【全国ダブル】雨サナバレルスイッチ

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サーナイト ハイパーボイス トリックルーム ふういん まもる サーナイトナイト
モロバレル ヘドロばくだん キノコのほうし いかりのこな まもる ゴツゴツメット
ズルズキン はたきおとす ドレインパンチ ねこだまし ちょうはつ ラムのみ
ロトム 10まんボルト オーバーヒート エレキネット まもる オボンのみ
ニョロトノ ねっとう なみのり れいとうビーム あまごい こだわりスカーフ
ルンパッパ ねっとう ギガドレイン れいとうビーム ねこだまし とつげきチョッキ


8月~10月にかけて全国ダブルのオフで使用した構築。
下記のように各オフで予選を抜け、結果を出すことができました。

第11回南白オフ 準優勝
第9回北陸オフ
(2016バトルロードグロリア北陸予選)
ベスト8
第20回やまポケオフ 準優勝
第30回がにゅーオフ
(2016バトルロードグロリア九州予選)
準優勝


概要

去年構築し、VGC2015で愛用した雨サナバレルの派生形。
最大の変更点はサーナイトに「トリックルーム」を持たせたことです。
これによって「スイッチトリル」の戦術を組み込めるようになりました。

「スイッチトリル」について

スイッチトリルとは、最初からトリックルームを張ることを前提に立ち回るのではなく、状況に応じてトリルを使う戦術のことを指します。
相手が速いポケモンを並べているならトリルを仕掛ける、
そうでないならトリルを無理に使わず通常速度で攻める、といった具合です。
したがって、Sを遅くしているのはズルズキンモロバレルのみで、他は中速以上に設定しています。

このギミックによって、高速ポケモンの対処が楽になるとともに、電磁波や追い風、凍える風といったS操作に対してもカウンターできます。

ヒートロトムの採用について

以前は電気枠としてサンダーを採用していましたが、その採用理由の一つは相手の追い風に対抗してこちらも追い風を使う必要があるため、というものでした。
今回は相手の追い風に対してトリックルームで対応できるため、サンダー以外の電気枠を採用する道が開け、ヒートロトムの採用に至りました。
雨サナバレルに不足しがちだったフェアリー・電気・炎・氷への耐性があること、タイプ一致オーバーヒートによりギルガルドモロバレルを縛れることなど、補完に多くの貢献をしてくれるポケモンです。

「ふういん+トリックルーム」のコンボについて

サーナイトの封印は、相手のニンフィアメガサーナイトハイパーボイスを封じることのできる技です。
今回はそれに加えてトリックルームを封印できるため、相手側のトリル展開を妨害できます。
トリックルーム依存度が強いトリパに対してはイージーウィンすることも可能。

総じて、相手の電磁波や追い風に対してはトリックルームで対処でき、
相手のトリックルームに対しては封印で対抗できるため、S操作に振り回されず、常に上をとって戦えるのがこの構築の強みです。

トリックルーム採用に関して注意すべきこと

サーナイトトリックルームを持たせるうえで注意すべき点がいくつかあります。

1,サーナイトの素早さ
メガサーナイトの素早さは「127」という値に設定しました。
ロトムミロカロスなど、中速のポケモンは大体抜くことができ、ヒートロトムのエレキネットとあわせればメガボーマンダも抜ける数値です。
スイッチトリルのコンセプトに従い、これらの中速ポケモンに対してはトリルを張らずに立ち回り、テラキオンライコウ等の高速ポケモンにはトリルを張る流れで戦います。
とはいえ、相手側のSは簡単には判別できないもの。
S127より遅いガルーラや霊獣ランドロスがいたり、逆にそれより早いミロカロスや水ロトムが存在するため、計算が狂うこともあります。トリルを張って後悔することもあれば、張らずに後悔することも。
この点はスイッチトリルの難しいところであり、マイナーな型や配分は割り切るか、相手に先に動かれてもケアができるような立ち回りをしていく必要があります。
トリックルームを使う際にメガシンカをしなければ、1ターンのみメガシンカ前の素早さで動けることも活かしたいところ。
そのメガシンカ前の素早さは「107」。これ以上遅くすると非トリル下でニンフィアに上を取られ、封印する前にハイパーボイスを受ける事態が起こり得るため、そうした面でもこの設定が妥当と判断しました。

2,サーナイトの技スペース
サーナイトトリックルームを採用したため、技を1つ切る必要があります。
ハイパーボイス・守るが必須技であることを踏まえると、エスパー技か封印を諦めることになりますが、エスパー技を抜くことにしました。
これによって懸念されるのは相手のモロバレルへの打点が不足することです。
もっとも、最近のモロバレルは特殊耐久に振っている場合が多く、サイコキネシスがあったとしても一撃で落とせるとは限りません。
それに加えて、トリル下であればこちらが動く前にキノコの胞子でサーナイトを眠らされてしまうため、結局仕事はされてしまいます。

そこで考えたのがズルズキンに挑発を持たせ、補助技を封じてモロバレルを腐らせることでした。
ズルズキンはラム持ちなので、トリル下であってもキノコの胞子を恐れず挑発を狙うことができます。
挑発はギルガルドに対しても大変有効な技であり、総じて、トリル対策をモロバレルギルガルドに依存しているパーティに対して強くなれます。
ただし、ヘドロ爆弾を積んだモロバレルは、挑発状態でもサーナイト・ルンパッパの弱点を突いてダメージを与えてくるため要注意。
使用率は低いですが、モロバレル以外の毒タイプ、特にメガフシギバナには苦戦を強いられます。


主な展開

【サナバレル+ズキン】f:id:barudoru:20140517124904p:plainf:id:barudoru:20140517124901p:plain
主にガルーラスタンに対する選出。
あるいはトリルや威嚇が刺さる相手に対しての選出となります。
ラスト1匹は相手がヒードラン入りの構築ならニョロトノを出し、ヒードランの代わりにギルガルドファイアローを入れている構築ならヒートロトムを出していきます。
CHALKに強いズルズキンと雨サナバレルの組み合わせであるため、CHALK系統の構築には高い勝率を誇ります。
ズルズキンモロバレルをぐるぐる受け回して威嚇・猫だまし・再生力を活用し、サーナイトを護衛してハイパーボイスを通すのが勝ち筋。


【雨サナスイッチ】
ボーマンダリザードンサーナイトなどをメガシンカ枠とするパーティに対して有効な選出。
理想的な形は、先発ルンパサナで猫トリルを決め、トリル下のサナバレルルンパ(ズキンロトム)で相手を削り、トリルが切れる頃合いを見てニョロルンパを並べ、雨で制圧することです。
初手でサーナイトニョロトノに入れ替え、ニョロルンパの布陣を作る流れも強力。


【雨サナバレル】f:id:barudoru:20140517124901p:plain
従来の雨サナバレルと同じく、先発サナバレルで相手を削り、後発ニョロルンパでトドメを刺しに行く選出。
雨が刺さる相手や、ズルズキンを先発で出しにくいミロカロス入りのガルーラスタンに対して出すことが多め。
因みに、ミロカロス入り構築のガルーラはグロパン守る型が多く、大半は猫だましを持っていないため、初手で両守るせず粉ボイスから入っても問題ないと考えます。


個別解説

メガサーナイト
ハイパーボイス、ふういん、トリックルーム、まもる@サーナイトナイト/トレース→フェアリースキン
171-×-90-231-156-127 (H220,B36,C196,D4,S52) ひかえめ

メガシンカ前 171-×-90-187-136-107
HB:A146ファイアローの命の珠+ブレイブバードを確定耐え、A133ファイアローの拘り鉢巻+ブレイブバードを高乱数耐え(75%)
C:11n
S:エレキネット込みで最速メガボーマンダ抜き

メガシンカ枠。モロバレルと二匹の猫だましによるサポートで行動機会を確保します。
素早さに振る努力値の量を抑えているため、耐久にも信頼が置けます。

サーナイトミラーにおいて、準速・最速のサーナイトには先手を取られて封印をされてしまう心配があります。
一年前に雨サナバレルを組んだ時と比べ、準速・最速の封印サーナイトは環境に増えました。
もっとも、こちらが準速・最速まで上げたところで同速勝負。そうした不毛な封印合戦をするよりは、中速にしてSの優劣をはっきりさせる方が私は好みです。
トレースの順番を見て、こちらが早いなら先に封印を仕掛ける、相手が早いなら猫だまし+トリルから封印を仕掛ける、あるいは相手が封印を使っている隙にサーナイトを引っ込めて雨やモロバレルヒートロトムで戦う線に切り替えるといった風にミラーでは立ち回ります。

