリガメ)
最遅100族(キュワワー/キュウコン/ガラルバリヤード
92 最速32族(アバゴーラ
準速40族(ヌケニン/ドサイドン
無振り72族(ペロリーム/アマージョ
91 無振り71族(ガチゴラス/サダイジャ)
最遅97族(シンボラー/オノノクス
90 最速30族(f:id:barudoru:20200629205711p:plainモロバレル/カビゴン/セキタンザン/ブリザポス)
無振り70族(ニョロトノ/メタグロス/バタフリー/ヨルノズク/エアームド/カポエラー/ルンパッパ/ソルロック/ルナトーン/レントラー/キリキザン/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
最遅96族/95族(ミミッキュ/イエッサン♂/ガラルフリーザー/ユクシー/トゲデマル/カプ・テテフ
88 無振り68族(アズマオウ/バクオング/アマルルガ
86 最遅91族(ランドロス霊獣)
85 無振り65族(サンドパン/アローラサンドパン/シャワーズ/ブースター/ブラッキー/ハッサム/ペリッパー/トドゼルガ/グレイシア/ゴチルゼル/クイタラン/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ)
最遅90族(ポリゴンZ/ガルーラ/ギギギアル/イオルブ)
84 準速32族(アバゴーラ
無振り64族(マホイップ)
82 準速30族(セキタンザン
81 無振り61族(テッカグヤ/バンギラス
最遅86族/85族(f:id:barudoru:20201025002904p:plainクレセリア/カプ・レヒレ/ゴリランダー/イエッサン♀/FCロトム/エムリット/ジュラルドン)
80 無振り60族(f:id:barudoru:20200308172431p:plainガオガエン/マタドガス/ラプラス/ポリゴン2/ニンフィア/アシレーヌ/オーロンゲ/ピクシー/ガラルマタドガス/ラグラージ/ナマズン/リオル/ユキノオー/ジバコイル/ブルンゲル/マラカッチ/ギルガルド/キテルグマ/ヤレユータン/ワタシラガ)
78 無振り58族(ズルズキン/オーロット
76 無振り56族(オーロット
最遅80族(トゲキッス/シャンデラ/レジドラゴ/フシギバナ/サーナイト/エルレイド/マンムー
75 無振り55族(カイリキー/ナッシー/オムスター/ハピナス/シザリガー/ジーランス/ゴチミル/ゴルーグ/バッフロン/パッチルドン/ウオチルドン)
最遅79族(バイバニラ/マッシブーン
74 無振り54族(パンプジンLL)
最遅78族(カメックス/ホルード
73 最遅77族(ヒードラン
72 最遅75族/76族(ニドクイン/ネンドール/ダストダス/クレッフィ/ストリンダー/パッチラゴン/ウオノラゴン/カプ・ブルル
70 無振り50族(マリルリ/レジスチル/ラッキー/ボスゴドラ/クチート/ヤミラミ/レジロック/レジアイス/ベロベルト/モジャンボ/タブンネ/メレシー/ニャイキング/コオリッポ)
最遅73族(カラマネロ
69 最遅72族(ペロリーム
67 無振り47族(カバルドン
最遅70族(f:id:barudoru:20201028184338p:plainメタグロス/ニョロトノ/バタフリー/ヨルノズク/エアームド/カポエラー/ルンパッパ/ソルロック/ルナトーン/レントラー/キリキザン/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
65 無振り45族(プクリン/アローラナッシー/ガラガラ/アローラガラガラ/ノコッチ/オクタン/アーマルド/ヨノワール/イワパレス/ローブシン/ナゲキ/ラランテス
最遅68族(アズマオウ/バクオング/アマルルガ
64 無振り44族(ドラミドロ
最遅67族(ランターン/アーマーガア)
63 無振り43族(ユレイドル/クワガノン/アクジキング
最遅65族(ゴチルゼル/シャワーズ/ブースター/ブラッキー/ハッサム/ペリッパー/トドゼルガ/グレイシア/マルヤクデ/ネギガナイト)
62 無振り42族(オニシズクモ/オトスパス)
最遅64族(マホイップ)
60 無振り40族(サイドン/トゲチック/ヌケニン/ビークイン/ドサイドン/オーベム/グソクムシャ/ダダリン
59 無振り39族(トリトドン
最遅61族(f:id:barudoru:20191203232726p:plainバンギラス/テッカグヤ
58 最遅60族(f:id:barudoru:20200629210950p:plainポリゴン2/f:id:barudoru:20200308172431p:plainガオガエン/マタドガス/ニンフィア/ブルンゲル/ヤレユータン/アシレーヌ/ピクシー/ガラルマタドガス/ラプラス/ラグラージ/ホエルオー/ユキノオー/ジバコイル/リオル/マラカッチ/ギルガルド/キテルグマ/ワタシラガ/オーロンゲ)
56 無振り36族(デンヂムシ/ジジーロン/バクガメス
最遅58族(ゴロンダ
55 無振り35族(ピッピ/ヌオー/ガラルサニーゴ/ミカルゲ/ドヒドイデ/バンバドロ
54 最遅56族/55族(カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴチミル/ゴルーグ/バッフロン/オーロット/パッチルドン/ウオチルドン)
53 無振り33族(ソーナンス/ドータクン
最遅54族(パンプジンLL)
50 無振り30族(カビゴン/モロバレル/ヤドラン/ガラルヤドラン/ウソッキー/ヤドキング/ガラルヤドキング/ハガネール/ボスゴドラ/ランクルス/ヨワシ群/マシェード/セキタンザン/タルップル/サニゴーン/デスバーン/ダイオウドウ/ブリザポス)
49 無振り29族(ムシャーナ/フレフワン/ブリムオン)
最遅50族(マリルリ/レジロック/ラッキー/ボスゴドラ/クチート/ヤミラミ/レジアイス/レジスチル/ベロベルト/モジャンボ/タブンネ/メレシー/ニャイキング/コオリッポ)
47 最遅48族(メタモン
46 最遅47族(カバルドン
45 無振り25族(ギガイアス
最遅45族(アローラガラガラ/ローブシン/プクリン/アローラナッシー/ガラガラ/ノコッチ/オクタン/アーマルド/ヨノワール/イワパレス/ナゲキ/ラランテス
44 最遅44族(ドラミドロ
43 最遅43族(ユレイドル/クワガノン/アクジキング
42 最遅42族(オニシズクモ/オトスパス)
40 無振り20族(コータス/ナットレイ /シュバルゴ/ヨクバリス)
最遅40族(ドサイドン/サイドン/トゲチック/ヌケニン/ビークイン/オーベム/グソクムシャ/ダダリン
39 最遅39族(トリトドン
36 最遅36族/35族(ピッピ/バンバドロ/ヌオー/ガラルサニーゴ/ミカルゲ/デンヂムシ/ドヒドイデ/バクガメス/ジジーロン
35 無振り15族(バチンウニ)
34 最遅33族/32族(ドータクン/ソーナンス/マッギョ/ガラルマッギョ/アバゴーラ
33 無振り13族(ツンデツンデ
32 最遅50族*0.67(鈍い1回込みのレジロック
31 最遅30族(f:id:barudoru:20200629205711p:plainモロバレル/f:id:barudoru:20201028184417p:plainブリザポス/カビゴン/ヤドラン/ガラルヤドラン/ウソッキー/ヤドキング/ガラルヤドキング/ハガネール/ランクルス/ヨワシ群/マシェード/タルップル/セキタンザン/サニゴーン/デスバーン/ダイオウドウ)
30 最遅29族(ブリムオン/ムシャーナ/フレフワン
29 最遅28族(クレベース
最遅61族/60族*0.5(鉄球バンギラス/ユキノオー/ブルンゲル/ギルガルド/アシレーヌ/ヤレユータン
27 最遅25族(f:id:barudoru:20200629212803p:plainサマヨール/ギガイアス
22 最遅20族(f:id:barudoru:20200112003454p:plainコータス/ナットレイ/シュバルゴ/ヨクバリス)
21 最遅42族*0.5(鉄球オニシズクモ
20 最遅30族*0.67(鈍い1回込みのカビゴン
最遅40族*0.5(鉄球ドサイドン/ダダリン
18 最遅15族(バチンウニ)
16 最遅13族(f:id:barudoru:20201028184614p:plainツンデツンデ
9 最遅5族(ツボツボ/ナマコブシ

【シリーズ6ダブル】アリアラプラスピッピ

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使用率上位禁止で行われるシリーズ6ダブルのパーティです。シーズン10最終27位でした。

構築経緯

ラプピについてf:id:barudoru:20200806213635p:plainf:id:barudoru:20200302120252p:plain

S5以前から使ってきたラプラス+追い風を中心にして構築を組もうと当初は考えていました。ただ、シリーズ6はファイアローの使用率が前期のエルフーンの比にならないほど高く追い風ミラーが起こりがち。お互いが追い風を吹かせ合う展開になったとき、素早さの遅いラプラスは上を取られて不利になります。しかも環境が進むにつれてダイマックスを切らずにでんげきくちばしで突っ込んでくるパッチラゴンや鉢巻インファイトでごり押してくるウーラオスが増加し、上からワンパンも狙われやすくなっています。
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そのためピッピを相方につけサポートすることにしました。この指とまれは相手より先に繰り出すため電撃嘴の追加効果を避けることができ、悪ウーラオスのタイプ一致攻撃もピッピの耐性で半減できるため、ラプラスの脅威となる相手に対して時間稼ぎしやすいです。もちろん袋叩きコンボや味方殴り弱点保険系の対策にもなり、多種多様なコンボパーティが存在するS6の環境で重宝します。モロバレルと違って防塵ゴーグルに悩まされることもありません🥽

ラプピの並びはフレンドガードとオーロラベールでお互いを護り合う形になるため非常に場持ちが良いです。

うたかたのアリアラプラスについてf:id:barudoru:20200930215719p:plain

ラプラスはもともとの高い耐久力とオーロラベールによる補強のおかげでダイマックスターン以降も生き残りやすいポケモンですが、ピッピの補助によって場持ちがさらに良くなります。ただ、この場持ちの良さが逆に問題となることがあります。それはダイマックス終了後のラプラスの技の命中率が低いことです。

とりわけ惜しいのはダイストリームで降らした雨状態で強化されるはずの水技のしょぼさ。熱湯、濁流を覚えないため、命中率に難があるハイドロポンプ、威力に難があるしおみず、味方を巻き込む波乗りと泡沫のアリアが選択肢になります。味方に依存しないことやダイストリームのベースとしての威力からほぼハイドロポンプが選ばれることになりますが、技外しが曲者。

ラプラスは高い耐久から技を撃つチャンスが何度かあるため他のポケモンと比べて技外しのリスクが低い」
と少し前の私は考えていましたが、技外しに悩まされまくった日本一決定戦を境に考え方が完全に変わりました。
「外しによってオーロラベール・雨のターンを消費してしまう」のが非常に厳しいのです。味方が追い風を使ってくれているなら尚更で、これら有限のターンを無駄にしてしまうのは勿体ない。さらに言えばピッピや追い風要員に選出の枠を割く以上、ラプラスはアタッカーとしての役割を堅実にこなす必要があり、空振りは許されません。

そこでハイドロポンプを使わずに、味方を巻き込む水全体技の活用を模索することにしました。8世代から覚えるようになったうたかたのアリアは音技であるため、味方に音技耐性があれば巻き込まれるリスクを抑えられます。音技耐性といえば「ぼうおん」と「パンクロック」です。それらの特性を持つポケモンとして注目したのがジャラランガとストリンダー。
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ジャラランガトゲキッス亡き環境でスケイルノイズの通りが良く、キョダイセンリツによる壁貼りをソウルビートの起点にできるのではないかと。また、ストリンダーはそのジャラランガと攻撃範囲の相性が良く、ラプラスのダイサンダーで電気技の強化もしてもらえます。

このラプラス+ピッピ+ジャラランガ+ストリンダー+追い風サポーター+トリル対策(ナットレイ)の形で構築を組み、てるチャレや9/13の配信で使いました。
f:id:barudoru:20200806213635p:plainf:id:barudoru:20200302120252p:plainf:id:barudoru:20200930220508p:plainf:id:barudoru:20200930220529p:plainf:id:barudoru:20200906212833p:plainf:id:barudoru:20200930222324p:plain

youtu.be

ただ、配信中にも突っ込まれましたがジャラランガをなかなか選出できないんですよね。この指とまれと追い風を使う枠を一つずつ用意すると残りの選出枠が一枠しか空かず、そこにジャラランガを入れるとフェアリーやトリルに隙を見せてしまうのが厳しいためです。もちろん、ジャラランガが相手のフェアリータイプ選出を強要してくれるおかげでストリンダーやナットレイが活きやすいという選出誘導の強みはあります。

とはいえジャラランガを出さないとせっかく用意した泡沫のアリアを十分に活かせません。どうにか泡沫のアリアを撃ちやすい基本選出を組めないかと考えた結果、追い風役にファイアローではなくテレパシーオンバーンを用いるのが良いと考えます。
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単純にテレパシーで攻撃に巻き込まれないだけでなく、流星群でパッチラゴン、火炎放射でナットレイ、暴風でウーラオスとそれぞれ弱点を抑えられるのでラプラスの弱点をほぼカバーしています。ダイストリームの雨状態と暴風の相性が良いこともポイントです。

ドラゴンタイプのオンバーン採用によってタイプの被るジャラランガは外すことになります。代わりに悪ウーラオスを採用。ふかしのこぶしで守るを貫通できるため追い風やオーロラベールの時間稼ぎをされにくく、パーティと好相性です。
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ラプラス+ピッピ+テレパシー追い風オンバーン+アタッカー
f:id:barudoru:20200806213635p:plain+f:id:barudoru:20200302120252p:plain+f:id:barudoru:20200930223037p:plain+ f:id:barudoru:20200906212713p:plainor f:id:barudoru:20200930220529p:plain
この基本選出が綺麗。ラプラスダイマックスが終わり、ピッピが倒れたところからオンバーンを出し、追い風で加速しながらテレパシー+雨+うたかたのアリアで攻める流れには隙がありません。命中率が安定するだけでなく全体攻撃の水技を使えるようになったことでダイマ後に相手を削る速度が非常に速くなり、雨・オーロラベール・追い風の効いているターンのうちに攻めきるという理想的なラプラスの運用ができます。

今までに組んだラプラスパーティは命中不安定からくる下振れに悩まされたものの、今回のパーティはアリアのおかげで抜群の安定感があり、前期のランク戦では50位より下に落ちることがほとんどなく上位をキープし続けられました。

個別解説

能力値
HP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順

努力値
H→HP / A→こうげき / B→ぼうぎょ / C→とくこう / D→とくぼう / S→すばやさ

ラプラスf:id:barudoru:20200806213635p:plain

【ふぶき、うたかたのアリア、かみなり、まもる@いのちのたま/うるおいボディ】
217-×-100-150-115-101 (H92,C252,S164 ひかえめ)
※キョダイマックス個体
S:追い風で最速サンダース(S200)抜き、素早さ1段階ダウンの最速ジュラルドン(S150)抜き

9割方このポケモンダイマックスを切ります。シリーズ6ルールでは相方のエルフーンやカモにしてきたトゲキッス・ドラパルトが禁止になった一方で、天敵だったゴリランダー・フシギバナの脅威もなくなり、さらにコータスバンギラスが禁止されたことで天候の維持もしやすくなっています。

キョダイセンリツで壁をはり、ダイストリームで雨を降らし、ダイサンダーでエレキフィールドを展開し、自身と味方を強化しながら戦います。これらの効いているうちに大ダメージを与えたいというコンセプト上、「いのちのたま」を持たせて火力を増強し、ピッピから手助けももらいながらアタッカーとして運用します。

うたかたのアリアはパーティコンセプトでもあり、ダイマックス終了後の主力技となります。パンクロックストリンダーを巻き込んだときにダメージが少ないよう、波乗りではなくアリアです。味方5体のうち3体がアリアに耐性を持っていて、残る2体も守る見切り持ちのため味方を巻き込むことに不都合がありません。全体攻撃なので呼び水ポケモンの隣も攻撃でき、セキタンザンorドサイドン+トリトドンの組み合わせにも強いです。

