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【ポケモンWCS世界大会20位】サザンクチート

パーティ紹介 配分 カロスダブル

クチート じゃれつく アイアンヘッド ふいうち まもる クチートナイト
サザンドラ りゅうせいぐん あくのはどう だいもんじ まもる いのちのたま
ガブリアス じしん ドラゴンクロー いわなだれ まもる きあいのタスキ
サーナイト マジカルシャイン ムーンフォース サイコキネシス おにび こだわりスカーフ
ロトム 10まんボルト オーバーヒート でんじは まもる ゴツゴツメット
ラプラス ハイドロポンプ フリーズドライ こおりのつぶて まもる オボンのみ

ポケモンWCS2014世界大会で使用したパーティです。
スイスドローラウンド4勝2敗で決勝トーナメントには上がれず、20位となりました。

概要

カロスダブルトップクラスの破壊力を持つサザンドラメガクチートを軸にしたパーティ。
メガクチートでは突破しづらいギルガルドロトムサザンドラが突破する、
こちらのサザンドラを倒すためにドラゴン技や氷技で拘った相手をメガクチートの起点にする、
といったことができるため、二匹には強いシナジーがあります。

雨パ+サザンクチートや、追い風+リザードン+サザンクチートのように、
サザンクチートは、パーティの取り巻きや相性補完として使われやすい組み合わせです。
このパーティでは、そうした天候などのギミックとは組み合わせず、サザンクチート自体を軸にその弱点を補完していく形で構築を組みました。
サザンクチートが苦手とするリザードンバンギラスガブリアスボーマンダなどに対抗しやすいポケモンとして、ガブリアスとスカーフサーナイトを採用。
岩雪崩・地震マジカルシャインと全体技軸で攻められるため、
相手の耐久調整を崩してサザンクチートの火力を後押しするのにも適しています。

ここまでドラゴン二匹、フェアリー二匹。
ガブリアスサザンドラの苦手とするフェアリー技・氷技はクチートで半減できますが、
メガシンカ前のクチートの耐久では受け出しは危なっかしいです。
また、フェアリータイプのサーナイトクチートは、ギルガルドなど鋼タイプを苦手としています。
そうしたフェアリー技・氷技からの逃げ道、鋼タイプへの打点として、
相性補完にヒートロトムを採用しました。
電磁波を撒き、クチートサザンドラの素早さを補助する役割も担います。

ただし、電気枠がヒートロトムでは、雨パーティをはじめ対水が不安定となります。
また、ドラゴンに弱いロトムを採用する以上、対ドラゴンは更に補強する必要があります。
そこで貯水とフリーズドライ、氷の礫を持ち、水・ドラゴンに強いラプラスを採用。

世界大会はマッチ戦(3戦して先に2勝した側の勝ち)の形式で行われますが、
マッチ戦では2戦目以降、持ち物や技の一部が情報バレした状態で戦うことになります。
情報バレして特に痛い持ち物は、拘り鉢巻など拘り系の持ち物だと考えています。
奇襲性が落ちるだけでなく、守るがないこと、同じ技を出し続けなければならないことが確定するため、相手の立ち回りを楽にしてしまいやすいです。
そのため、拘り系の持ち物はサーナイトのスカーフだけに抑えることにしました。

個別解説

クチート
【じゃれつく、アイアンヘッド、ふいうち、まもる@クチートナイト/いかく→ちからもち】
157-167-145-×-115-76 (H252,A212,S44) いじっぱり

メガシンカ前:157-145-105-×-75-76
このパーティのメガシンカ枠。
豊富な耐性や威嚇、高威力先制技といったパーティに欲しい要素を多く持ったポケモンです。
自身の苦手なドラゴンタイプやロトムは味方のサーナイトサザンドラで縛り、存分に火力を振るっていきます。

日本ではメガシンカ枠としてガルーラ、鋼枠としてギルガルドの方が人気だったためか使用率が高くありませんでしたが、海外では非常に高い使用率を誇ります。
クチートミラーが頻繁に起こることを想定し、素早さは76まで上げました。
トリルを使う最遅シャンデラ、最遅サーナイトと同速になってしまう値ですが、
だからこそ逆にS76以上にするクチートは少なく、
高確率で相手のクチートを抜くことができました。

サザンドラ
りゅうせいぐんあくのはどうだいもんじ、まもる@いのちのたま/ふゆう】
167-×-110-194-111-150 (C252,D4,S252) ひかえめ

メガクチートと相性の良いアタッカー。
ギルガルドクチートロトムニャオニクスゴチルゼルモロバレルなどに圧力をかけます。

拘り眼鏡を持たせたなかったのは、上記の通りマッチ戦2戦目以降の情報バレを嫌ったため。
また、流行するクチート入りのパーティに対して、
炎技とその他の技を撃ち分けたい場面が多いと考えたためです。
眼鏡でなければ火力が足りない場面もありますが、
そこは味方のガブリアスサーナイトの全体攻撃技などで補います。