モロバレル
ヘドロばくだん、キノコのほうし、いかりのこな、まもる@ゴツゴツメット/さいせいりょく】
221-×-112-105-122-39 (H252,B172,D84) おだやか
 ※S個体値9
HD:C220メガサーナイトサイコキネシスを確定耐え、C155ウルガモスのオーバーヒートを高乱数耐え(93.7%)
S:最遅ドサイドン-1

キノコの胞子と怒りの粉によって味方を守るサポーター。
トリル下では上からキノコの胞子をばら撒いてもらいます。
フェアリータイプやルンパッパ、キノガッサを意識して攻撃技はヘドロ爆弾を採用。

配分は特殊耐久を厚めにしました。
サイコキネシスを耐えられるため、相手のサーナイトの前でも強気に動けるようになります。
また、ガルウルガとサナバレルで対面した際、ウルガモスのオーバーヒートでモロバレルが落ちる→ガルーラの攻撃がそのままサーナイトに通って壊滅、という事態が考えられましたが、オバヒ耐えを施したことによりそれを避けられます。
物理耐久を減らした分はズルズキンの威嚇を回してカバーしたいところ。

f:id:barudoru:20140517124904p:plainズルズキン
【はたきおとす、ドレインパンチねこだまし、ちょうはつ@ラムのみ/いかく】
171-156-137-×-135-56 (H244,A252,B12) ゆうかん
 ※最遅
HB:A146ファイアローブレイブバードを高乱数耐え(93.7%)
サーナイトのパートナー。
威嚇と猫だましによる味方の護衛、ハイボの通りにくいギルガルドナットレイハピナスらへの打点を担います。
トリル下ではズルズキンサーナイトの順で動くため、はたき落とすで相手のオボンやチョッキを落としてからハイパーボイスを通して大ダメージを与える流れが強力です。
当初はファストガードを持たせ、ファイアローブレイブバードボルトロスの電磁波威張るを防いでもらおうと思っていましたが、挑発が必要になっため見送りました。
ただ、ズルズキンファストガードは有名であるため、相手は警戒して先制技の使用を躊躇してくれることもしばしば。

挑発は汎用性が高く、上記のモロバレル対策以外の用途も多々あります。
ギルガルドに対してはトリル下で挑発→叩き落とすと動けば難なく仕留めることができます。
攻撃技がハイパーボイスオンリーなためワイドガードに完封されるというサーナイトの欠点も、1ターン待てば挑発によって対処が可能。
これも1ターン待つ必要はありますが、トリル下で威張るを乱打する下品なボルトロスも大人しくさせることができます。
相手の守るを封じられるため、トリルターン稼ぎも許しません。

ラムのみはモロバレルのキノコの胞子対策を主として、熱風・熱湯・炎の体による火傷事故の保険にもなります。
当然、ドーブルダークホール対策としても優秀。

f:id:barudoru:20140517124717p:plainロトム
10まんボルト、オーバーヒート、エレキネット、まもる@オボンのみ/ふゆう】
140-×-127-172-127-124 (H116,C252,S140) ひかえめ

S:最速ユキノオー抜き
電気・炎枠としてファイアローギルガルドハッサムナットレイシュバルゴなど苦手分野の対策を担当。
オーバーヒートによりモロバレルギルガルドに大打点を与えられることが強みで、特攻が2段階下がる反動も受け回しがしやすいこの構築なら容易にリカバーできます。
また、サンダーにはない電気・炎・フェアリー・氷耐性を持っているため、メガリザードンやメガサーナイトユキノオー、化身ボルトロスを相手に優位に戦えます。

S操作技はエレキネットですが、電磁波と比べての利点は主に下記の5点です。
1,攻撃技である
襷を割るのはもちろんですが、ダブルダメージでも10万ボルトの半分近くの威力はあり(威力41)、決して軽いダメージではありません。
ブレバの反動が蓄積したファイアロー程度であれば落としてしまうこともあり得ます。目安として耐久無振りのファイアローなら6割以上、HP全振りのものでも半分以上削れます。

2,全体技である
2体のSを同時に落とせるほか、怒りの粉・この指とまれ・避雷針に吸われません。

3,状態異常として重複しない
麻痺と違い、モロバレルのキノコの胞子による眠りと重複しないため、眠らせている間にSを落とすこともできます。

4,電気タイプにも有効
サンダーなど麻痺しない電気タイプにも効果があります。

5,ラムのみや神秘の守りに防がれない
テラキオンなどのラムに引っかかりません。

電磁波が弱体化する第七世代では是非エレキネット民になりましょう。
一方デメリットとしては、命中率が95%であるため不安定なこと、Sの下げ幅が足りない場合があることが挙げられます。ミロカロスキリキザンの特性を発動させることにも注意が必要です。

努力値は特攻に全振り。
メガサーナイトのダブルダメージハイパーボイスとあわせてミロカロスや硬めのモロバレルギルガルドを突破できるようにするためであり、集中攻撃で202-145ミロカロスを落とすためには特攻を削れません。
耐久に振ったメガリザードンYもエレキネット→10万ボルトで処理できます。
ミロカロスキリキザンユキノオーに先手を取りたいことから、素早さも伸ばしています。

ニョロトノ
【ねっとう、なみのりれいとうビーム、あまごい@こだわりスカーフ/あめふらし
166-×-95-142-120-134 (H4,C252,S252) おくびょう

雨を降らせることで相手の炎タイプを腐らせるのが役目。
ヒードランに身代わりを貼られても雨でケアでき、そのおかげで安心してサナバレルを並べられるのが「雨サナバレル構築」の最大のメリットと言えます。
リザードンに対しては二匹の猫だましやヒートロトムで時間を稼ぎ、相手がメガシンカするのを待ってニョロトノを投げ、雨を降らせたいところ。

トリルを使う構築であるため、最遅にする手もありました。
しかし、トリル下の5ターンで戦うのはズルズキンモロバレルサーナイト三者だけで事足り、トリルが切れた後のトドメ役として活用したかったことから、スカーフ型を選びました。

ルンパッパ
【ねっとう、ギガドレインれいとうビームねこだましとつげきチョッキ/すいすい】
155-81-91-156-120-122 (B4,C252,S252) ひかえめ

定番の雨すいすいアタッカー。
雨天下で暴れるだけでなく、サーナイトのトリルを猫だましで補助した後、そのまま広範囲の弱点を突けるアタッカーとして動いてもらうことも多いです。
雨パーティ対策としても頼れる存在であり、このポケモンを見て相手はニョロトノの選出を切ることが多いため、こちらのヒートロトムが暴れやすくなります。

持ち物は単体性能を高めるためのチョッキ。
トリルを絡めた構築とあって素早さをどこまで振るかは難しいところでしたが、Sを落とすとスカーフ霊獣ランドロスを抜けなくなることや、ルンパッパミラー、対ミロカロス・水ロトムを考慮して準速にしました。

【シンオウダービー】シザリガートリパ

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インターネット大会「シンオウダービー」で使用した構築。
最高レートは1825だったものの、44・45戦目というラスト2戦で負けて最終1789という少々残念な結果になりました。最終戦績は35勝10敗。
ミスキャストだったカビゴンを別のポケモンに変えてサブロムで回したかったですが、ポケモンGOに時間を取られて断念( ;∀;)

概要

ファイアローモロバレルが存在せず、マニューラサンダーガブリアスや雨パーティが主流となるこのルールではトリパが非常に強いと考えました。
使用不可能なメガクチートローブシンに代わる鈍足アタッカーとして、シザリガーをメインに組んでみました。

f:id:barudoru:20160726230546p:plainシザリガーについて

シザリガーはマイナー臭漂う見た目とは裏腹に、環境最高峰のパワーを備えているポケモンです。
第六世代で威力が強化された「クラブハンマー」と「はたきおとす」を、特性「てきおうりょく」込みのタイプ一致で使用可能。
命の珠+適応力+はたきおとすの火力指数はメガクチートのじゃれつく以上。HP振りのハッサムやサンダーも乱数一発で落とせるほどです。
クレセリアメタグロスのような物理耐久オバケも弱点を突いて粉砕できるため、トリルターン内に決着をつけるのも難しくありません。

f:id:barudoru:20140517124427p:plain脱出ボタンカポエラー+トリルサーナイト

シザリガーと組み合わせるうえで最適だと考えたトリル起動役はサーナイトでした。
フェアリー技によってシザリガーの攻撃範囲の穴である悪や格闘タイプの弱点を突くことができ、
反対にフェアリー技を半減する炎やメタグロスに対してはシザリガーが打点を持っているので相性が良いです。
フェアリー技+水技、フェアリー技+悪技の攻撃範囲の相性の良さは雨サナバレルでも体験したことがあります。