アリアベースのダイストリームの威力は130と、ハイドロポンプベースに比べたら見劣りしますが、それでもバークアウトされた状態からウインディを落とせるので火力としては足りています。また、特性「うるおいボディ」を採用しているので雨を降らせばモロバレルやピッピから眠らされるのも防げます。日本一決定戦本戦で一位になったしあんさんも仰っていたことですが、胞子対策のためにモロバレルに撃ったダイストリームがキョダイセンリツ読みでウインディに交換したところにぶち当たることは中々あり、交換と胞子の両方をケアできるのが強力でした。その他、ライチュウのほぺすりやオーロンゲの電磁波にも強くなれるので便利。シェルアーマーではないので急所に当たりますがトゲキッスが禁止になって急所の脅威は減ってるからまぁいいかと判断しました。

キョダイセンリツのベースとする氷技は「ふぶき」で、水タイプへの打点とあくびに対抗するダイサンダーを撃つために必要な電気技は「かみなり」、それぞれ威力140ダイマックス技のベースになります。命中不安定とはいえ吹雪は相手二匹対象、雷は雨状態で必中なのでハイドロポンプと比べると信頼感があります。ダイマックス終了後は雨で強化されるうたかたのアリアが主力技となり、氷電気技は弱点を突くためのサブ技という立ち位置になるため、命中率にはさほど固執する必要はないと考えて素直に高火力なものを選んでいます。特に最近増えているCSアシレーヌを威力140の珠ダイサンダーなら一撃で倒せるのは大きいです。

性格は「ひかえめ」で火力を最大にし、素早さは追い風と地ならしの恩恵を受けやすいラインにしました。


ピッピf:id:barudoru:20200302120252p:plain

【うたう、このゆびとまれ、てだすけ、まもる@しんかのきせき/フレンドガード】
175-×-78-×-121-36 (H236,B76,D196 なまいき)
※最遅
HB:ウーラオス(A182)のこだわりハチマキor雨+すいりゅうれんだを最高乱数以外耐え

「フレンドガード」このゆびとまれラプラスほかアタッカー達のサポート。モロバレルと比べると防塵ゴーグルに引っ掛からず弱点も突かれにくいので安定感が抜群です。場にいるだけでも仕事するポケモンであり、しんかのきせきオーロラベールで耐久を補強して場持ちさせます。

ピッピの運用の仕方はリザガアピッピの記事に書いたものとほぼ同じで、相方にとって弱点となる敵がいたりコンボを警戒する場合にこの指とまれを使い、それ以外の場合はフレンドガードを盾にしてもらいながら相方を動かしピッピ自身は「てだすけ」「まもる」を使っていくといいです。手助け×命の珠でほぼ威力2倍となるため、ラプラスは弱点保険発動時に匹敵する火力を振るえます。

サポートする必要がない場面で使う技としてリザガアピッピのパーティでは光の壁を使っていましたが、今回は「うたう」を持たせました。命中率が低いとはいえ、やることがなくて暇なときに使う技としては最大級のリターンがあります。素早さを最遅にしていることもありトリパに対しては下から眠りを狙えるのがあまりにも強力、楽々トリルターンを稼げます。

物理に比べて特殊が有利な環境なので性格は「なまいき」にして特殊耐久に寄せた配分にしています。


オンバーンf:id:barudoru:20200930223037p:plain

りゅうせいぐん、ぼうふう、かえんほうしゃ、おいかぜ@きあいのタスキ/テレパシー】
161-×-100-149-100-192 (H4,C252,S252 おくびょう)

主に「おいかぜ」で味方の素早さを補助する役。「テレパシー」のおかげでアリア爆音波に巻き込まれないのが他の追い風要員には無い強みです。

特攻はあまり高くないものの技の威力が高いので十分攻撃に加われます。ドラゴン技はりゅうせいぐん。パッチラゴンを素早く仕留められ、ASチョッキのパッチでもほぼ一撃、ダイマックスしたものは手助け流星群でだいたいワンパンできます。

飛行技は「ぼうふう」、雨状態とのシナジーがあります。最後にかえんほうしゃを持たせました。もともとはエアスラ暴風両立で使っていましたがシーズン10後半にナットレイが急増し、対処を楽にしたかったので飛行技は暴風一本に絞って炎技を採用しました。

オーロラベールが効くとはいえメジャーな弱点が多いため持ち物はきあいのタスキ。テレパシーのおかげでアリアを受けてタスキが潰れないのは偉いです。


ストリンダーf:id:barudoru:20201001005611p:plain

【オーバードライブ、ヘドロばくだんライジングボルト、ばくおんぱ@こだわりメガネ/パンクロック】
151-×-96-176-91-127 (H4,B44,C204,D4,S252 ひかえめ)
※キョダイマックス個体
HB:水ウーラオス(A182)のすいりゅうれんだを急所込み確定耐え、悪ウーラオス(A182)のあんこくきょうだを急所込み最高乱数以外耐え

アシレーヌをはじめ水・草・飛行・フェアリーの弱点を突くアタッカー。「こだわりメガネ」を持たせ、性格も「ひかえめ」にして火力を高めています。特性の「パンクロック」は自分が使う音技の強化と自分が受ける音技の弱体化の2つの効果を持ち、このパーティでは後者で泡沫のアリアのダメージを減らせることも役に立ちます。独特なタイプを持ちイエッサンやドリュウズのいない今の環境では弱点を突かれにくいので、オーロラベールやフレンドガードを盾にガンガン殴ることができます。

電気技はパンクロックの恩恵を受ける「オーバードライブ」エレキフィールドで強化されるライジングボルト」の両立。基本はオーバードライブで全体攻撃しますが、ラプラスがダイサンダーでエレキフィールドを張ってくれているときはライジングボルトの使用も視野に入ります。メガネライジングボルトの過剰な火力は相手のダイマックスを削るのに都合が良く、ダイマックスしたラプラスアシレーヌミロカロスらを一撃で倒すことができ、ダイマックスウインディなどをだいたい9割削れます。ただし浮いてるポケモンには追加効果が発動しないので注意。アーマーガアに間違えてよく撃っちゃいます・・

ヘドロばくだんニンフィアを一撃で倒すパワーがあり、オーロンゲやアマージョにも効果的。

「ばくおんぱ」はタイプ一致オーバードライブよりも威力が高く、パッチラゴンやサンダースなど電気の通らない相手を含めて全体攻撃で削りたいときに使います。味方を巻き込みますがここでもオンバーンのテレパシーとナットレイの耐性が役に立ちます。

ダイマックスすることは稀ですが、キョダイカンデン(ライジングボルトベースで威力140)を使えるようキョダイマックス個体を使っています。f:id:barudoru:20200406225640p:plain
ピッピとオンバーンで補佐してダイアシッドを積む→ダイマックス終了後にオーバードライブ、という流れを狙えます。


ウーラオス いちげきのかたf:id:barudoru:20200906212713p:plain

【あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち、みきり@ヨプのみ/ふかしのこぶし】
175-182-120-×-81-163 (A252,D4,S252 ようき)
※非キョダイマックス個体

こちらもアタッカーでゴースト・鋼を倒す役割を担当しています。連撃の型やテラキオンと比べてナットレイから反撃を受けても平気なことや、その取り巻きであるサマヨールにも重いダメージを与えられることを評価して採用しました。すべての攻撃技が特性「ふかしのこぶし」の影響を受けるので相手の守るを許さず、オーロラベールや追い風が効いているうちに攻めきれるのが強みです。

専用技の「あんこくきょうだ」は威力命中率攻撃範囲どれをとっても高性能なうえに確定急所のおかげで能力アップダウンを無視できるのが極めて優秀。キョダイマックス個体ではないのでダイマックス技はダイアークになりますが、特防ダウンの追加効果がストリンダーらと好相性です。

同じく悪技の「ふいうち」はタスキ持ちの高速アタッカー、ゲンガーやテラキオンを倒すのに便利です。

格闘攻撃技は最も威力の高いインファイトを選択。

一撃の型はこだわりハチマキが主流になりかけていますが、このパーティではすでに拘り眼鏡持ちがいてバランスが悪くなることや全体技に巻き込まれないための「みきり」が必要なことから拘ることは避けました。

気合のタスキも味方が使用済なので持ち物には相当悩みましたが「ヨプのみ」に落ち着きます。このパーティは格闘弱点が3匹いて相手の格闘選出を誘いやすく、テラキオンコバルオンや相手ウーラオスとの殴り合いに備えてもたせることにしました。この道具とオーロラベールのおかげでハチマキインファイトやこちらがB-1状態でのインファイトも耐えてくれます。ナットレイのボディプレスやギガイアスの馬鹿力を軽減できるのも便利です。


ナットレイf:id:barudoru:20200930222324p:plain

【パワーウイップ、アイアンヘッド、はたきおとす、じならし@とつげきチョッキ/てつのトゲ】
181-160-151-×-137-22 (H252,A252,D4 ゆうかん)
※最遅

トリル対策を主に担当。コータスのいない環境でトリパ側がナットレイを処理する手段は少なく、下から圧力をかけていけます。ラプラスや雨パにも対抗しやすくするためとつげきチョッキを持たせており、それに加えてオーロラベールでさらに硬くなるため力押しによる突破を許しません。特性「てつのトゲ」の存在もあって殴り合いに強いポケモンです。

草技は威力重視でパワーウィップ。鋼技も威力重視ならジャイロボールを採用したいですが、トリパ対策を主にするのにブリムオンへのダメージが見込めないのは不都合なのでアイアンヘッドを選ぶことにしました。

「はたきおとす」サマヨールの輝石や相手ナットレイのチョッキを落として耐久を削れるのが便利で、落とした後にラプラスの攻撃で畳み掛ける流れが強力です。地ならし+弱点保険コンボも妨害できますが、ダダリンの弱点保険は妨害できないため注意。

最後の技には「じならし」を持たせており、パッチラゴンやジュラルドンの素早さを下げてラプラスで抜けるようにするといった働きができます。ラプラスの苦手なストリンダーの4倍弱点を突けるのもメリット。

ナットレイを活かす方法について、「基本選出に組み込んで毎回選出し相手側の対策要員を倒してからこのポケモンで詰めにいく」やり方も、「あまり選出をせずに見せポケとして活用し相手のウインディらの選出を強要する」のも、どちらも強力です。私はどちらかといえば後者の方が好きでナットレイの選出率はあまり高くありません。ナットレイは追い風の恩恵を受けにくく、味方と足並みが揃わないからです(あと技外しや急所など事故が多い)。このポケモンを選出すべきなのは相性的に有利な雨パ・トリパを相手にした時や、相手の壁に対抗してじっくり攻めるのが有効なラプラス系・オーロンゲ系と会敵した時、水ロトムを倒したい時などです。


主な選出

基本選出f:id:barudoru:20200806213635p:plainf:id:barudoru:20200302120252p:plain

先発:ラプラス+ピッピ
後発:ストリンダーorウーラオスorオンバーンorナットレイから2匹

パッチラアシレスタンもセキタンザン系も叩き系もアイアント系もポリゴンZ系もだいたいこの選出でOKです。ピッピの各技でサポートに徹し、ラプラスを動かします。ラプラスにとっての脅威がなさそうな並びが相手であればピッピには守るを使わせ、その隙にラプラスで挑発役のファイアローを倒したりオーロラベールをかけてピッピの耐久を補強します。ゲンガー+ファイアローのような水技の通りが良い並びが相手であれば初手でダイマックスを切らずに「うたかたのアリア+まもる」から入るのも有効。

フレンドガードとオーロラベールでお互いに護り合うことで序盤のダメージレースを有利に展開します。ラプラスダイマックスが終わり、かつピッピが倒れたところからオンバーンを出して追い風+テレパシー+雨+うたかたのアリアで攻めながら終盤戦に移行する形が理想的です。

後発の二匹決めではまず追い風役のオンバーンを選ぶことが多いですが、雨パやトリパのように加速しても仕方のない相手やオーロンゲ系やラプラス系のように速攻を仕掛けづらい相手にはナットレイを出すと良いです。オンバーンを出さずにナットレイを出す場合、終盤の鉢巻ウーラオスが重たくなるのでピッピを交代で下げて大事にしておく立ち回りが必要です。

相手のパーティに電気が一貫するならストリンダー、悪または格闘で弱点を突ける相手が多いならウーラオスと、相手側に刺さりそうなポケモンをアタッカーとしてチョイスしていきます。


初手追い風型f:id:barudoru:20200806213635p:plainf:id:barudoru:20200930223037p:plain

先発:ラプラス+オンバーン
後発:ストリンダーorウーラオスorピッピorナットレイから2匹

マスターボール級ではなかなか見かけないですが、相手側に追い風ファイアロートリックルームいたずらごころ電磁波のような影響力の強いS操作がなさそうならこの選出をして追い風キョダイセンリツから展開することができます。

ただしオンバーンファイアローエルフーンと違い優先度+1の追い風は使えないため、こだわりスカーフ+エレキネットなどには注意が必要です。


ダイアークビート型f:id:barudoru:20200906212713p:plainf:id:barudoru:20200930220529p:plain

先発:ウーラオス+ストリンダー
後発:ピッピorナットレイorオンバーンから二匹

ナットレイに打点を持つウーラオスオンバーンはトリル下で動きづらいため、ダイマックスナットレイを軸に戦ってくるトリパは分が悪いです。そこでサマヨナットレイの組み合わせが入っているトリパに対してはトリックルーム妨害の圧力をかけながら戦います。

ラプラスではなくウーラオスダイマックスさせ、ストリンダーを横に並べてダイアーク+オーバードライブビート。これでサマヨールを倒せるのはもちろん、横のポケモンにも大ダメージを見込めるはずです。残念ながらダイマックスアシレーヌは特防を下げてもメガネオーバードライブワンパンはできませんが、それでもダイマックスポケモンに致命打を与えられれば十分です。



対戦動画

このパーティを使ってランク戦に潜る放送を10/3に行い、アーカイブを残しています。
こちらもぜひご覧ください!