ガブリアス
【じしん、ドラゴンクロー、いわなだれ、まもる@きあいのタスキ/さめはだ】
183-182-115-×-106-169 (A252,D4,S252) ようき

リザードンバンギラス、ヒートロトムの対策として採用。
その他カロスダブルで使用率の高いポケモンほとんどに有利を取れる便利なポケモンです。
全体技の地震と岩雪崩で相手を効率よく削ることに長けており、
相手の耐久調整を崩してサザンドラの火力を後押ししたり、
メガクチートの不意打ち圏内に追い込むといったことも容易です。

今大会ではこだわりハチマキや命の珠など、火力強化アイテム持ちのガブリアスを非常に多く見かけました。
耐久調整をしているリザードンサザンドラを一撃で倒すのが目的だと思われます。
このガブリアスにも火力強化アイテムは考えましたが、
このパーティはスカーフバンギラスボーマンダにやや弱く、
それらに対しても強気に動きたいことから、持ち物は気合の襷にしました。

サーナイト
マジカルシャインムーンフォースサイコキネシス、おにび@こだわりスカーフ/テレパシー】
143-×-95-174-135-138 (B76,C228,S204) おくびょう

B:A194キリキザンの珠不意打ちを確定耐え
C:ムーンフォースで184-105ガブリアスを乱数1発 (81.3%)
S:こだわりスカーフで最速メガライボルト抜き

トリックルームを持たせてクチートなどを補助することも考えましたが、スカーフ型にすることを選びました。
スカーフによって、命の珠などを持ったボーマンダサザンドラガブリアスを上から縛ることができ、味方のメガクチートサザンドラを護衛することができます。

ガブリアスとは横の相性が非常に良いです。
クレセリアのいないカロスダブルの環境では、フェアリー技+地震、あるいはサイコキネシス+地震を受けきれるポケモンはほとんど存在しないため、確実に相手を圧迫できます。

タイプ一致技3つは確定として、残り1枠の技で悩むところ。
10万ボルトやシャドーボールなど攻撃技も考えられますが、最終的に鬼火を選びました。
スカーフ鬼火は引っ込める前提で使う必要がありますが、
メガガルーラメガクチートの不意打ちを透かしながら火傷を撒いていけると美味しいです。

ヒートロトム
10まんボルト、オーバーヒート、でんじは、まもる@ゴツゴツメット/ふゆう】
157-×-154-125-127-126 (H252,B100,S156) ずぶとい

B:11n
S:最速バンギラス+2

電磁波で麻痺を撒いてクチートサザンドラの素早さ補助を行います。
電気タイプ枠や麻痺撒きだけならサンダーでも良さそうですが、
炎・氷・フェアリーへの耐性と炎技がパーティの相性補完に欲しいことからヒートロトムを選択。
炎技に耐性があることで、リザードンにも安定して麻痺を撒けます。

ラプラスサザンドラを抱えるこのパーティでは対ガルーラを厚くする必要があったため、持ち物はゴツゴツメット
ガブリアス+ヒートロトムで並べると、大抵のガルーラは鮫肌を嫌がってヒートロトム猫騙しするのでゴツゴツメットが刺さります。
また、鬼火のイメージがあるヒートロトムにはグロウパンチが撃たれることも多いため、
それをゴツメで返り討ちにできるのも面白かったです。
ガルーラの取り巻きであるファイアローキリキザンモロバレルギルガルドなどにも強く、
メガガルーラスタンに対して滅法強い存在です。

素早さは最速ギルガルド抜きも込めて、最速バンギラス抜き抜き程度に調整。
メガガルーラ猫騙し+恩返しを耐える確率が少しでも上がるよう、
残りの努力値は物理耐久に回しました。

ラプラス
ハイドロポンプフリーズドライこおりのつぶて、まもる@オボンのみ/ちょすい】
230-105-107-127-135-75 (H196,B52,C172,D60,S28) なまいき

C:フリーズドライで157-127水ロトムを確定2発、207-100マリルリを高乱数2発(98%)
HD:C172拘り眼鏡水ロトムの10万ボルトを最高乱数以外耐え
S:最遅80族-1,無振り50族+5
HBD:A133拘り鉢巻ファイアローブレイブバード+C162ボーマンダの珠流星群をオボン込みで確定耐え。

アメリカや韓国の代表決定戦で活躍したニョロルンパ雨に対するメタとして起用。
貯水によって水技を受け付けず、フリーズドライでルンパッパ・キングドラの4倍弱点を突けることから、対雨性能は非常に高いです。

硬い氷技使いとして、ガブリアスボーマンダにも刺さります。
性格生意気で攻撃に下降補正をかけていないため、氷の礫でガブリアスを2発で落とすことが可能、
氷の礫は先制技なので、岩雪崩で怯むリスクなくガブリアスの処理ができます。

このポケモンにはチョッキを持たせるのが主流ですが、オボンを持たせました。
味方のガブリアス地震との兼ね合いやガルーラグロウパンチの起点にされると
厳しいといった理由から守るが欲しかったためです。