理想的な展開としてはトリックルーム下でサーナイト+シザリガーコンビを並べることですが、
この布陣を作るための準備役として脱出ボタンカポエラーを採用してみました。
初手でカポエラー+サーナイトを並べ、猫だまし+トリックルーム
相手が全体技などでカポエラーを殴ってくれれば脱出ボタンが発動しシザリガーが光臨。トリル下でシザサナの並びになります。
後ははたき落とすとマジカルシャインを連打してイージーウィン、という作業パーティのような動きが可能です。

基本選出は先発カポエラー+サーナイト、後発シザリガー+ウインディ
トリックルーム下で相手を削り、高威力先制技である不意打ち、アクアジェット、神速でトドメを刺す流れを理想とします。

個別解説

f:id:barudoru:20160726230546p:plainシザリガー
【はたきおとす、クラブハンマーアクアジェット、まもる@いのちのたま/てきおうりょく
169-189-105-×-77-54 (H244,A252,D12) ゆうかん
 ※S個体値0
H:10n-1(命の珠の反動意識)。
トリックルーム下でのエース。
特性の適応力と技の威力の高さによって、メガシンカポケモンにも劣らない火力を有します。
マリルリとの差別化のポイントは火力の高さとタイプ一致のはたき落とすを使えること。
シンオウダービーでは貴重な悪タイプであり、硬いエスパー・ゴーストタイプに足止めされないのが魅力的です。
先制技のアクアジェットは、マニューラを6割以上、ガブリアスを4割程度削る火力。

クラブハンマーキングラーブロスターシザリガー限定技で、【威力100/命中90/急所に当たりやすい追加効果有り】という、アクアテールの上位互換にあたります。
4世代で特殊技から物理技に変更、5世代で命中率が85→90に、6世代で威力が90→100と作を重ねるごとに地味に強化されているらしいです。


f:id:barudoru:20140517124427p:plainサーナイト
ムーンフォースマジカルシャイントリックルーム、まもる@オボンのみ/シンクロ】
174-×-94-187-135-76 (H244,B68,C196) れいせい
 ※S個体値0
HB:A200ハッサムのテクニシャン+バレットパンチを最高乱数以外耐え
C:11n、183-106ガブリアス・157-131カポエラームーンフォースで確定1発

トリックルーム始動役。特攻が高く、多くの弱点を突けるため自身もトリル下のアタッカーとして機能します。
サマヨールクレセリアと比べて防御の低さがネックですが、2枚の威嚇とオボンのみで十分カバーできます。
フェアリー技を2つ持たせているのは、環境にめぼしい毒タイプが少なくエスパー技が不要だと思ったのと、ガブリアスカポエラーを一撃で倒す打点として単体技のムーンフォースが欲しかったからです。

特性をトレースにすると特性の発動順でS関係がバレるため、シンクロを選ぶことにしました。
素早さがバレないことで拘りスカーフの可能性を相手に警戒させられるのは大きく、相手としては挑発や吠えるといったトリルガンメタをしづらいはずです。
シンクロの発動機会も意外とあり、熱湯や鬼火で受けた火傷を返すという場面がよく見受けられました。


カポエラー
インファイトねこだまし、ふいうち、いわなだれ@だっしゅつボタン/いかく】
157-161-115-×-131-90 (H252,A252,D4) いじっぱり

猫だまし・威嚇でサーナイトのトリルを補助し、脱出ボタンで迅速かつ安全にシザリガーに繋げます。
脱出ボタンを発動させるうえで狙い目なのは全体技。
このルールでは3犬のバークアウトや放電地震、波乗りなど全体技が飛び交うため、それによって発動してくれる場面が多々ありました。
反対に苦手なのは鬼火。ボタンが発動しないうえカポエラーが腐ってしまうので不利な盤面になります。
鬼火を撃たれそうならウインディに交代するのが吉。

技はインファイトと猫だましは確定として、サブウェポンに岩雪崩と不意打ちを選びました。
岩雪崩は追加効果の汎用性が高く、サンダーやフリーザーを削るのに役立ちます。
不意打ちは過去作限定技。単純に威力が高く、こちらのサーナイトの弱点であるゲンガーを削れるのが優秀でした。

最遅で使うべきでしたが、不意打ちカポエラーは意地っ張りの個体しか持っておらず、
勇敢を用意する時間が無かったため泣く泣く意地っ張りでの採用。


f:id:barudoru:20140517123723p:plainウインディ
フレアドライブインファイトワイルドボルトしんそく@こだわりハチマキ/いかく】
191-176-100-×-100-124 (H204,A236,S68) いじっぱり

H:16n-1
A:11n
S:最速ユキノオー抜き

シンオウダービーにおいてはサンダーと並ぶハイスペックポケモン
威嚇によるサーナイトの耐久補助、鬼火や鋼技からの逃げ道、フレアドライブによる鋼タイプの駆逐、終盤神速でトドメを刺す役など多くの役割を担います。

この構築で苦手気味なマリルリに対して、後出しから対処しやすいのも優秀です。
カポサナ・シザサナの並びに対してマリルリを出された時は、サーナイトマジカルシャインでダメージを与えつつ、カポエラー(シザリガー)をウインディに交代して威嚇。
マリルリが複数回の威嚇を嫌がって腹太鼓を叩いてくれれば、シャインの蓄積ダメージと併せて鉢巻神速で縛ることができます。
太鼓を使っていないならワイルドボルトでごり押せます。

最遅にする手もありましたが、無振り70族以下にできずメタグロスとのS関係がはっきりしないのは嫌だったので中速での採用としました。


キュウコン
【ねっぷう、ソーラービーム、にほんばれ、まもる@じゃくてんほけん/ひでり】
171-×-96-110-121-167 (H180,B4,C68,D4,S252) おくびょう

HD:C182ラティオスの珠流星群、C161キングドラのメガネ流星群を最高乱数以外耐え。
雨対策。ニョロルンパやニョログドラの火力でサーナイトがごり押され、トリルを決められずに負ける、という展開を避けるための採用です。
ユキノオーと違い、雨+鋼タイプという構成に強いのもポイント。

雨パーティを相手にしたとき以外はほぼ出さないので、対雨特化の型としました。
手動天候の日本晴れを持たせて天候合戦に強くし、
晴れ下で水技を受けた際には持ち物の弱点保険が発動して暴れてくれる、という仕掛けになっています。

ウインディと並べて使うことは少なめ。フレアドライブが日照りで強化されるものの、鉢巻だけでも十分な火力があり、むしろ同タイプ二匹を並べることはガブリアスに一掃されるなどのデメリットの方が大きいです。
一方で基本選出のカポサナ側はガブリアスが大得意であるため、炎2匹で初手ガブリアスを誘ってくれるのはありがたい点でした。


f:id:barudoru:20150531130746p:plainカビゴン
【おんがえし、ほのおのパンチ、のろい、まもる@たべのこし/あついしぼう
247-178-106-×-130-31 (H92,A252,B164) ゆうかん
 ※S個体値0
HB:A162鉢巻ウインディ・A161カポエラーインファイトを確定耐え。
シザリガーを出しづらい晴れパーティなどに対して、代わりのエースとなってくれることを期待して採用。
ただ、格闘技、威嚇、鬼火持ちに睨まれて動きづらいことが多く、思ったような活躍はできず。
カビゴンが構築に入っていることで、トリルしない構築に見せづらくなったのも失敗でした。
熱湯と鬼火で火傷させられることがやたら多かったので、空元気を持たせても良かった気がします。

VGC2016 環境の変遷

JCSまであと1週間となり、VGC2016もいよいよ大詰め。

そこでルール発表から現在に至るまでの環境の変遷を整理しておこうと思いました。

 

ルール発表~1月INCまで

2015年12月8日、VGC2016のルールが発表される。

年が明けて1月19日よりスペシャルレートで実戦が可能になった。

 

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このルールでは15種類の禁止伝説級ポケモン(以下禁伝)の中から2体までをパーティに入れることができる。
2010年のGSルールと比べ使用可能な禁伝は増えたが、6世代で登場したゼルネアス・ゲンシグラードン・ゲンシカイオーガ・メガレックウザの4者が種族値・専用技・専用特性の強さで他の禁伝を圧倒する。
中でもジオコントロールで爆発的な能力上昇が可能なゼルネアスは抜きん出たスペックを持ち、それと相性の悪いドラゴン・悪タイプの禁伝は活躍が難しくなった。
ゼルネアスのパートナーとしては、鋼タイプの処理に長け、相手のゼルネアスにも強いゲンシグラードンが採られることが多く、「グラゼルネ」の組み合わせは今に至るまでトップメタとなる。
そして次点を「オーガレック」「カイグラ」「オーガゼルネ」らが争う構図がVGC2016の環境の基礎となった。