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【剣盾】素早さ早見表 ダブルバトル/シリーズ6

ポケモンソード・シールドのダブルバトル向け素早さ早見表です。

その素早さで見かけることが多いと予想されるダブルのメジャーポケモン太字で強調しています。その中でも特に重要で調整の標的にもしやすいものはアイコン付きにしています。逆にその素早さで使われる可能性が低いと思われるマイナーなものや一部を除く進化前については載せていません。環境をみて随時更新していく予定です。

シリーズ5以前環境のものはこちら
シリーズ7以降環境のものはこちら

432 最速145族*2(軽業アギルダー
412 最速136族*2(すいすいカマスジョー)
394 準速145族*2(軽業アギルダー
376 準速136族*2(すいすいカマスジョー)
374 最速118族*2(軽業ルチャブル
360 最速30族*4蒸気機関セキタンザン)
最速112族*2(砂かきルガルガン昼)
356 最速110族*2(サーフテールアローラライチュウ
349 最速160族*1.5(加速1回込みのテッカニン
346 最速106族*2(軽業レパルダス
340 準速118族*2(軽業ルチャブル
328 準速30族*4蒸気機関セキタンザン
準速112族*2(砂かきルガルガン昼)
324 準速110族*2(サーフテールアローラライチュウ
318 準速160族*1.5(加速1回込みのテッカニン
316 準速106族*2(軽業レパルダス
312 最速90族*2葉緑素ドレディア
309 最速136族*1.5(スカーフカマスジョー)
304 最速87族*2(軽業サワムラー)
300 最速85族*2(すいすいゴルダック/ハリーセン/キングドラ
最速130族*1.5(早足サンダース)
292 最速126族*1.5(ダイジェット1回込みのファイアロー
291 最速125族*1.5(スカーフマニューラ
290 最速80族*2ダーテング、軽業フワライド、砂かきムーランド
286 最速78族*2(からをやぶる一回のカメックス
285 最速121族*1.5(スカーフパルスワン)
284 準速90族*2葉緑素ドレディア
283 最速120族*1.5(スカーフインテレオン)
282 準速136族*1.5(スカーフカマスジョー)
280 最速118族*1.5(ダイジェット1回込みのルチャブル
278 準速87族*2(軽業サワムラー)
277 最速117族*1.5(スカーフエンニュート
276 最速74族*2(すいすいガマゲロゲ/カジリガメ)
274 準速85族*2すいすいキングドラ/ゴルダック/ハリーセン
最速115族*1.5(スカーフニューラ)
270 最速112族*1.5(加速1回込みのペンドラー
268 最速70族*2(すいすいニョロボン/マンタイン/ルンパッパ、くだけるよろい1回orからをやぶる1回込みのポットデス、からをやぶる1回込みのパルシェン
267 最速110族*1.5(スカーフゲンガー/ルガルガン黄昏)
265 最速109族*1.5(スカーフアローラキュウコン/エレザード/アイアント
264 最速108族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのコバルオン/ビリジオン、スカーフデンチュラ/テラキオン
準速80族*2ダーテング、軽業フワライド、砂かきムーランド
260 準速78族*2(からをやぶる一回のカメックス
259 準速121族*1.5(スカーフパルスワン)
258 最速105族*1.5(スカーフギャロップ/ライボルト/ガラルギャロップ
準速120族*1.5(スカーフインテレオン)
256 最速65族*2(砂かきサンドパン/アローラサンドパン、追い風中のペリッパー
253 準速117族*1.5(スカーフエンニュート
252 準速74族*2(すいすいガマゲロゲ/カジリガメ)
250 最速100族*1.5(ダイジェット1回込みのリザードン、スカーフリザードン/キュウコン/フライゴン/ウルガモス、蝶の舞1回込みのウルガモス
248 準速72族*2(軽業ペロリーム
247 最速98族*1.5(スカーフサザンドラ/バスラオ
246 準速112族*1.5(加速1回込みのペンドラー
244 最速97族*1.5スカーフウーラオス、スカーフor龍の舞1回込みのオノノクス、オーラぐるま1回込みのモルペコ)
準速70族*2(すいすいルンパッパ/ニョロボン/マンタイン、くだけるよろい1回orからをやぶる1回込みのポットデス、からをやぶる1回込みのパルシェン
243 準速110族*1.5(スカーフゲンガー/ルガルガン黄昏)
241 最速95族*1.5スカーフガラルヒヒダルマ/ウインディ/ヒヒダルマ/シルヴァディ/タチフサグマ、加速1回込みのサメハダー
準速109族*1.5(スカーフエレザード/アイアント/アローラキュウコン
240 準速108族*1.5(スカーフorダイジェット1回込みのコバルオン/ビリジオン、スカーフテラキオン
236 準速105族*1.5(スカーフギャロップ/ライボルト/ガラルギャロップ
235 最速91族*1.5(スカーフロトム
234 最速90族*1.5(スカーフロズレイド/ルカリオ/ポリゴンZ
最速55族*2葉緑素ナッシー)
準速65族*2(砂かきサンドパン/アローラサンドパン、追い風中のペリッパー
233 最速160族(テッカニン
228 準速100族*1.5(スカーフリザードン/キュウコン/フライゴン/ウルガモス、蝶の舞1回込みのウルガモス
226 最速86族*1.5(スカーフFCロトム
225 最速85族*1.5(ソウルビート1回込みのジャラランガ、ダイジェット1回込みのキングドラ、スカーフカイロス/ヘラクロス/ドクロッグ/ダゲキ/ジャラランガ/ジュラルドン)
準速98族*1.5(スカーフサザンドラ/バスラオ
224 最速50族*2葉緑素ラフレシア/キレイハナ、すいすいorゆきかきツンベアー
223 準速97族*1.5スカーフウーラオス、スカーフor龍の舞1回込みのオノノクス、オーラぐるま1回込みのモルペコ)
220 準速95族*1.5スカーフガラルヒヒダルマ/ウインディ/ヒヒダルマ/シルヴァディ/タチフサグマ、加速1回込みのサメハダー
219 最速81族*1.5(スカーフorビビリだま発動時のミロカロス
217 最速80族*1.5ダイジェット1回込みのウォーグル、スカーフウォーグル/サーナイト/エルレイド/マンムー/シャンデラ/ヌメルゴン/ナゲツケサル
216 最速145族(アギルダー
最速79族*1.5スカーフバイバニラ
214 準速91族*1.5(スカーフロトム
最速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
準速55族*2葉緑素ナッシー)
213 準速90族*1.5(スカーフロズレイド/ルカリオ/ポリゴンZ
212 準速160族(テッカニン
最速45族*2(からをやぶる1回込みのイワパレス
208 最速75族*1.5スカーフウオノラゴン/ストリンダー/タイレーツ/パッチラゴン、ダイジェット1回込みのパッチラゴン)
207 準速86族*1.5(スカーフFCロトム
206 最速136族(カマスジョー
205 最速135族(ダルマモード状態のガラルヒヒダルマ
準速85族*1.5(ソウルビート1回込みのジャラランガ、ダイジェット1回込みのキングドラ、スカーフカイロス/ヘラクロス/ドクロッグ/ダゲキ/ジャラランガ/ジュラルドン)
最速73族*1.5(スカーフカラマネロ
204 最速72族*1.5(スカーフペロリーム/アマージョ
準速50族*2葉緑素ラフレシア/キレイハナ、すいすいorゆきかきツンベアー
202 最速71族*1.5(スカーフサダイジャ)
201 最速70族*1.5(スカーフバタフリー/ニョロトノ/キリキザン/レントラー/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン、蝶の舞1回込みのバタフリー
200 最速130族(サンダース/アイスフェイス解除時のコオリッポ)
199 準速81族*1.5(スカーフorビビリだま発動時のミロカロス
198 準速80族*1.5(ダイジェット1回込みのウォーグルサーナイト/エルレイド/マンムー/シャンデラ/ウォーグル/ヌメルゴン/ナゲツケサル
197 準速145族(アギルダー
196 準速79族*1.5(スカーフバイバニラ
195 最速126族(f:id:barudoru:20200906212833p:plainファイアロー
準速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
194 最速125族(f:id:barudoru:20200906221844p:plainマニューラ
準速45族*2(からをやぶる1回込みのイワパレス
193 最速124族(アブリボン
192 最速123族(オンバーン
最速65族*1.5(スカーフペリッパー/グレイシア/ゴチルゼル/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ、蝶の舞1回込みのモスノウ)
190 最速121族(パルスワン)
準速75族*1.5スカーフウオノラゴン/ストリンダー/タイレーツ/パッチラゴン、ダイジェット1回込みのパッチラゴン)
189 最速120族(インテレオン/ダグトリオ/フーディン
188 準速136族(カマスジョー)
187 最速118族(ルチャブル
準速135族(ダルマモード状態のガラルヒヒダルマ
準速73族*1.5(スカーフカラマネロ
185 最速117族(エンニュート
184 最速60族*1.5(スカーフホエルオー/ユキノオー/ニンフィア/ブルンゲル/ギルガルド/アシレーヌ/キテルグマ/ヤレユータン/オーロンゲ/ガラルマタドガス
準速71族*1.5(サダイジャ)
183 最速115族(アローラペルシアン/ニューラ/ペルシアン/スターミー/チラチーノ
準速70族*1.5(スカーフバタフリー/ニョロトノ/レントラー/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン、蝶の舞1回込みのバタフリー
182 最速114族(ココロモリ
準速130族(サンダース/アイスフェイス解除時のコオリッポ)
180 最速112族(ペンドラー/ルガルガン昼)
178 最速110族(f:id:barudoru:20200406223001p:plainライチュウ/f:id:barudoru:20200906222001p:plainゲンガー/ケンタロス/ユキメノコ/アローラライチュウ/アローラダグトリオ/エーフィ/ルガルガン黄昏)
準速126族(ファイアロー
177 最速109族(f:id:barudoru:20200305213222p:plainアイアント/アローラキュウコン/エレザード
176 最速108族(f:id:barudoru:20200629205531p:plainコバルオン/f:id:barudoru:20200629205546p:plainテラキオン/ビリジオン/デンチュラ
175 準速65族*1.5(蝶の舞1回込みのモスノウ)
最速55族*1.5(スカーフパッチルドン/ウオチルドン)
173 最速106族(レパルダス
準速121族(パルスワン)
172 最速105族(ギャロップ/ガラルギャロップ/ストライク/ライボルト/ミミロップ/ゾロアーク/コジョンド
準速120族(ダグトリオ/フーディン/インテレオン)
171 最速104族(ニャオニクス
170 最速103族(エモンガ
準速118族(ルチャブル
169 準速117族(エンニュート
168 最速101族(デデンネ
167 最速100族(f:id:barudoru:20200112002818p:plainリザードン/キュウコン/ウルガモス/ドククラゲ/ガラルバリヤード/ミルタンク/マッスグマ/フライゴン/キュワワー
準速115族(アローラペルシアン/スターミー)
166 最速99族(パンプジンS)
準速114族(ココロモリ
165 最速98族(f:id:barudoru:20200906222816p:plainサザンドラ/バスラオ
164 準速112族(ペンドラー/ルガルガン昼)
163 最速97族(f:id:barudoru:20200906212713p:plainウーラオス/シンボラー/オノノクス/モルペコ)
162 最速96族(トゲデマル
準速110族(ライチュウ/アローラライチュウ/アローラダグトリオ/ゲンガー/ケンタロス/エーフィ/ユキメノコ/ルガルガン黄昏)
161 最速95族(f:id:barudoru:20191130215857p:plainウインディ/ガラルヒヒダルマ/ネイティオ/サメハダー/ドラピオン/ヒヒダルマ/リーフィア/シルヴァディ/タチフサグマ)
準速109族(エレザード/アイアント/アローラキュウコン
160 準速108族(コバルオン/テラキオン/ビリジオン
159 最速93族(ケンホロウ
158 最速92族(ワルビアル
157 最速91族(ロトム
準速105族(ギャロップ/ガラルギャロップ/ストライク/ライボルト/ミミロップ/ゾロアーク/コジョンド
156 最速90族(f:id:barudoru:20200906221328p:plainポリゴンZ/ピカチュウ/ガルーラ/ロズレイド/ルカリオ/ドレディア/ギギギアル/ニャヒート/イオルブ/フォクスライ)
準速104族(ニャオニクス
155 準速103族(エモンガ
154 最速88族(バイウールー)
153 最速87族(サワムラー
準速101族(デデンネ
152 準速100族(リザードン/キュウコン/ドククラゲ/マッスグマ/フライゴン/ウルガモス/キュワワー
151 最速86族(FCロトム
150 最速85族(キングドラ/ジュラルドン/ゴルダック/カイロス/ヘラクロス/ハリーセン/ドクロッグ/ダゲキ/ジャラランガ/ウッウ)
準速98族(サザンドラ/バスラオ
149 最速84族(スカタンク
準速97族(シンボラー/オノノクス/モルペコ/ウーラオス
147 最速82族(ルガルガン夜)
準速95族(ウインディ/ガラルヒヒダルマ/ネイティオ/サメハダー/ドラピオン/ヒヒダルマ/リーフィア/シルヴァディ/タチフサグマ)
146 最速81族(ミロカロス
145 最速80族(ウォーグル/シャンデラ/マンムー/ダーテング/サーナイト/オニゴーリ/フワライド/エルレイド/ムーランド/バルジーナ/ヌメルゴン/ナゲツケサル
144 最速79族(バイバニラ
準速92族(ワルビアル
143 最速78族(カメックス/ホルード
142 準速90族(ピカチュウ/ガルーラ/ロズレイド/ルカリオ/ポリゴンZ/ドレディア/ギギギアル/イオルブ/フォクスライ)
140 準速88族(バイウールー)
139 最速75族(f:id:barudoru:20200307115115p:plainパッチラゴン/ウオノラゴン/キングラー/ネンドール/ダストダス/クレッフィ/ストリンダー/タイレーツ)
準速87族(サワムラー
138 準速86族(FCロトム
最速74族(ガマゲロゲ/カジリガメ)
137 準速85族(キングドラ/ジュラルドン/ゴルダック/ハリーセン/ドクロッグ/ダゲキ/ジャラランガ/ウッウ)
最速73族(カラマネロ
136 準速84族(スカタンク
最速72族(ペロリーム/アマージョ
135 最速71族(サダイジャ)
最速30族*1.5(スカーフマシェード
134 最速70族(バタフリー/ルンパッパ/キリキザン/ニョロボン/パルシェン/ヨルノズク/ニョロトノ/カポエラー/レントラー/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
準速82族(ルガルガン夜)
133 準速81族(ミロカロス
132 準速80族(ウォーグル/シャンデラ/ダーテング/サーナイト/オニゴーリ/フワライド/マンムー/エルレイド/ムーランド/バルジーナ/ヌメルゴン/ナゲツケサル
最速68族(アズマオウ
131 準速79族(バイバニラ
130 準速78族(カメックス/ホルード
最速67族(アーマーガア/ランターン
無振り110族(ゲンガー/ケンタロス/ルガルガン黄昏)
128 最速65族(ペリッパーサンドパン/アローラサンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ)
127 最速64族(マホイップ)
準速75族(f:id:barudoru:20200307115115p:plainパッチラゴン/ウオノラゴン/キングラー/ネンドール/ダストダス/クレッフィ/ストリンダー/タイレーツ)
126 無振り106族(レパルダス
準速74族(ガマゲロゲ/カジリガメ)
125 準速73族(カラマネロ
124 無振り104族(ニャオニクス
準速72族(ペロリーム
123 最速60族(ラプラス/ピクシー/ユキノオー/リオル/ブルンゲル/ニンフィア/ギルガルド/アシレーヌ/キテルグマ/ヤレユータン/ワタシラガ/ガラルマタドガス/オーロンゲ)
準速71族(サダイジャ)
122 準速70族(ルンパッパ/キリキザン/バタフリー/ニョロボン/パルシェン/ヨルノズク/ニョロトノ/カポエラー/レントラー/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
121 最速58族(ゴロンダ
120 無振り100族(キュワワー/リザードン/キュウコン/ドククラゲ/ミルタンク/マッスグマ/フライゴン/ウルガモス/ガラルバリヤード
準速68族(アズマオウ
119 準速67族(アーマーガア/ランターン
118 最速56族(オーロット
117 最速55族(カイリキー/ナッシー/ゴルーグ/パッチルドン/ウオチルドン)
準速65族(ペリッパー/サンドパン/アローラサンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ)
116 無振り96族(トゲデマル
準速64族(マホイップ)
115 無振り95族(ウインディ/ネイティオ/ドラピオン/ヒヒダルマ/リーフィア/シルヴァディ/タチフサグマ/ガラルヒヒダルマ
113 無振り93族(ケンホロウ
112 最速50族(ラフレシア/キレイハナ/ヤミラミ/ツンベアー
準速60族(ラプラス/ニンフィア/アシレーヌ/ピクシー/ユキノオー/リオル/ブルンゲル/ギルガルド/キテルグマ/ヤレユータン/ワタシラガ/オーロンゲ/ガラルマタドガス
無振り92族(ワルビアル
110 無振り90族(ガルーラ/ロズレイド/ルカリオ/ポリゴンZ/ギギギアル/イオルブ)
108 無振り88族(バイウールー)
107 準速55族(カイリキー/ナッシー/ゴルーグ/パッチルドン/ウオチルドン)
106 無振り86族(FCロトム
最速45族(オクタン/イワパレス
105 無振り85族(ゴルダック/カイロス/ヘラクロス/ハリーセン/キングドラ/チェリム/ドクロッグ/ダゲキ/ジャラランガ/ウッウ/ジュラルドン)
103 最遅110族(ゲンガー)
最速42族(オニシズクモ
102 準速50族(ラフレシア/キレイハナ/ヤミラミ/ツンベアー
無振り82族(ルガルガン夜)
101 無振り81族(ミロカロス
最速40族(ヌケニン
100 無振り80族(シャンデラ/ダーテング/サーナイト/オニゴーリ/フワライド/マンムー/エルレイド/ムーランド/バルジーナ/ウォーグル/ヌメルゴン/ナゲツケサル/バチンキー)
98 無振り78族(カメックス/ホルード
最遅104族(ニャオニクス
97 準速45族(オクタン/イワパレス
95 無振り75族(クレッフィ/ネンドール/ダストダス
94 無振り74族(ガマゲロゲ/カジリガメ)
最遅100族(キュワワー/リザードン/キュウコン/ガラルバリヤード
最速42族(オニシズクモ
93 無振り73族(カラマネロ
92 無振り72族(ペロリーム/アマージョ
準速40族(ドサイドン/ヌケニン
91 無振り71族(サダイジャ)
最遅97族(シンボラー/オノノクス
90 無振り70族(ニョロトノ/バタフリー/ヨルノズク/エアームド/カポエラー/ルンパッパ/ソルロック/ルナトーン/レントラー/キリキザン/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
最速30族(f:id:barudoru:20200629205711p:plainモロバレル/カビゴン/セキタンザン)
最遅96族(トゲデマル
88 無振り68族(アズマオウ/バクオング
87 最遅92族(ワルビアル
85 無振り65族(サンドパン/アローラサンドパン/シャワーズ/ブースター/ブラッキー/ハッサム/ペリッパー/グレイシア/ゴチルゼル/クイタラン/マルヤクデ/ネギガナイト/モスノウ)
最遅90族(ポリゴンZ/ガルーラ/ロズレイド/ルカリオ/ギギギアル/イオルブ)
84 無振り64族(マホイップ)
82 準速30族(セキタンザン
81 最遅85族(ヘラクロス/ドクロッグ/ジュラルドン)
最遅86族(FCロトム
80 無振り60族(ラプラス/ニンフィア/アシレーヌ/オーロンゲ/ガラルマタドガス/ピクシー/ナマズン/リオル/ユキノオー/マラカッチ/ブルンゲル/ギルガルド/キテルグマ/ヤレユータン/ワタシラガ)
78 無振り58族(ズルズキン/オーロット
76 最遅80族(シャンデラ/サーナイト/オニゴーリ/エルレイド/マンムー/ムーランド/バルジーナ/バチンキー)
無振り56族(オーロット
75 最遅79族(バイバニラ
無振り55族(カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴチミル/ゴルーグ/バッフロン/パッチルドン/ウオチルドン)
74 最遅78族(カメックス/ホルード
無振り54族(パンプジンLL)
72 最遅75族(ネンドール/ダストダス/クレッフィ/ストリンダー/パッチラゴン/ウオノラゴン)
70 無振り50族(マリルリ/ヤミラミ/ラッキー/クチート/ベロベルト/モジャンボ/ニャイキング/コオリッポ)
最遅73族(カラマネロ
69 最遅72族(ペロリーム
67 最遅70族(ニョロトノ/バタフリー/ヨルノズク/エアームド/カポエラー/ルンパッパ/ソルロック/ルナトーン/レントラー/キリキザン/ジュナイパー/アップリュー/ポットデス/バリコオル/イシヘンジン)
65 無振り45族(ローブシン/プクリン/アローラナッシー/ガラガラ/アローラガラガラ/ノコッチ/オクタン/ヨノワール/イワパレス/ナゲキ/ラランテス
最遅68族(アズマオウ/バクオング
64 無振り44族(ドラミドロ
最遅67族(ランターン/アーマーガア)
63 最遅65族(ゴチルゼル/シャワーズ/ブースター/ブラッキー/ハッサム/ペリッパー/グレイシア/マルヤクデ/ネギガナイト)
無振り43族(クワガノン
62 無振り42族(オニシズクモ/オトスパス)
最遅64族(マホイップ)
60 無振り40族(ドサイドン/サイドン/トゲチック/ヌケニン/ビークイン/オーベム/グソクムシャ/ダダリン
59 無振り39族(トリトドン
58 最遅60族(f:id:barudoru:20200528235344p:plainアシレーヌ/ラプラス/ニンフィア/ブルンゲル/ヤレユータン/ピクシー/ホエルオー/ユキノオー/リオル/マラカッチ/ギルガルド/キテルグマ/ワタシラガ/オーロンゲ/ガラルマタドガス
56 最遅58族(ゴロンダ
無振り36族(デンヂムシ/ジジーロン/バクガメス
55 無振り35族(ピッピ/ヌオー/ドヒドイデ/バンバドロ/ガラルサニーゴ
54 最遅56族/55族(カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴチミル/ゴルーグ/バッフロン/オーロット/パッチルドン/ウオチルドン)
53 無振り33族(ソーナンス/ドータクン
最遅54族(パンプジンLL)
50 無振り30族(カビゴン/モロバレル/ヤドラン/ガラルヤドラン/ウソッキー/ヤドキング/ハガネール/ランクルス/ヨワシ群/マシェード/セキタンザン/タルップル/サニゴーン/デスバーン/ダイオウドウ)
49 最遅50族(マリルリ/ラッキー/クチート/ヤミラミ/ベロベルト/モジャンボ/ニャイキング/コオリッポ)
無振り29族(ムシャーナ/フレフワン/ブリムオン)
48 無振り28族(クレベース
47 最遅48族(メタモン
45 最遅45族(アローラガラガラ/ローブシン/ラランテス/プクリン/アローラナッシー/ガラガラ/ノコッチ/オクタン/ヨノワール/イワパレス/ナゲキ)
無振り25族(ギガイアス
44 最遅44族(ドラミドロ
43 最遅43族(クワガノン
42 最遅42族(オニシズクモ/オトスパス)
40 無振り20族(ナットレイ/シュバルゴ/ヨクバリス)
最遅40族(f:id:barudoru:20191130210225p:plainドサイドン/サイドン/トゲチック/ヌケニン/ビークイン/オーベム/グソクムシャ/ダダリン
39 最遅39族(トリトドン
38 最遅60族*0.67(ルームサービス込みのブルンゲル/ヤレユータン
36 最遅36族(デンヂムシ/ジジーロン/バクガメス
最遅35族(ピッピ/バンバドロ/ヌオー/ドヒドイデ/ガラルサニーゴ
最遅55族*0.67(ルームサービス込みのパッチルドン/ウオチルドン)
35 無振り15族(バチンウニ)
34 最遅33族/32族(ドータクン/ソーナンス/マッギョ/ガラルマッギョ
31 最遅30族(f:id:barudoru:20200629205711p:plainモロバレル/カビゴン/ヤドラン/ウソッキー/ヤドキング/ハガネール/ランクルス/ヨワシ群/マシェード/タルップル/セキタンザン/サニゴーン/デスバーン/ダイオウドウ/ガラルヤドラン)
30 最遅29族(f:id:barudoru:20191203233547p:plainブリムオン/ムシャーナ/フレフワン
29 最遅28族(クレベース
最遅61族/60族*0.5ユキノオー/ブルンゲル/ギルガルド/ヤレユータン
27 最遅25族(f:id:barudoru:20200629212803p:plainサマヨール/ギガイアス
最遅42族*0.67(ルームサービス込みのオニシズクモ
26 最遅39族*0.67(ルームサービス込みのトリトドン
24 最遅36族*0.67(ルームサービス込みのバンバドロ
22 最遅20族(ナットレイ/シュバルゴ/ヨクバリス)
21 最遅42族*0.5(鉄球オニシズクモ
20 最遅30族*0.67(鈍い1回込みのカビゴン、ルームサービス込みのカビゴン/モロバレル/デスバーン/セキタンザン/ダイオウドウ)
最遅40族*0.5(鉄球ドサイドン/ダダリン
18 最遅15族(バチンウニ)
9 最遅5族(ツボツボ/ナマコブシ