 

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環境初期のグラードンは、断崖の剣の命中不安を嫌ってか特殊型が流行。
特殊型は大地の力で相手の耐久無振りグラードンを一撃で倒すことも可能だったため、ミラーにも強いとされた。
一方、フェアリー・炎・地面技への耐性と高い特防を持つホウオウがグラゼルネ対策として台頭する。
それを意識してグラードン側も岩技・電気技を持たせることが増え、徐々にホウオウは姿を消した。
物理型のグラードンは主にトリパで使われることになる。
トリル要員のなかでもクレセリアグラードンと相性抜群であり、重力によって断崖の剣の一貫性と命中率を向上させる、スキルスワップによってカイオーガから天候を奪い返す、またはグラードンに浮遊を付与して地面弱点を無くすなどあらゆる面でシナジーした。

 

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このルールにおけるメガシンカポケモンガルーラボーマンダの二匹が非常に優れており、多くのパーティではこの2匹を採用して使い分ける2メガ体制で運用される。
両者とも禁伝と互角に殴り合えるパワーを持ち、猫だまし・威嚇によって味方の禁伝を補助することも可能。
ガルーラは親子愛で気合の襷を貫通できることから一般枠のポケモンにも強く、ボーマンダは禁伝のグラードンレックウザに対してタイプ相性で有利を取ることができた。
その他のメガシンカポケモンは、メガゲンガーメガクチートがよく使われる。
ゲンガーの影踏みは天候合戦において役立った。
環境初期にはエルゲンやレパゲンも流行したが、後述のファイアロークロバットの流行で早々に姿を消す。
クチートは、強い雨・トリル・フェアリーオーラ・ダークオーラと相性がよく、一部の禁伝と抜群のシナジーを誇った。

 

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禁伝・メガシンカ以外のポケモン達、いわゆる一般枠のポケモンはサポートに回るのが定石となった。
とりわけ全てのサポート技を使えるドーブルは凶悪さを発揮する。
持ち物固定でラムを持てないポケモンが多く、ダークホールが通りやすいことも強さに拍車をかけた。
ゼルネアスと並べ、ドーブルの補助でジオコントロールを決めていく戦術は単純ながらも非常に強力。
ダークホール対策として有効な技、トリックガードもクレッフィとこのポケモンしか使えない技であり、「ドーブルドーブルで対策する」という風潮さえあった。
嫌らしい拓ゲーを強いるうえに、特性のムラっけ・ダークホールの命中率・眠りターンと運要素の塊であり時に理不尽なゲームを仕掛けられるこのポケモンは、世界中のVGCプレイヤーからヘイトを集める。
ダークホールの禁止化も公式で検討されたというが、結局実現しなかった。

 

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特性悪戯心を持つサポーターは、ゼルネアスドーブルに対抗するうえでも重要な存在である。
当初はボルトロスよりもレパルダスの方が注目された。
タイプ一致イカサマでゲンシグラードンに打点を持てること、アンコールにより相手の行動を制限する能力が高かったことが評価されたのだろう。
エルフーンも悪戯心持ちの中で最速の挑発、気合の襷+がむしゃら、トリックルームなど非常にトリッキーな動きができるポケモンとして活躍した。
ニャオニクス♂かヤミラミに重力を使わせ、ゲンシグラードンの断崖の剣やホワイトキュレムの吹雪で攻める戦術も生まれる。

 

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上記の悪戯心持ちに対応できるファストガード、S操作の代表格である追い風の使い手として、ファイアロークロバットも高い評価を受ける。
ファイアローは疾風の翼によってジオコン後のゼルネアスも確実に殴ることができ、グラードン入りパーティなら晴れフレアドライブで強烈な打点を押し付けていくことができる。
クロバットは精神力によってガルーラドーブルの猫だましに行動を妨害されず、怒りの前歯によって高耐久の禁伝も削ることができた。
ただし、クロバットゼルネアスの並びは相性が悪く(ジオコン後は行動順がゼルネアスクロバットとなり、ゼルネアスの攻撃後に怒りの前歯を使う羽目になるため)、
ゼルネアス入りのパーティでは基本的にファイアローが選ばれることになった。

 

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禁伝枠、メガシンカ枠、一般枠としてそれぞれ抜きんでたポケモンを採用したグラードンゼルネアスガルーラボーマンダドーブルファイアローという形は「BIG6」と呼ばれこのルールのテンプレとなった。

 

 

1月INC~シーズン14終了まで

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当初はグラードンに押されて評価が低めだったカイオーガだが、徐々に使用率を上げていき、PGLのスぺレポケモンランキング2位にまで登りつめた。
グラードンが特殊型主流であったことは、特殊耐久の高いカイオーガにとって優位に働く。
ゼルネアスのパートナーにグラードンではなくカイオーガを採用した「オーガゼルネ」は多くの大会で結果を残した。
ボルトロスやゲンガーにめざめるパワー水を持たせ、強い雨とあわせてゲンシグラードンに奇襲を仕掛ける戦術も流行。
その他、悩みの種やスキルスワップ、なりきりで晴れを打ち消し、カイオーガグラードンを倒す方法も多用された。
また、カイオーガは強い雨で炎技を無効化できることから鋼タイプとシナジーがある。特にナットレイカイオーガの対策としても有用であり、オーガゼルネらを苦しめた。

 

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1月のINCが終わった頃から、カイオーガ+レックウザの組み合わせである「オーガレック」も大流行する。
この組み合わせでは、カイオーガの水技がゲンシグラードンの特性に無効化される問題をレックウザの特性で解決できる。
禁伝の二匹がグラードンに対して非常に強いことで、グラードンに弱い一般枠のポケモンでも活用できるのが大きな利点であった。
それ故オーガレックの取り巻きは多種多様だったが、特にクロバット+メガゲンガーを採用した型は有名になる。
めざパ氷・身代わり採用のメガゲンガーにより、BIG6のあらゆる初手に対応した形であった。

 

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グラゼルネに弱いとしてこれまで評価されなかった電気やドラゴンタイプのポケモンは、オーガレックメタとして日の目を見るようになった。
ディアルガライチュウボルトロス、サンダーなどがその例として挙げられる。
ディアルガは耐性面でオーガレックに強く、トリックルームで場を作ることも可能。
夢特性のテレパシーが解禁されており、これと相性の良い霊獣ランドロスを伴って使われることが多かった。
その霊獣ランドロスはオーガレック側のディアルガ対策としても使われ、使用率を伸ばした。
電気タイプのポケモンでは、ボルテッカーライチュウワイルドボルトボルトロスのように物理型を採用し、物理耐久の低いゲンシカイオーガに大きな打点を与えようとするものも現れた。
3月1日より夢特性の静電気サンダーも解禁されている。

 

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初期のレックウザメガシンカを前提に使われることが多かったが、オーガレックの開拓が進むにつれて2メガでの使用が増えた。
ゼルネアスガルーラで強さを発揮するクチートや、上記のようにBIG6対策として使われるゲンガー、ディアルガ対策となるガルーラなどがオーガレックに採用された。
オーガレックのカイオーガもまた、ゲンシカイキせずに拘りスカーフを持たせて使われることがあった。

 

 

シーズン15開始~現在

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クロバゲンガーオーガレックのパターンが認知されていくと、グラゼルネ側も対クロバゲンガー用の選出を練る、鉢巻レックウザを意識した耐久調整を行うなど対策を行うようになった。
さらに、オーガレックやクロバゲンガーの天敵となるボルトロスがシーズン15から使用率を伸ばす。
環境初期はグラードンへの相性の悪さから評価が低かったボルトロスだが、カイオーガ系の構築に対して有利なことが幸いして数を伸ばし、一般枠としてはファイアロードーブルに次ぐ使用率まで登りつめたのである。
こうした要因によってオーガレックは減少、クロバットとゲンガーはPGLポケモンランキングの圏外(13位以下)に落ちた。
オーガレックメタとして使用率を伸ばしてきたポケモン達の出番も減っていく。
特にディアルガは後述するグラカイ・イベルタルといった天敵の増加もあって逆風を受ける。

 

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ボルトロスの使用率が増えたことでカイオーガ系の構築は多くが弱体化し、電磁波を無効化できるグラードンの評価が再び上がる。
そしてBIG6をはじめとするグラードン構築は多くの大会で結果を残すようになった。
以前は特殊型の多かったグラードンだが、カイオーガゼルネアスへの打点の問題から主流が物理型へとシフトする。
物理型は岩技の搭載率が高いうえ重力と組み合わせられる場合も多い。
このためにグラゼルネを見ることが難しくなったホウオウは、環境からほぼ消滅してしまった。