【ダブル】脱出エルフラプラス

f:id:barudoru:20200807222503p:plain

シリーズ4からシリーズ5(鎧の孤島環境)にかけて使ってきたパーティです。シリーズ4ルールのINC Mayで6位、シリーズ5ルールのシーズン8ランク戦で最終レート2005(37位)などの結果を出してくれました。8/1に行われた日本一決定戦でも使用しましたが、この大会では8勝10敗の87位で振るわずでした。

概要

脱出ボタンエルフーン+ラプラスについてf:id:barudoru:20200112003313p:plainf:id:barudoru:20200806213635p:plain

今回の構築はキョダイセンリツラプラス+追い風エルフーンを軸としています。エルフーンいたずらごころ追い風によってラプラスを相手より先に動かしてキョダイセンリツを撃ち、オーロラベールを展開してそのターンの攻撃を軽減するとともに、味方全体に耐久と素早さのサポートを与えてその後の試合を有利に進められます。

この戦術を使う上でエルフーン「だっしゅつボタン」をもたせるのが最適と考えました。脱出ボタンエルフーンには3つのメリットがあります。


1,速やかにアタッカーを展開できるf:id:barudoru:20200806213804p:plain
追い風もオーロラベールもターンが限られているため、これらが有効なターン内でアドバンテージを取ることが必要です。パワーのないサポーターエルフーンが場に残った状態では相手にターンを稼がれてしまいがちですが、脱出ボタンで素早く裏のアタッカーと交代しておくことで早ければ2ターン目から猛攻を仕掛けることができます。アタッカーの攻撃で数の差をつけて相手の後発ダイマックスを迎え撃つという逃げ切りの形を目指します。


2,エルフーンを裏に温存できるf:id:barudoru:20200112003313p:plain
エルフーンは耐久振りにしており、オーロラベール展開時ならリベロエースバーンの命の珠+ダイスチル/ダイジェットを耐えるほどです。攻撃を耐えて脱出ボタンで後ろに引っ込むことで、再度エルフーンの追い風を使うチャンスが生まれます。第8世代の素早さ操作即時適用の仕様からしても二度目の追い風展開は非常に強力で、こちらのアタッカーが常に上を取り続ける形になります。

エルフーンが倒されず生き残ることによって数の差をつけられにくなり、先行ダイマックス型の目指す勝ち方である「数的有利をもって相手の後発ダイマックスを迎え撃つ」形と噛み合います。温存したエルフーンは嘘泣きも使えるので、試合終盤に相手の後発ダイマックスや詰め型ポケモンの耐久をスカスカにして突破口を開いてくれます。


3,猫騙し持ちに対してプレイングが安定するf:id:barudoru:20200302135509p:plainf:id:barudoru:20200308172431p:plain
エルフーンの処理方法として最も多く狙われるのが猫騙し+ダイジェットなど、猫騙しを使ってエルフーンに行動の機会を与えず倒すことです。それを警戒してエルフーン側を守らせたり、交代したりするプレイングをすると今度はエルフーンを無視してラプラスを殴られる可能性があります。エルフーンを動かさず追い風を使っていない状態だとオーロラベールを先手で出すのも難しく、ラプラスに大ダメージが入ったり、最悪キョダイセンリツを撃てずに倒されることもありえます。このように初手猫騙し持ちと対峙したときエルフーン側が使う手は択になりやすく、特にガオガエンとゴリランダーが増えた鎧の孤島環境ではそれが頻繁に起こります。

ここでエルフーンに脱出ボタンをもたせておくと、エルフーンに集中攻撃された場合」、「ラプラスに集中攻撃された場合」のどちらにも対応できます

このようにいずれのパターンでも初手キョダイセンリツスタートできるので初動を潰されることがなく、裏目が少ないです。

その他、ガエンゴリランダーやガエンバンギのような並びからは「猫騙しでエルフーンの追い風を止められながら先手のダイマックス技でラプラスをワンパンされる」危険がありましたが、猫騙しをエルフーンに撃たれたら脱出ボタンでガオガエンに交代して威嚇できるためそれも阻止できます。

地震ドリュウズ+弱点保険バンギラスや波乗りドラパルト+弱点保険テラキオンのような巻き込み弱点保険系も、全体技を受けた際に脱出ボタンが発動するので追い風キョダイセンリツと威嚇撒きで相手の攻撃を軽減する形となります。

全体攻撃エースについてf:id:barudoru:20200806213804p:plain

追い風とオーロラベールの恩恵を受け、限られたターンで決着をつけられるアタッカーとしてニンフィアを選びました。

ニンフィアの最大のメリットはやはりフェアリースキンハイパーボイスであり、相手二匹対象の全体技であるために守るやサイドチェンジの択に悩まされることがなく、雑に撃つだけでも確実にアドバンテージを稼いでくれます。耐久力の高さと弱点の少なさも評価でき、特殊耐久は壁込みでアシレーヌの雨珠ダイストリームを耐えるほどの硬さです。

火力強化アイテムとしてのどスプレーをもたせています。この持ち物は精霊プレートやこだわりメガネと比べると初動が弱いですが、オーロラベールのおかげで相手の攻撃を耐えてスプレーするスキを作れます。スプレーで攻撃を、壁で防御を、追い風で素早さを上げられるニンフィアはさながらGSルールのジオコントロールゼルネアスです。フェアリー技の攻撃範囲の死角になる炎・毒タイプが多く入った晴れパなどに対しては、ワイドフォース持ちのイエッサン♀が代わりのアタッカーとなります。


晴れパ対策についてf:id:barudoru:20200307115101p:plain

エルフラプラス戦術の天敵となる相手が晴れパです。追い風を使っても葉緑素フシギバナに素早さで勝てないのでねむりごなをラプラスに撃たれる危険があり、そうでなくてもエルフーンラプラスの弱点を突かれて不利な展開になりやすいです。リザードンもパーティ全体的に重く、晴れパに対してはラプラス以外で対応する方針にしました。

鎧の孤島環境以前では雨乞いライボルトとラムサザンドラを使って対抗を試みていましたが、鎧の孤島でキョダイフシギバナが出てからはそれらで対抗することに限界を感じ、より晴れパへの対応能力が高いヌメルゴンに落ち着きました。特殊耐久が高く力押しされにくいこと、特性そうしょくでねむりごなやキョダイベンタツを無効化できること、弱点が少ないことから、フシギバナリザードンの処理を安心して任せられます。

味方ニンフィアの電光石火で弱点保険を起動してあげることで、パワーの低さも補ってやれます。ダイマックスフシギバナとつげきチョッキコータスも威力2倍のダイマックス技で倒すことが可能なはず。また、ダイアシッドで味方の全体攻撃技アタッカーともどもパワーアップできるのも強力です。

個別解説

能力値
HP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順

努力値
H→HP / A→こうげき / B→ぼうぎょ / C→とくこう / D→とくぼう / S→すばやさ

ラプラスf:id:barudoru:20200806213635p:plain

【ふぶき、ハイドロポンプ、かみなり、まもる@ひかりのねんど/シェルアーマー】
205-×-104-150-115-109 (B28,C252,S228 ひかえめ)

HB:ダイマックス時、ゴリランダー(A194)の手助け+きせきのタネ+グラスフィールド込みのグラススライダーを確定耐え
S:ダイジェットを1回積んだ最速トゲキッスorウォーグルを追い風込みで抜き

1ターン目にダイマックスを切ってキョダイセンリツでオーロラベールを展開。自身も含め味方全体の耐久を固めます。キョダイセンリツのベースとする技は「ふぶき」で他の氷技よりダイマックス時の威力が高いです。140の威力があればHP振りのトゲキッスを一撃で倒せる可能性があります。

だくりゅうやねっとうをこのポケモンは覚えないので水技はハイドロポンプほぼ一択、140という高い威力のダイストリームに変換できるので大半のガオガエンを一撃で倒せます。

ダイストリーム追加効果で降らせた雨を利用すべく電気技は「かみなり」ギャラドスミロカロスらに対する貴重な打点となります。また、ダイサンダーでエレキフィールドを展開できるおかげであくびに悩まされません。アイアンローラーやとんぼがえり+グラスメイカーでフィールド貼り妨害をされそうなら1ターン目にエルフーンを脱出してガオガエンを出し、猫騙しでそれらを止めるというやり方があります。

ダイマックスを前提としておりハイドロ吹雪かみなりという命中率に不安を抱える技構成ですが、オーロラベールを含めて自身が硬いこともあり数回の外しは許容できます。ただ、外しの回数が多すぎるとダメージが足りなくなったりオーロラベールのターンを消費しがちで、日本一決定戦では案の定外しすぎたので冷凍ビームや10万ボルトも検討すべきだったと後悔するところでもありました。

「まもる」及びダイウォールは味方と息を合わせて動くために必要な技。このポケモンは先発でダイマックスを切る以上、試合の中盤以降に非ダイマックス状態で相手のダイマックスポケモンと対峙することも多く、そのダイマックスターンを凌ぐためにも必要になりやすいです。

持ち物は弱点保険や命の珠という攻撃的な選択肢もありますが、壁ターンを大事にしたいコンセプト上「ひかりのねんど」を選びました。攻撃アイテムがなくて火力が足りない分は味方の非ダイマックスアタッカーにダメージを稼いでもらう方針です。

オーロラベールは急所に貫通されてしまうのが欠点なので特性は「シェルアーマー」にして不運な事態が起こらないようにします。強運+ピントキッスが増えた環境で頼りになる特性です。