 

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新たなグラゼルネ対策としてトリックルームがよく使われるようになる。
このルールのトリパは二匹のゲンシカイキを取り入れた「グラカイ」が代表的である。
トリル要員として使われるポケモンは以前はクレセリアが定番であった。
しかし最近ではドータクンが急増。
ゼルネアスに対して強いほか、苦手な炎技・水技をグラカイの特性で無効化できるなど禁伝と相性が良いことが評価されている。

 

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ドータクンの処理が難しいオーガゼルネでは構築の見直しが求められるようになる。
物理グラードンボルトロスといった天敵の増加も重なり、オーガゼルネにとっては厳しい環境となった。
逆にグラカイドータに強いポケモンとして、イベルタルの株が上がる。
ドータクンをはたきおとすでワンパンできる、グラカイには上からバークアウトやイカサマを撃って殴り勝てる、万が一S操作で上を取られても先制技の不意打ちでカイオーガを殴って潮吹きの威力を下げられるなど相性が良い。
もっともイベルタルにはゼルネアスという天敵が存在し、ゼルネアスイベルタル・グラカイトリパの三者は3すくみのような関係である。

 

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BIG6をはじめとする「ゼルネアス軸のパーティ」とグラカイドータをはじめとする「トリックルーム軸のパーティ」の間では激しいメタの張り合いが行われている。
ゼルネアス軸の構築ではトリル対策としてモロバレルや最遅ドーブルの導入が増えた。
これに対し、トリパ側の催眠対策も厚くなる。
ドータクンの持ち物はラムのみが使用率トップとなり、神秘の守りガルーラやいびきボーマンダを取り入れたトリパも結果を残している。

【VGC2016・GSダブル】素早さ早見表

VGC2016の対戦ルールであるGSルール用の素早さ早見表を作成しました。
S関係の整理やパーティに欲しいポケモンを探す際の一助になればと思います。
キュレムFC(ブラックキュレム、ホワイトキュレム)はノーマルフォルムと、
ゲンシカイキポケモン(ゲンシカイオーガ、ゲンシグラードン)はゲンシカイキ前とS種族値が同じため省略。

太字はその素早さで見かけることが多いと思われるGSダブルのメジャーポケモン
赤太字はそのなかでも特に重要で調整の標的にもしやすいものを強調しています。
今後の環境を見て適宜更新していきます。