ダイマックス中により多くのダメージを稼ぐため性格は「ひかえめ」努力値はCS重視。ただし味方ニンフィアとの同速を避ける意味も込めて準速を避けています。最低限を防御に振っているおかげでゴリランダーを初手に出されても怯まず動けます。

エルフーンf:id:barudoru:20200112003313p:plain

ムーンフォース、おいかぜ、うそなき、ちょうはつ@だっしゅつボタン/いたずらごころ
167-×-146-97-100-136 (H252,B220,D36 ずぶとい)

HB:オーロラベール込みでエースバーン(A168)のリベロ+命の珠+ダイジェット/ダイスチル(130)を高確率耐え(81.3%)

いたずらごころで誰よりも早く「おいかぜ」を展開し、「だっしゅつボタン」で控えに戻る動きをします。脱出ボタンの採用理由は概要欄に書いた通りです。脱出ボタンエルフーンと言えばすりかえとのコンボが有名ですが、狙って使うのがかなり難しいですし、日本一決定戦に参加するプレイヤーは先発ダイマックスをあまりしてこないと思っていたので持たせていません。

トリックルーム要員やクレッフィモロバレル、ラッキーを封じるために「ちょうはつ」持ち。これら耐久ポケモンを封殺することで、序盤にラプラスがもたつく展開を避けやすいです。

ラプラスニンフィアヌメルゴンと味方が特殊に偏っているので「うそなき」は強力な火力サポート技として働きます。回復で粘ってくる耐久ポケモンの突破にも有効で、オーロラベール中に決着を着けたいパーティコンセプトと噛み合います。

攻撃技は悪戯心絡みの補助技が効かないあくタイプにダメージの大きいムーンフォースをもたせました。一応味方ヌメルゴンの弱点保険起動に使うこともできるのですが、追加効果が発動すると悲惨なのであまりやることはないです。

よくある特攻素早さ全振りの配分ではなく性格「ずぶとい」で耐久を上げてさらにオーロラベールで一撃耐えてもらえるようにしています。これだけの耐久があるとサイクル戦における交代先としても安定し、特に守るが使えず耐久にも振っていないガオガエンが水・格闘・地面技を被弾するのをエルフーンへの交代で防ぐ場面は多々あります。一方でエルフーンの弱点のほとんどはガオガエンがカバーできるため二匹は相性補完が良いです。

素早さを無振りにしている弊害として、エルフーンミラーでは相手に上から挑発を撃たれて何もできなくなるのでエルフーン入りの相手にはこのポケモンを先発から出さないようにします。

ニンフィアf:id:barudoru:20200806213804p:plain

ハイパーボイス、マジカルフレイム、でんこうせっか、みきり@のどスプレー/フェアリースキン
171-76-87-176-151-112 (H4,B12,C236,D4,S252 ひかえめ)

HB:ドラパルト(A189)の命の珠+ゴーストダイブを最高乱数以外耐え(93.7%)

全体攻撃のフェアリースキン+ハイパーボイスによって、パーティで最大の打点を出すメインアタッカーです。また、弱点が少なく耐久もそこそこあるためにオーロラベールの恩恵を受けやすく、欠点の素早さも追い風によって補えます。

もうひとつフェアリースキンの影響を受ける技にでんこうせっかがあり、きあいのタスキやミリ耐えされた分を削ったり、味方ヌメルゴンの弱点保険を押したりと器用な動きをします。

「みきり」も不可欠です。相手はダイマックス中のラプラスヌメルゴンを放置して隣のニンフィアを狙うことが多いため、集中攻撃を守るなどしてアドバンテージを稼ぎます。また、このポケモンは役割上オーロラベールを盾に相手の特殊型ダイマックスポケモンと殴り合うことが多いため、守ってダイマックス技を軽減したりダイマックスターンを稼ぐプレイは必ず必要になります。このことは拘りメガネを持たせなかった最大の理由でもあります。

最後の技には「マジカルフレイム」を持たせて、フシギバナナットレイアイアントドリュウズ、ダイスチル使用後のエースバーンへの打点とします。

あくびも有力な候補の技でしたが、味方ラプラスのダイサンダーとの相性の悪さやラムなど状態異常対策をされて裏目になることを懸念して持たせませんでした。

持ち物は「のどスプレー」。居座ってハイパーボイスを撃ち続けたい、守るも使いたいというこのポケモンの運用の仕方に最もマッチしており、こだわりメガネやせいれいプレートよりこちらを優先することにしました。

耐久はオーロラベールで十分硬くなるため、準速でCS多めの配分に設定。追い風の恩恵を受けていじっぱりスカーフウーラオスを抜けるのが偉いと感じています。

ガオガエンf:id:barudoru:20200308172431p:plain

フレアドライブDDラリアットインファイトねこだまし@オボンのみ/いかく】
188-183-110-×-110-95 (H140,A252,B,S116 いじっぱり)

H:オボンのみと相性の良い4の倍数調整
S:追い風込みで最速エースバーン抜き

ラプラスをキョダイコランダやダイロックから守るための「いかく」要員であり、エルフーンの脱出先の一つです。味方のニンフィアラプラスと攻撃範囲のシナジーがあり、ゴリランダーやサマヨールバンギラスを倒すために欠かせない働きをします。ウインディと違いエスパー技が無効なため、エルフーンの苦手とするイエッサンに強いのが偉いところです。

追い風・オーロラベールターン中に攻めきるコンセプトのため、性格「いじっぱり」で攻撃に特化しています。メインとなる炎技はフレアドライブで、ゴリランダーやナットレイも一撃で倒しきれます。雨状態では威力が下がるため、味方のラプラスにダイストリームを使わせるかどうかは慎重に判断しなければなりません。

イエッサンやサマヨールの弱点を突くための悪技はDDラリアットです。うっぷんばらしという新しい選択肢もありましたが、ラリアットの方が威力が10高く、その差でサマヨールを落としきれるかどうかが左右されがちと感じたのでラリアットを選ぶことにしました。この技はダイスチルによる防御アップを貫通できるのが便利ですし、小さくなるを無視してラッキーを殴るのにも使えます。

インファイトはパーティ全体的に重いバンギラスポリゴン2など特殊耐久が高いポケモンを迅速に倒す手段です。特にダイマックスバンギラスラプラスニンフィアの攻撃で弱点保険が発動してはまずいのでこの技による対処が主になります。セキタンザン、テラキオンにも有効。ガオガエンミラーでも必ず勝てるようになります。

ねこだましは様々な局面で便利な技で、相手が初手に出したエルフーンやオーロンゲの行動を止めるためによく使います。補助技がないので突撃チョッキも持ち物の選択肢になりますが、このパーティは特殊耐久が全体的に厚く、ガオガエンには対物理を主に担当してもらいたいので「オボンのみ」を用いることにしました。

素早さを95まで上げたのは追い風時にエースバーンを抜くためですが、最速モロバレルや最速ドサイドンも最近の環境に増えてきたので素でそれらを抜けるのも重要です。

イエッサン♀f:id:barudoru:20191203233602p:plain

【ワイドフォース、このゆびとまれ、みがわり、まもる@サイコシード/サイコメイカー】
175-×-89-160-125-104 (H236,B28,C244 ひかえめ)

HB:ウーラオス(A200)のすいりゅうれんだ急所×3を確定耐え
S:素早さ個体値を28にして無振りゴリランダー(S105)より遅く調整

「サイコメイカー」によるフィールド展開要員兼このゆびとまれ要員であり、ニンフィアとタイプが被らないのでこのパーティに入れやすいポケモンでした。セキタンザン系や叩きなどのコンボパーティの対策を担います。サイコフィールドはオーロンゲや相手エルフーンの悪戯心絡み補助技を封じるのにも役立ちますが、味方の先制技も封じてしまうので注意しながら選出する必要があります。

エスパー技の通りが良い晴れパーティに対して「ワイドフォース」でダメージを与えるのも大事な役割です。ただ、エスパー技は環境に多い悪タイプに無効化される欠点があるのでこのパーティのメインアタッカーはあくまでニンフィア

「みがわり」は珍しい技ですが、狙いはサマヨールの対策です。ナイトヘッドをノーマルタイプで無効にし、痛み分けは身代わりが無効にするのでサマヨールからは身代わり人形が壊されません。先発サマヨールでトリルしてドサイドンバンギラスといったトリルアタッカーにつなげてくる戦術に対して刺さり、身代わりを残した状態でこの指とまれを使えばダイマターンとトリルターンの両方を大きく削ることができます。ドサイドンバンギラスダイマックスしなかった場合はラプラスのダイストリームやヌメルゴンのダイドラグーンで大ダメージを狙えるので問題ありません。

味方のダイマックスヌメルゴンラプラスは放置されやすく、ダイマックスターンが終わるまではこのポケモンを標的にされやすいので「まもる」を持たせて集中攻撃を防げるようにしています。

基本選出には入らず晴れパやセキタンザンといった特殊アタッカーを主な仮想的とするため、「サイコシード」を使って特防を補強します。オーロラベールと合わせればポリゴンZのダイアタックやリザードンの晴れキョダイゴクエンを耐えられるぐらい硬くなれます。また身代わり人形も非常に硬く、半端な特殊攻撃なら人形が壊れないということも珍しくありません。

特殊耐久が高い反面、物理耐久はこの指とまれ要員の中で最も脆く、叩き系などに選出する場合は1ターンで倒されてしまうことを覚悟しなければなりません。これらの相手に対しては後発にエルフーンを置いておき、イエッサンが倒れた後に出して追い風を使い、ダイマックスエースと組んで巻き返すような形を採りたいところです。

素早さ個体値を28にしており、ゴリランダーと初手で対峙した際ほぼ確実にフィールドを取れるようにしました。特殊耐久は十分すぎるほど硬いので無振り、物理耐久は連撃ウーラオスの攻撃を耐える程度にして残りは特攻にがっつり振りました。ニンフィアの攻撃では通りが悪いフシギバナコータスを倒すための貴重なダメージ源となってくれます。

ヌメルゴンf:id:barudoru:20200307115101p:plain

りゅうのはどうかえんほうしゃヘドロばくだん10まんボルトじゃくてんほけん/そうしょく】
175-×-90-176-170-125 (H76,C236,S196 ひかえめ)

HD:ダイマックス時、キングドラ(C161)の命の珠+てだすけ+ダイドラグーンを確定耐え。
S:最速バンギラス抜き

概要欄に書いた通り晴れパ対策として採用。「そうしょく」で眠りごなを無効にできることから安定した晴れ対策要員です。晴れパ以外ではセキタンザン系の相手や一部の雨パーティに出していくほか、ダイアシッド+ニンフィアによる力押しが有効そうな相手にも出します。必ずしもダイマックスが前提になるわけではなく、アーマーガアやナットレイの処理要員として出したり、エルフラプラスの裏においてオーロラベール追い風の恩恵を受けながら戦うこともあります。

ダイマックスアタッカーとしては火力不足気味なのでじゃくてんほけん持ち。相手のトゲキッスらの攻撃で発動することもありますが、味方ニンフィアの電光石火で起動してもらうのが確実です。パワーアップさせて下の4つの攻撃技で攻めます。

  • りゅうのはどう・・主力となるタイプ一致技。ダイドラグーンの追加効果は晴れパが裏選出で出してくるバンギラスなどに有効。能力を上げて居座って戦う戦法がメインのため流星群ではなく波動を使うことにしました。
  • ヘドロばくだん・・ダイアシッドのベース。味方のニンフィア・イエッサン共々パワーアップしてゴリ押します。
  • 10まんボルト・・ダイサンダーのベース。コータスのあくびで眠ることを防いだり、リザードンを倒すために使います。特攻+1ダイサンダーでリザードンを倒すには若干ダメージが足りず、珠ダメやサンパワーダメージとセットで倒す形になっていたので雷を検討しても良いと思います。
  • かえんほうしゃ・・ダイバーンのベースでキョダイフシギバナを一刻も早く倒すために採用。相手が晴らしてくれていればその恩恵を受けられるのが大きいです。

晴れパに入っているバンギラスやドラパルトには強くないため裏選出をされると苦しくなりますが、そこは味方のイエッサンやエルフーンの補助で補ってあげる方針です。素早さを準速バンギラス抜きにしているので上からダイドラグーンを撃って攻撃ダウンを狙えます。



主な選出

基本選出f:id:barudoru:20200806213635p:plainf:id:barudoru:20200112003313p:plain

先発:ラプラス+エルフーン
後発:ガオガエン+ニンフィアorイエッサン♀

このパーティの基本選出。エースバーン系やドラパルト系、砂パ系などなど幅広く戦えます。

後発はだいたいニンフィアで、イエッサンはあくタイプに攻撃を無効化されるのであまり出しません。イエッサンを出すのは主に晴れパーティやセキタンザンを相手にした時。これらの炎・毒タイプに対してニンフィアのフェアリー技は半減されてしまいますが、イエッサンのエスパー技なら通りが良いためです。

基本的には追い風キョダイセンリツからスタートしますが、相手の初手にリザードンヌメルゴンラプラスなど明らかにダイマックスするポケモンがいる場合は追い風せずうそなきをそれらにかけておくのも手です。また、サマヨールクレッフィモロバレルに対しては挑発からスタートし、補助技でかき回されるのを防ぐこともあります。

オーロラベールを貼った後はダイストリームで攻めるのが基本ですが、相手にアシレーヌや水ロトムがいる場合はその水技の強化をしてしまう可能性があるので控えて別の技を使った方が良いです。味方ガオガエンの炎技を弱めてしまうことにも気をつけなければならず、特に相手にナットレイがいるなら後々炎技で倒すことを考えてダイストリームを使わないプレイングも必要。

ドラテラにはイエッサン先発だとジリ貧なのでこのエルフラプ選出をすることが多いです。テラキオンのチョッキはあまり見かけないし、チョッキ以外であれば珠ダイストリームを警戒して袋叩きしてこないと思っていて、偽装叩きの可能性も考えてテラキオン側にキョダイセンリツを撃つプレイングが良いかと思いました。万が一叩かれてラプラスをワンパンされたら、ニンフィアを死に出しして次のターン嘘泣きハイパーボイステラキオンを倒しにいくと良いでしょう。

ガオガエン先発型f:id:barudoru:20200308172431p:plain

先発:ラプラス+ガオガエン
後発:エルフーンorニンフィアorイエッサン♀から二匹

相手にエルフーンファイアローがいるときは、こちらがエルフーンを先発に出すと優先度+1の挑発やブレイブバードで行動を封じられてしまいがち。そのため先発にエルフーンを出さずガオガエンを出すと良いです。猫騙しで相手エルフーンの脱出ボタンすりかえや疾風の翼を対策できますし、ファイアローには威嚇もできます。こちらはオーロラベールで攻撃を耐えつつ後でエルフーンを出して追い風する形が理想的です。

ただ、ウォーグルミロカロスのようにいかくを利用してくる相手がいると当然先発には出しにくいのでその場合は諦めてエルフーンラプラスから出す場合もあります。

ニンフィア先発型f:id:barudoru:20200806213804p:plain

先発:ラプラス+ニンフィア
後発:エルフーンorガオガエンorイエッサン♀orヌメルゴンから二匹

主に雨パ(ニョログドラ)を倒すための選出。キングドラのすいすいダイジェットでエルフーンが倒されるのがもったいないのでニンフィアから出す形となります。同じくエルフーンをキョダイセンリツの的にされたくないことからキュワワーラプラスなどのラプラス系に対してもこの選出をすることが多く、ニンフィアの特殊耐久を活かしてダイマックスアタッカーの猛攻を切り抜けることができます。

ニョログドラと対面したらまずニンフィアで見切りしてラプラスオーロラベールを貼ってもらいます。手助けダイストリームも耐えるような耐久力を確保してからハイパーボイスを撃っていきたいです。後発にヌメルゴンを置いておくとナットレイやアーマーガアで詰むことが大幅に減ります。

イエッサン先発型f:id:barudoru:20191203233602p:plain

先発:ラプラス+イエッサン♀
後発:エルフーンorニンフィアorガオガエンから二匹

この指とまれで袋叩きコンボや怒りのツボコンボ、ほか大多数の味方弱点保険コンボを妨害できます。アクアジェット蒸気機関を起動する型のセキタンザンにも有効。コバルオンビリジオンには有効なもののテラキオンにはパワー負けする場合があり、特にふくろだたきコンボと見せかけてドラパルトダイマックスのパターンもあるため、ドラテラ入りに対してはエルフラプラスの基本選出で対応することを選びます。

イエッサンが1ターンで倒され次のターンに袋叩きコンボを通される可能性があるため、後発にはエルフーンを置いて追い風を使えるようにし、叩きコンボの妨害を徹底すべきです。

後発ダイマックス対策型f:id:barudoru:20200806223718p:plainf:id:barudoru:20200806223738p:plain

先発:ガオガエン+ニンフィア
後発:エルフーンorラプラスorイエッサン♀orヌメルゴンから二匹

先発で時間稼ぎして後発でダイマックスするパターンの相手を対策する選出。相手にオーロンゲかカビゴンがいたらこの出し方をしていきたいところ。特にオーロンゲに対してはガオガエン猫騙しで止めながらニンフィアのハイボで大ダメージを与え、大した仕事をさせずに倒したいです。

それらに十分なダメージを与えたところでこちらも後発からダイマックスエースを投げていきます。トゲキッスドリュウズをエースとする相手にはラプラスギャラドスフシギバナをエースとする相手にはヌメルゴンを出していきたいところです。

vs晴れパf:id:barudoru:20200112003454p:plain

先発:ヌメルゴン+ニンフィア
後発:エルフーンorガオガエンorイエッサン♀から二匹

晴れパ、特にコータスリザバナすべて入っている相手に対して出す選出。ダイアシッドと味方ニンフィアの電光石火+弱点保険でヌメルゴンを育てつつ、相手の晴れエースを倒していきます。弱点保険発動時の晴れダイバーンでフシギバナ、晴れダイサンダーでリザードンを一撃で倒すことが可能です。ガエンの威嚇とイエッサンのこの指とまれエルフーンの追い風でヌメルゴンをサポートしてあげながら戦います。

ただし晴れパを使う側の視点から見るとヌメルゴンがあまりに厄介なため、先発にコーバナが出されるとは限りません。リザードンが入っておらず、トゲキッスガオガエンウォーグル、エースバーンといったポケモンの多く入った「スタン系の晴れパ」に対しては先発ラプラスエルフーンからスタートして後発にヌメルゴンを置き、キョダイベンタツを交代で受けたり、オーロラベールの恩恵を受けながら戦うようにします。

vsコンボ系の晴れパf:id:barudoru:20200806225902p:plain

先発:ヌメルゴン+イエッサン♀
後発:エルフーンorガオガエンorニンフィアから二匹

晴れパ+ドラパルトテラキオン、晴れパ+セキタンザンといった「晴れ+コンボ系」に強い選出。この指とまれで相手のコンボを妨害しながらヌメルゴンを育てていきます。後発にエルフーンを置けばイエッサンが倒れた後追い風で加速できるし、ニンフィアがいれば電光石火でヌメルゴンの弱点保険を発動させてさらなる強化もできます。


日本一決定戦の反省

INC Mayで6位になることができ、その後鎧の孤島環境でも十分に高い勝率を維持できていたので自信を持って日本一決定戦に臨みましたが、8-10と負け越す結果になりました。

反省として、日本一決定戦という強者のみが参加する大会においてラプラス軸ビートダウンのコンセプトがあまり向いていなかったかなと思いました。ラプラスダイマックスのタイミングが分かりやすく、かつコーバナやドラテラのように相手の選出立ち回りに圧力をかけられるような要素がないため、実力者に対処されやすい部分は否めませんでした。ラプラスを使うにしても単純なビートダウンではなく、今大会で上位に入っているラプラスパーティのように小さくなるラッキーや鉄壁ナットレイのような詰め系ポケモンとセットで使うことも視野に入れてみるべきでしたね。次に全国大会に出る機会があれば「強者に勝つ構築」を煮詰めていきたいです。

技の命中率もかなり致命的になりました。「吹雪やハイドロポンプの命中率が低いとはいえラプラスの耐久は高いので技を撃つチャンスは多い。1試合に1-2回は技を外しても大丈夫」と高をくくっていましたが、1-2回どころではない相当な数を外してしまいダメージが足りない事態を引き起こしていました。8世代の環境になってから低命中率技の採用にあまり抵抗がなくなっていたのですが、こういう大事な大会では命中安定技で固めたいなと改めて考えさせられました。


・日本一決定戦(鎧の孤島環境)
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・INC May(鎧の孤島以前の環境)
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対戦動画

このパーティを使ってランク戦に潜る放送を8/8、8/9に行い、そのアーカイブを残しています。
こちらもぜひご覧ください!

  • 8/9放送分

youtu.be

  • 8/8放送分

youtu.be

【ダブル】エースバーン+イエブリ

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6/28、29に行われたオンライン全国大会、PJNOで使用したパーティです。
Day1を6勝1敗で通過、Day2ではトーナメント初戦で負け、ベスト32という結果でした。

概要と構築経緯

イエブリの課題とエースバーン

このパーティはDLCの新技「ワイドフォース」を活用できるイエッサンブリムオンを軸に組みました。
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ワイドフォースは久々に登場した強力な全体技。サイコフィールド中の威力は120と、5世代以前の吹雪に匹敵します。

ただ、パワーは強化されたといってもイエッサンブリムオンの弱点が改善されたわけではなく、以下のようにいくつも課題があります。

特に一番上のトリルターン枯らしのプレイングについては、全国大会レベルのプレイヤーなら当然のようにやってくるだろうと予想。交代や守るで4ターンを稼がれ、後発ダイマックスに捲られて一掃されるのが目に見えています。

そこで考えたのは序盤から積極的に攻撃を仕掛け、相手のポケモンを3匹に減らすなり、総合体力を削るなりした後にトリルを決めていく戦い方です。相手のポケモンが消耗した状態でトリルすることに成功すれば、相手はサイクルや守るでトリルターンを逃げ切るのが困難になるはず。

このコンセプトに沿って序盤の相手を削る役割に相応しいと考えたのがエースバーン。きあいのタスキ持ちでダイマックスしない型です。
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攻撃範囲の広さ、技威力の高さ、リベロのタイプ変更による防御のしぶとさから序盤のダメージ稼ぎは得意、それに加えて上記のイエブリの弱点のうち、2の悪タイプや3の岩雪崩持ちをとびひざげりで、4の全体攻撃フェアリー軍団をダストシュートで、5のゴリランダーを火炎ボールで、6のトリルや封印持ちを挑発で、それぞれ弱点を突いて縛るなり行動を封じるなりでき、非常に相性が良いと考えました。

相方にサマヨールを付け、サイドチェンジとナイトヘッドでエースバーンの補助をします。f:id:barudoru:20200629212803p:plain
このポケモンは高耐久であるため初手からトリックルームを強いられるようなことは少なく、頃合いを見てトリルできるのでコンセプトと合っています。

試合中盤のトリルは凌ぐのが非常に難しく、何とかターンを稼ごうとトリル中にダイマックスを切ってくる相手が多いですが、そうやって半ば強制的にダイマックスを切らせたところにキョダイテンバツの混乱状態を与えると効果的です。ダイマックスターンを混乱自傷で空費させると試合を決定づけるレベルのアドバンテージを得られます。

バンバドロフシギバナについて

イエッサンブリムオン構築といえば、イエッサンブリムオンサマヨールコータスドサイドン@1の形がシーズン1の頃から使われていて、海外でもとても有名です。教え技解禁から大会本番まで時間が無かった(10日ぐらい)こともあって、当初はこの並びをベースに構築することを考えていました。

ただ、コータスドサイドンはパワーこそ高いものの上から弱点を突かれるのが非常に辛く、トリックルームへの依存がかなり強いと感じます。このパーティが目指すのはスイッチトリパのように隙を見てトリックルームを展開する戦い方なので、トリルを大前提にするこの2匹は合わないと判断。またワイドフォースの登場でイエブリ自体が強力な全体攻撃技要員になったこともあって取り巻きにはパワーより安定感を求めるようになりました。

そのためコータスドサイドンはパーティに入れず、4倍弱点がなく非トリル下でも動きやすいバンバドロフシギバナを採用。f:id:barudoru:20200702003455p:plainf:id:barudoru:20200702003531p:plain
バンバドロ水草弱点はありますが、4倍ではないのでチョッキとダイマックスで十分に耐えられ、ドサイドンの役割であったバンドリの対策やトリル下の物理アタッカーといった要素を引き継げます。特性持久力によって相手を詰ませることもできるので、まず水タイプを倒してからバンバドロで詰めといったようにゲームプランを作りやすいです。

そしてフシギバナはパーティ全体で打点の少ない水タイプ・地面タイプへの打点を担当する相性補完役として採用。ゴリランダーアシレーヌガオガエンのいわゆる御三家サイクルに強く、環境に刺さるポケモンです。コータスとセットでないので葉緑素がもったいなく見えますが、ブリムオンやエースバーンのダイバーンから晴れ起動したり、相手の晴れにタダ乗りもできるので案外役に立ちます。

個別解説

能力値
HP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順

努力値
H→HP / A→こうげき / B→ぼうぎょ / C→とくこう / D→とくぼう / S→すばやさ

ブリムオンf:id:barudoru:20200702140447p:plain

【ワイドフォース、マジカルシャイン、マジカルフレイム、トリックルーム@いのちのたま/マジックミラー】
164-×-116-206-123-30 (H252,B4,C252 れいせい)
 ※最遅 キョダイマックス個体

メインアタッカー。ほぼ恩恵がないダイフェアリーよりキョダイテンバツの方が強いのでキョダイマックス個体。相手のダイマックスポケモンを混乱させると効果的なので合わせダイマを狙いたいです。

タイプ一致ダイマックス技のベースとする技はそれぞれ「ワイドフォース」マジカルシャイン。両方とも全体技なので、トリル中に削れた相手をスイープするだけならダイマックスせずに全体攻撃していく選択肢もあります。

基本的にはダイサイコでフィールドを貼るよりキョダイテンバツで混乱を狙う方が優先。もちろんサイコフィールド展開時は威力重視でダイサイコを選ぶこともありますが、悪タイプに交代されて無効にされるとダイマターン、トリルターン両方を損してしまうので、キョダイテンバツを軸に攻めた方が裏目がないです。

「マジカルフレイム」コータスのいないこのパーティにとって貴重な炎技で、鋼タイプを倒す手段として重宝。ダイバーンで天候を変えて水技のダメージを減らしたりフシギバナのようりょくそを発動させたり、テクニカルに立ち回れます。

自身もトリックルームの使い手ですが、このパーティではほぼサマヨールにトリルしてもらうことが多く、ブリムオンがトリルする状況は少ないです。というのもトリックルームを使うターンはダイマックスもできず無防備になり大ダメージを受けるため、その後ダイマックスアタッカーとして活用するのが難しくなるからです。ブリムオンでトリルするなら相手をエースバーンで縛るか、イエッサン♀のこの指とまれで守ってやる必要があります。ダイウォールのベースにもなり、ブリムオンが守りながら隣のサマヨールでトリルすることもあります。

トリル中に攻めきることを意識して持ち物は「いのちのたま」、性格「れいせい」で特攻に全振りの最大火力です。

特性は「マジックミラー」で挑発やねむりごなが効きません。ただしガオガエンの捨て台詞を受けるとこちらが退場しなければならなくなるので要注意。サマヨールのサイドチェンジで回避したり、トリル下で優先して倒すなど対応が必要です。

イエッサン♀f:id:barudoru:20191203233602p:plain

【ワイドフォース、このゆびとまれ、てだすけ、まもる@ナモのみ/サイコメイカー】
175-×-128-118-125-81 (H236,B252,C20 のんき)
 ※最遅
H: 16n-1

ブリムオンとタイプは被っているものの弱点は被っていないベストパートナー。「サイコメイカー」でフィールドを展開しワイドフォースの強化など恩恵を与えます。ゴースト技を無効にできるのが便利なのでドラパルトに対抗するために選出するのが主になります。また、ゴリランダーのグラスフィールドを塗り替えられるのもありがたい。ドラパルトもゴリランダーも入っていない相手にはあまり出しません。

ドラパゴリラを意識して配分は物理耐久に寄せていてこのゆびとまれ」「てだすけ」によるサポートを中心に動きます。攻撃技として「ワイドフォース」を持たせていて、サポーターとは思えないほどの火力を発揮してくれます。味方と足並みを揃えて動くために「まもる」持ちです。

最遅にしているとはいえ、無振り60族の下は取れないのでアシレーヌなどには注意が必要です。最遅以外のゴリランダーよりは遅いので、フィールド合戦に勝ちやすく初手にも出しやすいです。

持ち物はエースバーンのダイアークなどでワンパンされることを防ぐための「ナモのみ」この指とまれによる盾役としての役割を果たすため性格「のんき」で防御面を厚くしました。

エースバーンf:id:barudoru:20200607183411p:plain

【かえんボール、とびひざげり、ダストシュート、ちょうはつ@きあいのタスキ/リベロ
156-168-95-×-95-188 (H4,A252,S252 ようき)

序盤に相手を削る切り込み隊長。きあいのタスキリベロによるタイプ変更は防御面でも攻撃面でも強く、タイプ一致技を連打してダメージを与えていきます。

主となる技は「ダストシュート」とびひざげりの2つ。威力が高く大半のメジャーポケモンの弱点を抑えられ、特に先発で見ることの多いアシレーヌを倒すためにアイへではなくダスシュを採用しています。毒タイプと格闘タイプの技はダイマックス時に威力が下がるので、そういう意味でも非ダイマックス型向き。

ただ、ダスシュは命中率80%、飛び膝は外しや守られたときの反動があるので安定はしておらず、弱点を突けない相手などには「かえんボール」を軸に戦います。炎技はアーマーガアをはじめとした鋼タイプへの打点としても必要です。

「ちょうはつ」は相手の挑発・封印を妨害してこちらのサマヨールのトリルを通す動きができ、相手のサマヨールを腐らせるのにも便利です。リベロであくタイプに変わるので、イエッサンからワイドフォースを撃たれても無効にできるというおまけがあります。

他に欲しい技としてにどげりがありました。サマヨールのお見通しでタスキが見えたバンギラスキリキザンを狩れるのではないかと。技スペースの都合で結局持たせませんでしたが、PJNOではタスキバンギがかなり多かったので欲しい場面はやはりありました。またスイッチトリルの動きを念頭におくと、円滑に交代できるとんぼ返りやトリル下でも先制攻撃できる不意打ちも欲しいのですが、これらも技スペース問題で却下しています。

耐久はタスキに任せてAS全振り。性格「ようき」で最速ですがミラーの同速が面倒なので、トリルやリベロ後に弱点を突く(例えばダイアークを撃った相手のエースバーンに飛び膝を撃つ)ことを意識して多少素早さを下げてもいいかもしれません。

サマヨールf:id:barudoru:20200629212803p:plain

ナイトヘッドトリックルーム、サイドチェンジ、いたみわけ@しんかのきせき/おみとおし】
147-×-187-×-163-27 (H252,B156,D100 のんき)
 ※最遅
HB:ドラパルト(A187)の命の珠+ダイホロウ(威力130)を最高乱数以外耐え

エースバーンのお供としてよく初手から出していきます。しんかのきせきのおかげで非常に硬く、トリル要員として最も信頼のおけるポケモン。シリーズ5からはポリゴン2が取って代わるかもしれませんが、「おみとおし」で持ち物チェックして弱点保険や気合のタスキの有無を確かめるのは剣盾環境において強い動きであり、躊躇わずにガンガン攻めたいエースバーンと噛み合います。

攻撃手段のナイトヘッド、コンセプトのトリックルームは確定技として、残り2つの技は「サイドチェンジ」「いたみわけ」を持たせることにしました。どちらも自身の場持ちを良くすることにもつながる技で、特にサイドチェンジはエースバーンのリベロタイプチェンジと合わせて相手の攻撃をぶれさせることができ嫌らしい動きをします。相手アタッカーはトリル下のブリムオンで倒してもらう方針のため、攻撃力を下げる鬼火や能力アップを打ち消す黒い霧は持たせませんでした。味方の火力補助になる手助けについては検討しても良さそうです。