400 最速130族*2(追い風中のプテラ/クロバット
374 最速118族*2(軽業ルチャブル
364 最速115族*2(すいすいフローゼル
356 最速110族*2葉緑素ワタッコ
332 最速99族*2ジオコントロール1回のゼルネアス/追い風中のイベルタル
322 最速95族*2(加速2回のサメハダー/メガヤンマ葉緑素リーフィア/メブキジカ
316 最速92族*2葉緑素ハハコモリ
312 最速90族*2(追い風中のホウオウ/ギラティナ葉緑素ドレディア
308 最速88族*2(すなかきドリュウズ
302 準速99族*2(ジオコントロール1回のゼルネアス/追い風中のイベルタル
300 最速85族*2(すいすいキングドラ)、最速130族*1.5(スカーフミュウツー
290 最速80族*2葉緑素フシギバナ、軽業フワライド、加速2回のバシャーモ
286 最速122族*1.5(スカーフゲッコウガ
284 準速90族*2(追い風中のホウオウ/ギラティナ葉緑素ドレディア
283 最速120族*1.5(龍の舞1回のメガボーマンダ
280 準速88族*2(すなかきドリュウズ
278 最速75族*2(追い風中 or ムラっけS上昇1回 or ジオコントロール1回のドーブル
274 準速85族*2(すいすいキングドラ)、最速115族*1.5(スカーフ or 龍の舞1回のメガレックウザ
268 最速111族*1.5(スカーフボルトロス)、最速70族*2(すいすいマンタイン/メガラグラージ/ルンパッパ、葉緑素ウツボット
267 最速110族*1.5(スカーフルギア/ラティオス/ラティアス
265 最速109族*1.5(スカーフエレザード
264 最速108族*1.5(スカーフテラキオン)、準速80族*2葉緑素フシギバナ、軽業フワライド、加速2回のバシャーモ
261 準速122族*1.5(スカーフゲッコウガ
258 最速105族*1.5(加速1回のメガサメハダー)、準速120族*1.5(龍の舞1回のメガボーマンダ
253 最速102族*1.5(スカーフガブリアス
252 最速101族*1.5(スカーフ霊獣ボルトロス/ランドロス
250 最速100族*1.5(スカーフボーマンダ/リザードン/サンダー/エンテイ/ムクホーク/パルキア/ウルガモス、蝶の舞1回のウルガモス、加速1回のメガバシャーモ、龍の舞orニトロチャージ1回のリザードン)、準速115族*1.5(スカーフ or 龍の舞1回のメガレックウザ
249 最速99族*1.5(スカーフゼルネアス/イベルタル
247 最速98族*1.5(スカーフサザンドラ
244 準速70族(すいすいマンタイン/メガラグラージ/ルンパッパ、葉緑素ウツボット
243 準速110族*1.5(スカーフルギア/ラティオス/ラティアス
241 最速95族*1.5スカーフキュレム/ウインディ/レックウザ/ヒヒダルマ/ジガルデ、加速1回のサメハダー/メガヤンマ)、準速110族-1*1.5(スカーフめざ炎ラティオス)、準速109族*1.5(スカーフエレザード
240 準速108族*1.5(スカーフテラキオン
237 最速92族*1.5(スカーフワルビアル
236 準速105族*1.5(加速1回のメガサメハダー
235 最速91族*1.5スカーフ霊獣ランドロス/ロトム
234 最速90族*1.5スカーフカイオーガ/ホウオウ/グラードン/ディアルガ/ギラティナ/ゼクロム/レシラム/ルカリオ/ポリゴンZ)、最速55族*2葉緑素ナッシー/すいすいオムスター
231 最速88族*1.5(スカーフドリュウズ)、準速102族*1.5(スカーフ準速ガブリアス
229 準速101族*1.5(スカーフ霊獣ボルトロス/ランドロス
228 準速100族*1.5(スカーフボーマンダ/リザードン/サンダー/バクフーン/エンテイ/ムクホーク/パルキア/ウルガモス、蝶の舞1回のウルガモス、加速1回のメガバシャーモ、龍の舞orニトロチャージ1回のリザードン
226 準速99族*1.5(スカーフゼルネアス/イベルタル)、最速86族*1.5(スカーフFCロトム
225 最速85族*1.5(スカーフゴルダック/ニドキング/フリーザー/ヘラクロス/クレセリア/ダゲキ)、準速98族*1.5(スカーフサザンドラ
224 最速50族*2葉緑素ラフレシア/モジャンボ
222 最速150族(メガプテラ/メガフーディン
220 準速95族*1.5スカーフキュレム/ウインディ/レックウザ/ヒヒダルマ/ジガルデ、加速1回のサメハダー/メガヤンマ
219 最速81族*1.5(龍の舞1回のメガギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
217 最速80族*1.5(スカーフサーナイト/チャーレム/エルレイド/トゲキッス/マンムー/シャンデラ/ウォーグル/ヌメルゴン、龍の舞1回のカイリュー、加速1回のバシャーモ
216 最速145族(メガジュカイン/メガスピアー/アギルダー)、準速92族*1.5(スカーフワルビアル
214 準速91族*1.5スカーフ霊獣ランドロス/ロトム)、準速55族*2葉緑素ナッシー、すいすいオムスター)、最速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
213 準速90族*1.5スカーフカイオーガ/ホウオウ/グラードン/ディアルガ/ギラティナ/ゼクロム/レシラム/ルカリオ/ポリゴンZ
211 最速140族(メガミュウツーY/マルマイン)、最速77族*1.5(スカーフヒードラン
210 準速88族*1.5(スカーフドリュウズ
208 最速75族*1.5スカーフドーブル/フラージェス
207 準速86族*1.5(スカーフFCロトム
205 最速135族(メガライボルト/メガミミロップ)、準速85族*1.5(スカーフゴルダック/ニドキング/フリーザー/ヘラクロス/クレセリア/ダゲキ)、最速73族*1.5(スカーフカラマネロ
202 最速71族*1.5(龍の舞1回のメガバンギラス/スカーフガチゴラス)、準速150族(メガフーディン/メガプテラ
201 最速70族*1.5(スカーフキノガッサ/ニョロトノ/メタグロス/パルシェン/キリキザン
200 最速130族(クロバット/メガゲンガー/ミュウツー/メガミュウツーX/プテラ/サンダース)
199 準速81族*1.5(龍の舞1回のメガギャラドス、スカーフギャラドス/ミロカロス
198 準速80族*1.5(スカーフサーナイト/エルレイド/トゲキッス/マンムー/シャンデラ/ウォーグル/ヌメルゴン、加速1回のバシャーモ
197 準速145族(メガスピアー/メガジュカイン/アギルダー
195 最速126族(ファイアロー)、準速78族*1.5(スカーフカメックス/ホルード
194 最速125族(マニューラ/オオスバメ
193 準速77族*1.5(スカーフヒードラン)、最速125族-1(最速マニューラ-1スカーフテラキオン
192 最速123族(オンバーン)、最速65族*1.5(スカーフグレイシア/ハッサム/ゴチルゼル
191 最速122族(ゲッコウガ
190 最速121族(メガピジョット/霊獣トルネロス)、準速75族*1.5(スカーフドーブル/フラージェス
189 最速120族(メガボーマンダ/ジュカイン/ダグトリオ/フーディン
187 最速118族(ルチャブル)、準速135族(メガミミロップ/メガライボルト)、準速73族*1.5(スカーフカラマネロ
186 最速61族*1.5(スカーフバンギラス
184 最速116族(エルフーン/ゼブライカ)、最速60族*1.5(スカーフユキノオー/ニンフィア/ブルンゲル/ギルガルド/パッチール)、準速71族*1.5(スカーフガチゴラス、龍の舞1回のメガバンギラス
183 最速115族(メガレックウザ/ペルシアン/ライコウ/アグノム/メガヘルガー/メガアブソル/スターミー/エテボース/チラチーノ/フローゼル)、準速70族*1.5(スカーフニョロトノ/キノガッサ/メタグロス)、最速113族-1(最速エルフーン-1スカーフテラキオン
182 準速130族(メガゲンガー/プテラ/ミュウツー/メガミュウツーX/クロバット
181 最速113族(ジャローダ)、最速58族*1.5(スカーフゴロンダ/ズルズキン
180 最速112族(メガルカリオ/ペンドラー
179 最速111族(ボルトロス/トルネロス
178 最速110族(ゲンガー/ライチュウ/ワタッコ/ルギア/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド/ラティオス/ラティアス/メガメタグロス/ケンタロス/エーフィ/ユキメノコ)、準速126族(ファイアロー
177 最速109族(エレザード/アイアント)、最速110族-1(めざ炎ゲンガー/ラティオス/ラティアス
176 最速108族(テラキオン/ゴウカザル/ビリジオン/コバルオン/デンチュラ
175 最速55族*1.5(スカーフカイリキー/シザリガー/ゴルーグ
174 準速122族(ゲッコウガ
173 最速106族(レパルダス/カエンジシ)、準速121族(メガピジョット/霊獣トルネロス
172 最速105族(コジョンド/ライボルト/ミミロップ/ギャロップ/メガサメハダー/ゾロアーク/フリージオ)、準速120族(メガボーマンダ/ジュカイン
171 最速104族(ニャオニクス/マフォクシー
169 最速102族(ガブリアス/トリミアン
168 最速101族(霊獣ボルトロス/ランドロス/ピジョット/デデンネ)、最速50族*1.5(スカーフマリルリ/メレシー)
167 最速100族(メガガルーラ/ボーマンダ/パルキア/リザードン/メガリザードン/メガバシャーモ/メガサーナイト/サンダー/エンテイ/ウルガモス/メガチャーレム/キュウコン/バクフーン/フライゴン/ムクホーク)、準速115族(メガレックウザ
166 最速99族(ゼルネアス/イベルタル
165 最速98族(サザンドラ
164 準速112族(メガルカリオ/ペンドラー
163 最速97族(オノノクス
162 準速110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド/ラティオス/ラティアス
161 最速95族(レックウザ/キュレム/ウインディ/サメハダー/オコリザル/ルージュラ/ヘルガー/メガヤンマ/パチリス/リーフィア/ヒヒダルマ/メブキジカ/ジガルデ
158 最速92族(メガガブリアス/ハハコモリ/ワルビアル
157 最速91族(霊獣ランドロス/ヤミカラス/ネオラント)、準速105族(メガサメハダー/ライボルト
156 最速90族(ガルーラ/カイオーガ/グラードン/ホウオウ/ディアルガ/ギラティナ/ゼクロム/レシラム/モルフォン/ルカリオ/ピカチュウ/バリヤード/ファイヤー/ロズレイド/ポリゴンZ)、準速104族(ニャオニクス
155 最速89族(ビビヨン
154 最速88族(ドリュウズ)、準速102族(ガブリアス/トリミアン
153 準速101族(霊獣ボルトロス/ピジョット/ランドロス/デデンネ
152 準速100族(メガガルーラ/メガリザードン/リザードン/メガサーナイト/ボーマンダ/メガチャーレム/メガオニゴーリ
151 準速99族(ゼルネアス/イベルタル)、最速86族(FCロトム
150 最速85族(ニドキング/ゴルダック/カイロス/フリーザー/ヘラクロス/キングドラ/スイクン/クレセリア/ドクロッグ/ダゲキ)、準速98族(サザンドラ
149 準速97族(オノノクス
147 準速95族(レックウザ/ウインディ/オコリザル/ヘルガー/サメハダー/メガヤンマ/リーフィア/キュレム/メブキジカ/ジガルデ