このパーティでは対ドラパルトにかなり不安を抱えており、ダイホロウを耐えてトリルを貼れるかは非常に重要なので性格は「のんき」努力値配分は物理耐久にかなり寄せたものにしました。

挑発を使いうる相手には注意が必要。タスキバンギのように挑発見え見えな相手に対してはサイチェンやナイヘを使ったり、こちらのエースバーンの挑発で挑発封じしておく立ち回りが有効です。

バンバドロf:id:barudoru:20200702003455p:plain

【10まんばりき、ヘビーボンバー、ボディプレス、いわなだれとつげきチョッキ/じきゅうりょく】
207-194-120-×-106-36 (H252,A252,D4 ゆうかん)
 ※最遅

ガオガエンバンギラスドリュウズらの対策に必要な地面タイプです。ドサイドンと比べて4倍弱点がなく、ダイマックスしなくても扱いやすいのでブリムオンと柔軟にダイマックスを使い分けることができます。場持ちを良くするためとつげきチョッキ持ちです。

味方に浮いているポケモンがいないので地面技は地震ではなく「10まんばりき」。威力130ダイアースのベースとなり、味方のサマヨール共々特殊耐久を上げられるとかなり打たれ強くなります。

「ヘビーボンバー」は体重がだいたい180kg以下の相手に対して最大威力の120を出すことができ、ダイマックスしていないトゲキッスニンフィアへの攻撃手段になります。威力130ダイスチルのベースにもなり、ダイマックス終了後にボディプレスの火力を上げることを見据えてダイアースより優先して使うこともあります。

「ボディプレス」はダイスチルと特性の「じきゅうりょく」で上げた防御を活かしてバンギラスドリュウズに大ダメージを狙えます。持久力バンバドロを無視して隣を殴る相手も多いですが、そこでサマヨールのサイドチェンジを使うとうまいこと積ませてもらえます。

いわなだれギャラドスリザードンへの打点。特にこのパーティのリザードン対処はバンバドロのダイロック任せになります。

持久力+ボディプレスを活かすなら物理耐久を底上げしてもいいのですが、それ以外の技でトリル中に攻めてもらうことも大事なので性格「ゆうかん」で攻撃に全振りとしています。ドサイドンより遅いもののブリムオンやコータスよりは早いのでそれらが相手ならトリルせずに攻めたいところ。

フシギバナf:id:barudoru:20200702003531p:plain

ヘドロばくだんリーフストーム、だいちのちから、まもる@たつじんのおび/ようりょくそ】
187-×-103-167-120-101 (H252,C252,S4 ひかえめ)

弱点を突ける範囲が広く、水草炎の御三家でサイクルしてくる相手に刺さりやすいポケモンです。特にエースバーンで弱点を突けない水タイプに対して攻撃面でも防御面でも有効な働きをします。

タイプ一致技としてヘドロばくだん」「リーフストームを持たせ、炎・毒・鋼タイプには「だいちのちから」で役割破壊を狙います。この大地の力の存在がラフレシアら他の草タイプと比べて大きく、ガオガエンやジュラルドンで止まらないのが優秀。「まもる」は味方がトリルやダイバーンを使ってくれるのを待ったり、あるいは逆にトリルターン切れを待つのに使えます。

ダイマックス権はブリムオンやバンバドロに譲ることがほとんどですが、このポケモンが刺さっている相手ならダイマックスを切っていくこともあります。各技のダイマックス適性も高く、シリーズ5ではスリップダメージ効果のあるキョダイベンタツを入手するためさらに強くなるでしょう。(この記事のレンタルチームに入っているフシギバナはキョダイマックス個体です)

このパーティにはコータスキュウコンが入っていませんが、ダイバーンと組み合わせて特性「ようりょくそ」を自発的に発動させられることもあります。

持ち物は広い攻撃範囲を活かせる「たつじんのおび」。命の珠がブリムオンに取られているからというのもありますが、反動がないので高い耐久とも噛み合います。

性格は「ひかえめ」。トリル下で動くことを意識して素早さは4振りにとどめています。葉緑素を活用できることもあるので最遅にしませんでした。HPに全振りできたおかげでなかなか硬く、攻防両面で頼りになるポケモンです。

主な選出

基本選出f:id:barudoru:20200607183411p:plain

先発:エースバーン+サマヨール
後発:ブリムオン+イエッサン♀orフシギバナorバンバドロ

8割ぐらいこの選出です。エースバーンの攻撃範囲が広く、様々な相手を縛ったり挑発で止めにいくことができ、さらにタスキ持ち+高耐久サマヨールという布陣は縛られにくく動かしやすいことから序盤戦を有利に進められます。ナイトヘッドを選び削りを入れてからトリルしていく動かし方が強いですが、サマヨールを動かす余裕があまりなさそうなら初手からトリルを仕掛けにいくのも良いです。相手のポケモンを削ってからトリルすると相手はトリルターンを逃げ切るのが困難になるでしょう。

後発は相手がドラパルト入りならイエッサン♀を用意し、ダイホロウをこの指で吸ってあげたいところ。ほか、御三家サイクル系ならフシギバナ、バンドリ系ならバンバドロと相手に刺さるものを選んでいきます。

初手ダイマックス選出f:id:barudoru:20200702003455p:plain

先発:バンバドロorフシギバナ+サマヨールorイエッサン♀
後発:ブリムオン+サマヨールorイエッサン♀

相手のエースに刺さるダイマックスポケモンを軸に、補助役としてサマヨールかイエッサンを付ける出し方です。相手の初手ダイマックスに対抗する形で採ることの多い戦術で、特に晴れリザードンサマヨールで攻撃を耐えきれないので、初手バンバドロのダイロックで対抗するのが必須になります。またトリパとのミラー戦でもこの戦術を使い相手に序盤から圧力をかけていくのが有効です。

イエッサンブリムオン選出f:id:barudoru:20200702140447p:plain

先発:イエッサン♀+ブリムオン
後発:バンバドロ+フシギバナorサマヨール

相手のパーティを見てこの記事の冒頭に書いているようなイエブリ対策があまり見られない場合、あるいはマッチ戦の2戦目以降やランク戦での再戦でイエブリのマークが外されなそうなときは、シンプルにイエブリから出していっても良いでしょう。この指トリルから次ターンにワイドフォース、キョダイテンバツで最大のパワーを発揮できます。


対戦動画

このパーティを使って参加したPJNOの対戦動画をyoutubeのチャンネルに上げています。
記事の内容に沿った解説をしているのでぜひご覧ください!
www.youtube.com

【宣伝】youtubeはじめました

Youtubeチャンネル「バルドルなみのりチャンネル」を開設しました。
www.youtube.com

ダブルバトルの生放送を中心に、時々動画を上げていく予定です。よろしければチャンネル登録をお願いします!
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【ダブル】カバドリストリンダー

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概要・構築経緯

3月から4月にかけて練ったキョダイストリンダー軸の構築です。主な実績としてニコ生テレワーク杯で3位(9-1)、INC Aprilで最終レート1790(34-11)でした。

ストリンダーについて

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3月からランク戦でもキョダイマックスできるようになったストリンダーを軸に考えました。ストリンダーの魅力はカッコイイこと以外に2つあります。

ひとつは電気タイプが攻撃タイプとして優秀であること。現環境は飛行・水タイプの活躍が目立つため電気技が刺さりやすく、弱点を突きやすいです。非ダイマックス時は使い勝手の良い優秀な相手全体攻撃技であるオーバードライブを、ダイマックス時は雷をベースに威力140のキョダイカンデンが撃てます。「いのちのたま」+「てだすけ」を絡めた140キョダイカンデンダイマックス率の高いポケモンを下記の確率で倒せます。
HP全振りダイマックスラプラス:乱数1発(62.50%)
HP全振りダイマックストゲキッス:乱数1発(87.50%)
HP全振りダイマックスアシレーヌ:確定1発
HP全振りダイマックスミロカロス:乱数1発(18.75%)

仮に耐えられたとしても、ダイマックスポケモンのHPを9割削れれば仕事としては十分で、追加効果の毒で倒れるか、まひして置物になるかのどちらかにはなるので不利にはなりません。

もう1つの長所は相手全体に麻痺か毒を与えるキョダイカンデンの優秀な追加効果です。追加効果の恩恵が無しに等しいロトムのダイサンダーと比べ、キョダイカンデンは相手に交代や守るを使われても状態異常でアドバンテージを取ることができ、先発ダイマックスしても裏目が少ないです。

⚡まひ状態はドラパルトのような足の速いポケモンに対して引けると効果的、味方のシャンデラでそのまま縛れるようになります。25%の痺れにも期待でき、相手より先に動いてキョダイカンデンで麻痺させた場合、そのまま即痺れさせるという「ストリンダー式ねこだまし」を決めてしまうこともしばしば。ダイマックスポケモンを痺れさせた場合のアドバンテージは特に大きく、ダイマックスの3ターン中少なくとも一回は痺れを引いてくれる期待値は高いです。

☠️どく状態はハズレ扱いされやすいですが、まひと違って確率に関係なく確実にアドバンテージが取れます。1/8のスリップダメージはキョダイゴクエンほどではないにせよ中々痛いもので、非ダイマックスポケモンであればキョダイカンデンのダメージとあわせてだいたい1-3ターンで倒せます。このパーティには守る持ちが多いので時間を稼いで毒を回します。

さらに相手に状態異常をかけやすいことを利用し、祟り目シャンデラとコンボを狙うことにしました。f:id:barudoru:20200406231223p:plain
条件を満たした祟り目は威力130となるので、シャドーボールベースのダイホロウと同じ打点を出すことができます。これまで祟り目は鬼火や催眠術と組み合わせて使うのが常で、どうしても補助技の命中不安やテンポの遅さに悩まされがちでしたが、キョダイカンデンなら攻撃しながら状態異常をばら撒けるため、途切れなく高威力の攻撃を連打できます。

基本的に「相手のダイマックスポケモンには麻痺、非ダイマックスポケモンには毒」の追加効果を引けると当たりと言えるでしょう。最悪なのは、キョダイカンデンで電気タイプに麻痺状態、あるいは毒or鋼タイプに毒状態が選ばれた場合で、それぞれ追加効果は不発に終わります。祟り目とのコンボに繋がりません。こればかりはストリンダーの機嫌次第になります。

カバドリについてf:id:barudoru:20200411001619p:plainf:id:barudoru:20191130221221p:plain

電気タイプかつ4倍弱点持ちのストリンダーには地面タイプ・避雷針という天敵が存在します。当初はストリンダーに風船を持たせたり、避雷針ライチュウへの交代読みダイアシッドを決めたりといった対策を試みたこともありましたが、どれもピーキーな立ち回りを強いられました。そのため裏選出を用意して対応する方針にします。このルールの地面タイプはほぼドリュウズドサイドントリトドンの三匹、避雷針持ちはライチュウトゲデマルの二匹が大半とみて良いでしょう。
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これらと戦えて、なおかつパワーが高いポケモンとして、HB特化の弱点保険ドリュウズ+カバルドンの組み合わせを考えました。

ドリュウズは相手の地面タイプから弱点を突かれますが、それを逆手にとって弱点保険の起動ができます。ダイスチル、ダイアースを先手で撃てば効果抜群の攻撃でもダメージを軽減しやすく、すなかきも相まって非常に高いパワーで制圧していけます。

そして砂起こし要員としてバンギラスではなくカバルドンを採用。カバルドンならドリュウズドサイドンに対しても強く、高い防御力とあくびによってダイマックスの対処も得意です。

避雷針持ちのライチュウトゲデマルはカバドリにとってみれば置物も同然で、放置しながら2対1で攻めることもできます。もちろん避雷針持ち電気とミロカロスラプラスが組んでいることは多いですが、ダイアースで特防を上げながらあくびを撃っていけば互角に殴りあえます。

相手に地面タイプ、あるいは避雷針持ちが一匹でも入っていればカバドリ側で戦うぐらいの感覚で良いです。キョダイカンデンが100%通る相手に対してのみ、ストリンダーのキョダイマックスを狙うのがベストと考えます。あくびの効かないスイートベールマホイップ+ラプラス、雨パ、エルフーンのような相手はカバドリの天敵ですが、そちらに対してはストリンダーシャンデラ側で有利に戦うことができ、二つのギミックで相互に補完し合います。

ギャラドスとイエッサンについてf:id:barudoru:20200411001217p:plainf:id:barudoru:20191203233602p:plain

ストリンダー、カバドリの両方にとって相性が良いポケモンとしてギャラドスを採用。それぞれの苦手とする地面・水技に対して交代で受けることができ、たきのぼりパワーウィップの攻撃範囲でそれらに反撃が可能、さらに威嚇による補助もできるということで非常に相性が良いポケモンだと思いました。

最後の一匹に採用したのはイエッサン♀。上からガンガン殴ってくるタイプの相手に対し、ストリンダーが行動する機会を作ってあげるためです。当初はエルフーンの追い風でチャンスを作るつもりでした。追い風とうそなきが使えるのでストリンダーの補助に適し、草+フェアリーの攻撃範囲もストリンダーと噛み合うのではないかと・・。しかし、エルフーンもストリンダーも脆いので1-2発で倒されやすく、先発が早期に崩壊して後発の負担が重くなりがちでした。そもそもカンデンの麻痺とエルフーンの追い風でS操作が過剰なのであまり強い動きにはなりません。

そこでこの指とまれを使ってキョダイカンデンを通していく方向に切り替えます。この指要員ならトゲキッス、ピッピといった優秀なポケモンもいますが、今回はイエッサン♀を選びました。理由としては弱点が少ないこと、そこそこ火力があることに加え、3月から環境に急増したドラパルトやミミッキュに対するメタとして有効なことが挙げられます。対ドラパルトではダイホロウを無効化、ダイドラグーンは撃たれますが追加効果が攻撃を下げるだけなのでストリンダーイエッサンの並びなら痛手になりません。対ミミッキュではゴーストダイブを無効にできるほか、サイコフィールドを張るおかげでイエッサン退場後もかげうちから味方を守れるのが重要です。

イエッサンはドリュウズの剣の舞も補助でき、ドリュウズを育成して戦うことも主要な勝ち筋のひとつとなっています。


個別解説

能力値
HP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順

努力値
H→HP / A→こうげき / B→ぼうぎょ / C→とくこう / D→とくぼう / S→すばやさ

f:id:barudoru:20200406225640p:plainストリンダー

【かみなり、オーバードライブ、ヘドロばくだん、まもる@いのちのたま/パンクロック】
151-×-90-166-90-139 (H4,C252,S252 おくびょう)
※キョダイマックス個体

3月に解禁されたキョダイマックスポケモン。合計種族値502で、同じようなキョダイマックス技の使えるピカチュウ(合計種族値320)やバタフリー(合計種族値395)と比べステータスが高く、その代わり追加効果の強さが調整されているという感じになります。非ダイマックス時でも十分強いので、カバドリを軸とした選出をして後発から出ていく戦い方も有効です。耐久こそ低いものの、電気・草・飛行・虫・鋼・格闘・毒・フェアリーと8タイプに耐性があり、パンクロックによる音技半減も相まって有利に戦える相手は結構多いです。

電気技を2種類持たせており、キョダイカンデンのベースとして使うのは「かみなり」。冒頭に書いた通り、威力140のカンデンを使うことで、命の珠、手助けとあわせて一撃で倒せるポケモンの幅が広がります。ミリ耐えされても毒ダメージで押し込めます。

ダイマックス時の主力技は「オーバードライブ」、パンクロック込みで威力100の全体攻撃技となります。水タイプや飛行タイプが多く使われる環境において電気タイプの全体攻撃技は強力です。音技なので身代わりも貫通。

タイプ一致の毒技としてヘドロばくだんを持たせていて、電気技の通りにくいエルフーンカットロトムなど草タイプが攻撃範囲になります。追加効果の発動率も高いので祟り目とのコンボに繋がることもあります。ダイマックス技のダイアシッドは威力90なのでベースの技と威力が変わりませんが、味方も含めてパワーアップできる優秀な技です。

最後の技は「まもる」です。汎用性が高く、毒ダメージも稼げます。バークアウトやほのおのパンチを持たせて攻撃範囲を広げることも考えてはいましたが、守るがやはり必要と判断しました。