146 最速81族(メガギャラドス/ミロカロス/ギャラドス)、無振り126族(ファイアロー
145 最速80族(フシギバナ/メガフシギバナ/カイリュー/バシャーモ/サーナイト/チャーレム/チルタリス/オニゴーリ/フワライド/エルレイド/トゲキッス/マンムー/エルレイド/シャンデラ/ヌメルゴン/メガチルタリス
144 準速92族(メガガブリアス/ハハコモリ/ワルビアル
143 準速91族(霊獣ランドロス)、最速78族(メガカメックス/カメックス/ホルード
142 準速90族(ガルーラ/モルフォン/バリヤード/ルカリオ/ロズレイド
141 最速77族(ヒードラン
140 準速88族(ドリュウズ
139 最速75族(ドーブル/スピアー/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
138 準速86族(FCロトム)、準速74族(ガマゲロゲ
137 準速85族(クレセリア/ニドキング/ゴルダック/カイロス/ヘラクロス/キングドラ/スイクン/ダゲキ)、最速73族(カラマネロ
136 最速72族(ペロリーム
135 最速71族(メガバンギラス/ドンカラス/ガチゴラス)、最速30族*1.5(スカーフモロバレル
134 最速70族(ニョロトノ/カポエラー/メガラグラージ/キノガッサ/ルンパッパ/メタグロス/キリキザン
133 準速81族(メガギャラドス/ミロカロス/ギャラドス
132 準速80族(フシギバナ/メガフシギバナ/カイリュー/バシャーモ/サーナイト/チャーレム/チルタリス/オニゴーリ/マンムー/フワライド/エルレイド/エルレイド/トゲキッス/シャンデラ/ヌメルゴン)、最速68族(アズマオウ/バクオング/ゴーゴート/ガメノデス
131 無振り111族(ボルトロス
130 準速78族(メガカメックス/カメックス/ホルード)、無振り110族(メガメタグロス/メガラティオス/メガラティアス/メガエルレイド)
129 準速77族(ヒードラン
128 最速65族(サンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル)、準速76族(ニドクイン
127 最速64族(ブリガロン)、準速75族(スピアー/ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ/アブソル)
126 無振り106族(レパルダス)、準速74族(ガマゲロゲ
125 準速73族(カラマネロ
124 最速61族(バンギラス)、無振り104族(ニャオニクス/マフォクシー)、準速72族(ペロリーム
123 最速60族(ユキノオー/ニンフィア/ピクシー/ポリゴン2/ギルガルド/パッチール/ジバコイル/リオル/ブルンゲル)、準速71族(メガバンギラス/ガチゴラス
122 準速70族(ニョロトノ/カポエラー/メガラグラージ/キノガッサ/ルンパッパ/メタグロス/キリキザン)、最速59族(ブロスター)、無振り102族(トリミアン
121 最遅130族(メガゲンガー/ミュウツー/メガミュウツーX)、最速58族(アマルルガ/ゴロンダ/ズルズキン
120 無振り100族(メガガルーラ/メガリザードン/サンダー/エンテイ/パルキア)、準速68族(アズマオウ/バクオング/ガメノデス
117 最速55族(カイリキー/ナッシー/シザリガー/ゴルーグ)、準速65族(サンドパン/ハッサム/グレイシア/ゴチルゼル
116 準速64族(ブリガロン
115 無振り95族(ウインディ/パチリス/グライオン/ユクシー/キュレム/ジガルデ
113 準速61族(バンギラス
112 準速60族(ユキノオー/ギルガルド/ニンフィア/ジバコイル)、最速50族(ラフレシア/マリルリ/ヤミラミ/メガクチート/クチート/モジャンボ/メレシー)
111 準速59族(ブロスター)、無振り91族(ヤミカラス
110 無振り90族(ホウオウ/グラードン/カイオーガ/ディアルガ/ギラティナ/モルフォン/バリヤード/ガルーラ/オオタチ/ゼクロム/レシラム
108 最遅116族(エルフーン
107 準速55族(カイリキー/ナッシー/シザリガー/ゴルーグ
106 無振り86族(FCロトム)、最速45族(メガデンリュウ/ゴローニャ/ガラガラ)
105 無振り85族(クレセリア/カイロス/フリーザー/ヘラクロス/スイクン/チェリム
103 最遅110族(ゲンガー
102 無振り82族(トリミアン)、準速50族(ラフレシア/マリルリ/ヤミラミ/メガクチート/クチート/モジャンボ/メレシー)
101 無振り81族(メガギャラドス/ギャラドス/ミロカロス)、最速40族(ヌケニン/ドサイドン
100 無振り80族(トゲキッス/メガフシギバナ/フシギバナ/アーボック/カイリュー/サーナイト/チャーレム/メガチルタリス/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/マンムー/フワライド/シャンデラ/バルジーナ/ヌメルゴン
98 無振り78族(メガカメックス/ホルード/カメックス)、最遅104族(ニャオニクス
97 無振り77族(ヒードラン)、準速45族(メガデンリュウ/ゴローニャ/ガラガラ/オクタン/ローブシン
95 S個体値0・性格補正なしの無振り90族(夢特性ディアルガ)、無振り75族(ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
94 最遅100族(メガガルーラ/パルキア/メガリザードン/メガサーナイト/メガチャーレム
93 無振り73族(カラマネロ
92 無振り72族(ペロリーム)、準速40族(ヌケニン/ドサイドン
91 無振り71族(メガバンギラス/ガチゴラス
90 無振り70族(メガラグラージ/メタグロス/マタドガス/ニョロトノ/カポエラー/エアームド/ルンパッパ/キノガッサ/キリキザン)、最速30族(モロバレル
88 無振り68族(アズマオウ/バクオング/ガメノデス
86 最遅91族(ヤミカラス
85 最遅90族(グラードン/カイオーガ/ディアルガ/モルフォン/バリヤード/ガルーラ/ギラティナ/ゼクロム/レシラム)、無振り65族(ハッサム/シャワーズ/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/ゴチルゼル
84 無振り64族(ブリガロン
83 最速99族*0.5(麻痺したジオコントロール1回のゼルネアス
81 最遅85族(クレセリア/ヘラクロス/スイクン)、最遅86族(FCロトム)、無振り61族(バンギラス
80 無振り60族(ギルガルド/ピクシー/ラプラス/ポリゴン2/ラグラージ/ユキノオー/ジバコイル/リオル/ブルンゲル/ニンフィア
79 無振り59族(ブロスター
78 無振り58族(ゴロンダ/アマルルガ/ズルズキン
76 最遅80族(メガフシギバナ/フシギバナ/カイリュー/サーナイト/チャーレム/メガチルタリス/チルタリス/オニゴーリ/エルレイド/マンムー/トゲキッス/バルジーナ/シャンデラ)、無振り56族(オーロット
75 無振り55族(デンリュウ/カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴルーグ/ゴチミル
74 最遅78族(ホルード/メガカメックス/カメックス)、無振り54族(パンプジンLL)
73 最遅77族(ヒードラン
72 最遅75族(ドーブル/フラージェス/クレッフィ/メガハッサム/メガヘラクロス/メガジュペッタ
70 無振り50族(メガクチート/クチート/ラッキー/ベトベトン/ヤミラミ/ハリテヤマ/マリルリ/レジアイス/レジロック/レジスチル/メレシー/メガボスゴドラ/ボスゴドラ/モジャンボ/ベロベルト/メガタブンネ/タブンネ)、最遅73族(カラマネロ
69 最遅72族(ペロリーム
68 最遅71族(メガバンギラス/ガチゴラス
67 最遅70族(ニョロトノ/カポエラー/キノガッサ/メタグロス/キリキザン)、無振り47族(カバルドン
65 無振り45族(メガデンリュウ/プクリン/グランブル/ローブシン/ゴローニャ/ガラガラ/オクタン/ナゲキ)、最遅68族(アズマオウ/バクオング/ガメノデス
64 無振り44族(ドラミドロ)、最遅67族(スリーパー/ランターン
63 最遅65族(ゴチルゼル/シャワーズ/ハッサム/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/エンブオー
62 最遅64族(ブリガロン
60 無振り40族(ドサイドン/サイドン/トゲチック
59 無振り39族(トリトドン)、最遅61族(バンギラス
58 最遅60族(ギルガルド/ニンフィア/ブルンゲル/ピクシー/ラプラス/ポリゴン2/ラグラージ/パッチール/ユキノオー/リオル)
57 最遅59族(ブロスター
56 最遅58族(ズルズキン/ゴロンダ/アマルルガ
55 無振り35族(ピッピ)
54 最遅56族/55族(デンリュウ/カイリキー/ナッシー/ハピナス/シザリガー/ゴルーグ/ゴチミル/オーロット
53 無振り33族(ドータクン/ソーナンス)、最遅54族(パンプジンLL)
50 無振り30族(メガユキノオー/ヤドキング/カビゴン/ランクルス/モロバレル/デスカーン
49 最遅50族(メガクチート/クチート/ベトベトン/ラッキー/マリルリ/ヤミラミ/ハリテヤマ/レジアイス/レジロック/レジスチル/メレシー/メガボスゴドラ/ボスゴドラ/モジャンボ/ベロベルト/メガタブンネ/タブンネ)、無振り29族(ムシャーナ/フレフワン
48 無振り28族(クレベース)、最速125族*0.25(麻痺したマニューラ
47 最遅48族(メタモン)、最速122族*0.25(麻痺したゲッコウガ
46 最遅47族(カバルドン
45 最遅45族(ガラガラ/プクリン/ゴローニャ/メガデンリュウ/グランブル/オクタン/ローブシン/ナゲキ)、最速115族*0.25(麻痺したメガレックウザ
44 最遅44族(ドラミドロ)、最速110族/108族*0.25(麻痺したゲンガー/テラキオン/ゴウカザル
42 最遅90族*0.5(鉄球グラードン/カイオーガ)、無振り65族(ハッサム/シャワーズ/ブラッキー/ジュペッタ/グレイシア/ゴチルゼル
41 最速100族/98族*0.25(麻痺したメガガルーラ/パルキア/サザンドラ/ゼルネアス
40 無振り20族(メガヤミラミ/メガバクーダ/ナットレイ/コータス/シュバルゴ)、最遅40族(バクーダ/サイドン/ドサイドン/トゲチック/ユキカブリ
39 最速90族*0.25(麻痺したディアルガ/ギラティナ/カイオーガ/レシラム)、最遅39族(トリトドン
36 最遅35族(ピッピ
34 最遅33族(ドータクン/ソーナンス
33 最遅70族*0.5(鉄球ニョロトノ
31 最遅30族(モロバレル/カビゴン/ヤドラン/メガヤドラン/ヤドキング/メガハガネール/ハガネール/メガユキノオー/ランクルス/デスカーン
30 最遅29族(ムシャーナ/フレフワン
29 最遅61族/60族*0.5(鉄球ギルガルド/バンギラス/ユキノオー)、最遅28族(クレベース
27 最遅25族(サマヨール/ギガイアス
22 最遅20族(ナットレイ/プリン/メガヤミラミ/コータス/メガバクーダ/シュバルゴ
18 最遅15族(タマゲタケ
15 最遅30族*0.5(鉄球モロバレル/ヤドキング
9 最遅5族(ツボツボ)
5-7 Lv1モンメン
5-6 Lv1ドーブル
4-5 Lv1ココドラ
  • 関連リンク