持ち物について、当初は風船を持たせていましたが、「いのちのたま」に変更。風船なしのため地面攻撃には無防備になりますが、地面タイプはカバドリ側の選出に任せるか、イエッサンのこの指で吸ってもらうことにし、ストリンダーは持ち味の火力を高める方針に転換しました。ただ突然のダイアースには注意が必要・・リーフィアミロカロスフシギバナ辺りは特にダイアース率が高いのでこの指とまれで保険をかけつつ運用したいです。

特性は「パンクロック」。音技であるオーバードライブを1.25倍に強化できます。ただしキョダイカンデンには残念ながら補正が乗りません。相手の音技を半減する効果もあるので、アシレーヌニンフィアに対しては高い耐久力を発揮してくれます。

追加効果との相性を考えると相手や味方より先にキョダイカンデンを撃ちたいことから、性格は「おくびょう」で最速。準速ジュラルドン+2となります。アタッカーとしての役割に準じ、特攻に振り切っています。

シャンデラf:id:barudoru:20200406231223p:plain

【ねっぷう、たたりめ、トリックルーム、まもる@きあいのタスキ/もらいび】
135-×-110-216-111-132 (C252,D4,S252 ひかえめ)

主な役割は、ナットレイやアーマーガアへの対処、トリックルーム返しも用いたトリパ対策、試合後半のスイーパーとなります。サイコフィールドや麻痺撒きで補助してもらったシャンデラは非常に高い制圧力を発揮します。

シャドーボールではなく「たたりめ」を主力のゴースト技としており、キョダイカンデンか電磁波、あくびで状態異常になっている相手にはシャドーボールベースダイホロウと同じ威力130を叩き込めます(火炎玉ローブシンにも強い…!)。毒で弱っている相手なら尚更倒しやすく、トドメの一撃として有効です。状況によってはダイマックスしてダイホロウを撃つことがあり、その場合の威力は120と低いですが手助けを絡めればサマヨール一撃処理を狙えます。

炎技は「ねっぷう」。多少命中不安があるとはいえ、サイドチェンジやこのゆびとまれに悩まされない全体技は今の環境で価値があります。216という特攻の高さのおかげでチョッキナットレイもダブルダメージ熱風で落としやすいです。

トリックルームを持たせたことで相手の追い風やトリルに対する切り返しができます。気合のタスキがあるため集中攻撃を受けない限り行動機会を確保でき、特にイエッサンと並べてこの指トリルするのが安全です。

ラストの枠は無難に「まもる」を持たせることにしました。毒ダメージの時間稼ぎやトリル読み集中攻撃を防いでアドバンテージを取ることを狙います。封印を持たせてコンボすれば一層厚いトリル対策ができるのですが、読まれやすいことやシャンデラの耐久でやるのは危なっかしいことから持たせませんでした。

メジャーな弱点を5つ抱えていて耐久力が心もとないため、防御面は持ち物きあいのタスキに頼ります。サイコフィールドがあれば影うちや不意打ち、アクアジェットを無効化できるのでHP1でもしぶとく居座って戦えるようになります。ただしカバルドンの砂起こしとは相性が悪いので、同時選出を控えたり、砂がおさまったところで繰り出すなどします。

特性「もらいび」はリザードンの攻撃を凌ぐのに有効です。イエストやイエドリの並びを作ると相手のリザードンは高確率で熱風を撃ってくるのでそれを読んで交代し、貰い火できると強烈なカウンターができます。

性格を「ひかえめ」にしており味方のストリンダーより遅く動けるため、「カンデン→たたりめ」「ダイアシッド→シャンデラの攻撃」とスムーズに連携できます。

ドリュウズf:id:barudoru:20191130221221p:plain

【10まんばりき、アイアンヘッドいわなだれつるぎのまいじゃくてんほけん/すなかき】
213-170-112-×-85-113 (H220,B252,S36 いじっぱり)

HB:ドリュウズ(A187)の10まんばりきを確定耐え、ダイマックス時にドサイドン(A211)の命の珠+ダイアースを確定耐え
HD:ダイマックス時にラプラス(C150)の命の珠+ダイストリーム(威力140)を最高乱数以外耐え
S:準速60族抜き

今回は「すなかき」型のドリュウズ。自分のカバルドンで砂を起こすのはもちろん、相手のバンギラスの砂起こしを利用できることもあります。

ASに振り切るタスキ型のドリュウズと違い、HBをかなり高めた「じゃくてんほけん」型のドリュウズにしてみました。素早さは砂かきに頼れるし、耐久を高めて地面タイプとの打ち合いに強くしてみようという考えです。タイプ一致のダイアースとダイスチルで耐久アップができるのも弱点保険とかみ合っています。

地震で味方を巻き込みたくないので地面技は「10まんばりき」、鋼技はアイアンヘッド。それぞれ威力130のダイアース、ダイスチルのベースとなり、相手に応じて防御か特防を高めて攻撃を耐え、より小さい被害での弱点保険発動を目指します。

いわなだれはダイロック(威力130)のベースとなり、ギャラドスリザードンを倒したり、手動で砂を起こすのに必要な技です。

最後の技はつるぎのまいを選択。威嚇を何度も撒いてドリュウズに対処しようとする相手に刺さりやすく、サイクルを破壊します。守るも欲しいことが多かったのですが、剣の舞をベースにダイウォールも使えるので無くても何とかなります。

基本は初手でイエッサンと並べ、この指とまれで守られながら剣の舞を使う形となります。その後、イエッサンをカバルドンに引いて、すなかきを起動しながらダイマックス技で攻めるのが強い動きです。よくあるバンドリキッスと同じ感じ。この指とまれをしても濁流や地震や熱風は通るのですが、弱点保険のトリガーにできます。相手がそれらの全体技を撃ってきそうなら舞わずにダイマックスして弱保で強化する路線にしましょう。

耐久調整は非ダイマックス時にドリュウズの10まんばりき耐えです。この調整はダイマックス権が回らなかったときのドリュウズミラーで役立ち、ダイマックス時にも剣舞10まんばりきや手助けダイアースを耐えられるので様々なドリュウズとの撃ち合いで活躍する配分です。S実数値110付近は激戦区なので残りは素早さに振っています。

剣の舞と弱点保険で攻撃を、ダイマックスとダイマックス技で耐久を、砂かきで素早さを、それぞれ強化できることから非常にパワーが高いポケモンです。


カバルドンf:id:barudoru:20200411001619p:plain

【10まんばりき、がんせきふうじ、あくび、なまける@イトケのみ/すなおこし】
215-135-139-×-133-68 (H252,A20,B4,D228,S4 しんちょう)

HD:ラプラス(C150)のキョダイセンリツ(威力140)を確定耐え

「すなおこし」で味方ドリュウズのすなかきを起動させたり、相手の天候を妨害する役。他のすなかき要員と比べて相手の地面タイプに強いのが長所。

  • 地面技はドリュウズと同じく味方を巻き込まない「10まんばりき」を選択。
  • サブ技に「がんせきふうじ」を持たせ、中速の味方ポケモンを援護することにしました。
  • 「あくび」ダイマックスを流すために便利な技。カバドリと並べておけばダイサンダーを相手は使えずねむけ状態から脱出できないのが地味に強いポイント。
  • 「なまける」カバルドンの耐久を駆使して終盤に粘ることができ、味方ドリュウズのダイスチル・ダイアースによって能力アップをさせてもらえれば、詰めを狙えます。

パーティが水技に弱めなので「イトケのみ」を持たせて保険をかけています。これによってあくびをダイマックスミロカロスラプラスに当てていく余裕があります。半減木の実の割に発動率が高く、このポケモンを選出した試合のほとんどで発動しています。それぐらい水技を撃たれやすい環境ということですね。

ラプラスからはキョダイセンリツも撃たれやすいので特殊耐久厚めな配分にしてさらに保険をかけています。このポケモンは物理技より特殊技で攻められることが多いので特防重視の配分の方が役に立つのは間違いないです。

ギャラドスf:id:barudoru:20200411001217p:plain

たきのぼり、パワーウイップ、でんじは、まもる@ラムのみ/いかく】
171-177-99-×-120-146 (H4,A252,S252 ようき)

攻撃面・耐性面の両方で地面や水タイプに強く、ストリンダー・カバドリとの相性補完に優れたポケモンです。特性は自信過剰ではなく「いかく」にしていて、地面タイプやミミッキュへの交代出しがしやすいです。ストリンダーかドリュウズダイマックス権を回すのが基本なのでダイマックス率は低めですが、ドサイドントリパに対してはこのポケモンダイマックスを狙うことが多いです。

メイン技は命中安定重視でたきのぼり。追加効果の怯みは後に紹介するでんじはやキョダイカンデンのまひとも相性が良いです。ダイマックスすると威力130のダイストリームになり、雨を降らせることで二撃目を強化できるのが優秀です。

パワーウィップも持たせ、トリトドンも含めストリンダーの苦手な地面タイプすべてに対抗できるようにしています。ミロカロスや水ロトムを倒す打点としても大事です。トリトドンアシレーヌ以外は一撃で倒しきれないのであらかじめダメージを蓄積させておきたいところ。

「でんじは」は、シャンデラの祟り目と相性がよく、ドラパルトあたりに撒いておけるとかなり強いです。パーティに中速のポケモンが多いのでS操作は有効に働きやすいもの。痺れを狙うために使っても良いでしょう。ただしラムのみで妨害されたり、外したりするリスクはあります。

ラスト1枠の技は「まもる」。時間を稼いでトリックルームや追い風、ダイマックスのターンを凌いだり、毒ダメージの蓄積を増やします。

持ち物は「ラムのみ」。あくびやねむりごな、おにびで機能停止する事態を避けるために必要です。パーティに一匹はラム持ちがほしいと感じていました。

配分は陽気ASにし、最速80族のフシギバナトゲキッスウォーグルを確実に抜けるようにしました。これらに上から電磁波を当てて素早さを落とすことで、味方がそれらより速く動いて攻撃できるようになります。

イエッサン♀f:id:barudoru:20191203233602p:plain

サイコキネシス、てだすけ、このゆびとまれ、まもる@オボンのみ/サイコメイカー】
175-×-128-115-128-105 (H236,B252,D20 ずぶとい)

H:16n-1
HB:ドラパルト(A189)の命の珠+ダイドラグーン(威力130)を確定耐え

このゆびとまれで攻撃を引き受けるサポーター。他のこの指要員と比べて、環境に増えてきたゴーストタイプの攻撃を無効にできるのが優秀です。ダイホロウを撃たせないため味方の防御が下がらず、ドラパルト+物理軍団のような並びに対してはかなり時間を稼いでくれます。ナイトヘッドも効かないのでサマヨールを腐らせることも可能。弱点もあくタイプのみという少なさ。

さらにイエッサンのメリットといえるのが「サイコメイカー」の特性です。このパーティは先制攻撃に弱く、麻痺させても上を取られるし、ドリュウズはマッパ・アクジェ・しんくうは、シャンデラはふいうち・かげうち・アクジェと弱点も突かれやすいです。サイコフィールドでそれら先制技を封殺すれば純粋な素早さ勝負で戦うことができます。

攻撃技はサイコフィールドで1.3倍の強化になるサイコキネシスにしました。ストリンダーのダイアシッドで火力アップしたり、カンデンの麻痺で相手の上を取れる見込みもあり、時々アタッカーに転職します。フシギバナローブシンの弱点を突いたり、非ダイマックスのドラパルトや水ロトムにダメージを与えておくのが大事。

「てだすけ」は定番のサポート技で、特にストリンダーのキョダイカンデンを補強して相手のダイマックストゲキッスラプラスの一撃突破を狙えるのが強みとなります。

悪タイプの攻撃が味方に一貫するためバンギラスやオーロンゲの前では「まもる」を使いワンパンされることを防ぎます。

ドラパルトはじめ物理軍団の相手をしてもらうのが最も重要な役目なので性格「ずぶとい」のHB特化。さらにサイコシードではなく「オボンのみ」を持たせており、物理攻撃×2はだいたい耐えてくれます。


主な選出

概要に書いたとおり、ストリンダーを先発ダイマックスさせるのは相手のパーティに地面タイプおよび避雷針持ちのポケモンが入っていないときになります。それらが入っている相手、もしくは砂ドリュウズが刺さる相手であればカバドリを軸に戦います。

ストリンダー軸の選出f:id:barudoru:20200406225640p:plain

先発:ストリンダー+イエッサン♀orシャンデラ
後発:ギャラドス+イエッサン♀orシャンデラカバルドンドリュウズを混ぜる場合あり)

相手のパーティの素早さが速めならイエッサン♀のこの指とまれで防御しながらキョダイカンデンを通しに行き、遅めならシャンデラを初手から出してキョダイカンデン+祟り目で相手を倒しにいくとよいと思います。

初手ラプラスアシレーヌに対して手助けキョダイカンデンを狙いにいく価値は十分にあり、交代や守るで防がれたとしても追加効果でアドバンテージを取っていくことができます。

カバドリを後発に混ぜることは少ないですが、相手がバンギラスギガイアス、ジュラルドン入りなら後発ギャラシャンで不利になりがちなためドリュウズを選出するようにします。また、雨パーティや霰パーティが相手ならカバルドンを出して天候を妨害するのも有りです。

カバドリ軸の選出f:id:barudoru:20200411001619p:plainf:id:barudoru:20191130221221p:plain

先発:ドリュウズ+イエッサン♀orカバルドン
後発:ギャラドス+イエッサン♀orカバルドン(ストリンダー、シャンデラを混ぜる場合あり)

特に強い組み合わせはイエッサン+ドリュウズで、この指とまれで護衛しながらドリュウズで剣の舞を舞えます。相手から地震や濁流といったこの指とまれを無視する全体攻撃技が使われそうならダイマックスしておき、それら全体攻撃をトリガーに弱点保険起動を狙います。いずれかの手段で攻撃を上げ、自身のダイロックやカバルドンのすなかきで砂を吹かせて上から制圧するのが強い勝ち筋となっています。

初手からカバドリと出す場合は、あくびによって相手のダイマックスポケモンの出鼻をくじけます。カバドリは両方地面タイプなので相手から電気技を撃たれず、ダイサンダーによるエレキフィールド展開でねむけから脱出されません。

後発ダイマックス型の相手にはドリュウズの積み技が、先発ダイマックス型の相手にはカバルドンのあくびが刺さるというイメージです。

後発は基本的にギャラカバかギャライエッサンですが、相手のナットレイやアーマーガアで詰まされそうな時はシャンデラかストリンダーを混ぜます。

対ガチトリパ、晴れトリパへの選出f:id:barudoru:20200406231223p:plain

先発:シャンデラ+イエッサン♀
後発:ギャラドス、ストリンダー、カバルドンドリュウズの中から二匹

イエブリのようなトリル+サポーターの布陣に対して手助け熱風を打ち込み、相手がトリルしてきたら次のターンこの指とまれ+トリックルームでトリル返しを狙います。シャンデラの封印やトリル読みトリル返しは警戒されやすく、相手は1ターン目にトリルを選んでこないこともしばしば。その場合は次の熱風で相手のトリル要員を倒し、優勢で試合を進められるはず。

サマヨールと対面した場合は初手から手助けダイホロウを選んで落としにいっても良いです。慎重HDサマヨールすら6割ぐらいの確率で一発なので、一般的な配分のサマヨールならまず倒せると考えて良いと思います。


パーティの弱点・課題

このパーティは最近流行しているセキタンザンやナットレイサマヨールラプラスアシレーヌは得意にしているのですが、苦手な相手もいくつか存在します。

メジャーなもので苦手気味なのは水ロトムドサイドンf:id:barudoru:20200302134610p:plainf:id:barudoru:20191130210225p:plain
どちらもダイマックスすることが多いので、ギャラドス+ドリュウズ、もしくはギャラドス+カバルドンの交代サイクルでダイマックスターンを稼ぎながら立ち回ると良い感じ。また、イエッサンのサイコキネシスでそこそこダメージを与えることができ、味方ギャラドスドリュウズの攻撃の圏内に入れておくのも重要です。

マイナーながらサザンドラはこの構築の最大の天敵になります。f:id:barudoru:20200419182632p:plain
パーティに弱点を突ける技がなく、逆にほとんどの攻撃が半減か無効にされ、さらにはイエッサンを一撃で倒されてしまいます。こればかりは当たらないことを祈りたい相手です。