【VGC2015】全国ダブル・素早さ早見表
【VGC2014】カロスダブル・素早さ早見表

【全国ダブル】アマルルガ+ゲッコウガ霰パーティ

アマルルガ ふぶき だいちのちから ミラーコート まもる きあいのタスキ
ゲッコウガ ふぶき ダストシュート けたぐり まもる いのちのたま
ロトム 10まんボルト ハイドロポンプ でんじは まもる オボンのみ
トゲキッス エアスラッシュ このゆびとまれ おいかぜ まもる ゴツゴツメット
ランドロス じしん いわなだれ はたきおとす ばかぢから とつげきチョッキ
クチート じゃれつく ふいうち はたきおとす まもる クチートナイト

第28回がにゅーオフ(S12ダブルレート準拠、過去作あり)、
および第三回グロリアクラシック(VGC2015準拠)で使用した構築。
前者はベスト8(予選6勝1敗、決勝トナメ0勝1敗)
後者はベスト16(トナメ4勝1敗)でした。

通常の霰パーティとは異なり、ゆきふらし要員としてユキノオーではなくアマルルガを採用しています。
アマルルガの最大の利点は「だいちのちから」を使用できること。
この技により、氷技を半減する炎・鋼タイプの大部分の弱点を突けます。
現環境の構築は「パーティの半数以上を氷弱点持ちが占めるが、氷耐性持ちは1~2匹のみ」といったものが珍しくないです。
大地の力によって、こうした氷耐性持ちのポケモンを倒すかダメージを与えておくことで、霰パーティの持ち味である吹雪をより一貫させることができます。


ヒードランはシュカ持ちが多いため大地の力一撃で倒せることは少ないものの、身代わりの起点にされないだけでもありがたく、熱風を弱点としないことから殴りあいやすいです。
特に今回のがにゅーオフで使用可能だった噴火ヒードランは、全振りでも素早さが116なので臆病アマルルガで抜くことができ、上から大地の力を決めていくことができました。

    • 霰パを使う上での注意点

耐性の豊富なポケモンで構成されたバンドリマンダや、天候によって炎耐性を得られる雨パーティと比べて、
有用な耐性が乏しいアマルルガと耐久力の低いゲッコウガを主軸とする霰パーティは、交代を多用しづらいです。
そのため、「交代を強いられる場面を減らすこと」を意識して構築。
交代しない限り技を固定してしまう拘りハチマキ・メガネ・スカーフ、
交代を兼ねた攻撃技である蜻蛉返り・ボルトチェンジの使用は控えました。
霊獣ランドロスの馬鹿力だけは攻撃範囲の都合上仕方なかったものの、反動で能力を下げるオバヒや流星群も使用しないことに。

    • 構築の課題

ユキノオーと比べたアマルルガの短所として、水タイプに弱いことが挙げられます。
一応ミラーコートもありますが、不安定な技なので極力頼りたくはないところ。
雨パーティに対しては、特防振りの電磁波水ロトムを活用して立ちまわることになります。
キッス+水ロトムの布陣であれば、この指とまれを警戒させてグドラルンパに水ロトムを殴らせづらくでき、その隙に電磁波を撒けます。
他の水タイプへの対処も水ロトムが鍵となります。
威嚇が2枚入っていることもありミロカロスは面倒な相手。
個別解説の項でも触れていますがクチートは特性を怪力バサミにしてもいいのかもしれません

全体的な命中率の低さも、このパーティの弱点。
ハイドロポンプ、じゃれつく、ダストシュート、素ふぶき、etc…
(がにゅーオフ決勝トナメではクチートのじゃれつくを外して無事死亡。)
一方で吹雪やエアスラッシュの追加効果に助けられることも多く、運に左右されやすいパーティです。

  • 個別解説

アマルルガ
【ふぶき、だいちのちから、ミラーコート、まもる@きあいのタスキ/ゆきふらし】
199-×-92-151-112-121 (H4,C252,S252) おくびょう

今年の3月に夢特性が解禁されたものの、ユキノオーの影に隠れてか、あるいは霰パーティ自体の使用率の低さからか注目度の低かったポケモンです。
今回はこのポケモンを発掘してみることにしました(化石ポケモンだけに

CSの種族値ユキノオーとほぼ互角ですが、耐久面では大きく優ります。
飛行技への耐性があることで、ファイアローメガボーマンダに強いというメリットもあります。
ノーマル耐性が役に立つことはほとんどありませんが、メガガルーラのけたぐりを誘いやすいため、ゴツゴツメットキッスに交換してダメージを与えたり、体重の軽いクチート・水ロトムにほぼ無償で交換する動きに繋げることができます。

吹雪・大地の力・守るまで確定として残り1つの技には悩みました。
ユキノオーと違い、氷の礫は使用不可。
原始の力、フリーズドライ、アンコールなどの選択肢もありましたが、最終的にミラーコートに落ち着きました。
相手の行動に依存するものの、リザードンサーナイトニンフィアを一撃で倒したり、ギルガルド・水タイプ全般との相性関係を逆転する可能性を秘めたハイパワーな技であり、これによって救われた試合も多いです。

持ち物はきあいのタスキ
ヒードランギルガルドキリキザンキノガッサウインディなどの前で強気に動かしていくために必要な持ち物です。
ただしガルーラの親子愛けたぐりでは突破されます(グロウパンチは耐える)。
アマルルガ+ゲッコウガの組み合わせを初手に出すと、ガルーラに対して不利な拓になりやすいため、ガルーラスタンを相手する際はこの二匹は後発に置きたいところ。

前述の通り噴火ヒードランを意識して性格は臆病としましたが、過去作禁止のルールであれば控えめで問題なさそうです。

ゲッコウガ
【ふぶき、ダストシュート、けたぐり、まもる@いのちのたま/へんげんじざい
147-140-88-131-81-191 (A196,C60,S252) むじゃき

A:けたぐりで198-126ヒードランを確定1発、181-120メガガルーラを高乱数1発(75%)
C:ダブルダメージ吹雪で155-100ボルトロスを確定1発。

高い素早さからタイプ一致の吹雪を撃てるアタッカー。
広い攻撃範囲を持ち、霰パーティの天敵であるバンギラステラキオンに対しても強いのが魅力的です。
ダストシュートは特防の高いサーナイトニンフィアマリルリに対して力負けすることを避けるため、
けたぐりは相方アマルルガにとっての脅威であるガルーラやバンギラスを縛るためにそれぞれ必要。

性格はせっかちではなく無邪気に。上からの岩雪崩や不意打ちのダメージを減らすことを重視しました。
努力値はガルーラ・ヒードランボルトロスを意識してACに振り分けました。

ロトム
10まんボルトハイドロポンプ、でんじは、まもる@オボンのみ/ふゆう】
156-×-128-154-145-107 (H244,B4,C116,D140,S4) ひかえめ

C:11n
HD:C211メガリザードンYソーラービームを最高乱数以外耐え、C238メガサーナイトのダブルダメージハイパーボイスをオボン込みで2発耐え

岩技を弱点としない、水・鋼・炎・地面に耐性がある、水への打点など、この構築に欲しい要素を数多く持っていたポケモン
交代先を用意しづらい霰パーティの性質を鑑みると、弱点が少なく、他種のロトムと違いCが2段階ダウンするような技もないこのポケモンは非常にありがたい存在です。

鬼火は採用せず、電磁波を持たせました。
火傷したメガガルーラの攻撃でもゲッコウガアマルルガは致命打を負うため、鬼火はあまり相性が良くないです。
一方、電磁波はメガクチートアマルルガの補助として有効なのはもちろん、エアスラッシュ・岩雪崩とあわせて"まひるみ"も狙えます。

リザードンが全体的に苦手なので、ソーラービームを耐えるよう特殊耐久に大きく寄せた配分を使用。
これぐらいの特殊耐久があれば、ルンパッパやメガサーナイトの攻撃を耐えて電磁波を撒くなどもしやすいです。

トゲキッス
エアスラッシュこのゆびとまれ、おいかぜ、まもる@ゴツゴツメット/てんのめぐみ】
191-×-160-140-135-103 (H244,B244,S20) ずぶとい

H:16n-1
HB:A167化身ボルトロスの拘り鉢巻+ワイルドボルトを確定耐え。

この指とまれゲッコウガアマルルガを護衛して全体技の吹雪を撃ってもらうという、サナバレルの"怒りの粉+ハイボ"のような動きができます。
追い風もアマルルガにとって有用なサポート技であり、自身のエアスラッシュの追加効果とも好相性です。
相手の追い風に対抗してこちらも追い風を展開する、という使い方をすることも多くあります。

パーティに炎技が無くナットレイユキノオーの処理に手こずりやすいため、守るを切って熱風辺りを採用しても良いかもしれません。
メガガルーラの攻撃を受けることを意識して能力値は物理耐久に特化し、ゴツゴツメットを持たせました。

ランドロス
【じしん、いわなだれ、はたきおとす、ばかぢから@とつげきチョッキ/いかく】
165-197-110-×-100-157 (H4,A252,S252) ようき

氷技の通りが悪い炎・鋼・バンギラスらに強い地面タイプ。
前述の通り、この構築では交代先を用意しづらいため、スカーフやハチマキではなく、突撃チョッキを持たせて採用することにしました。
ガルーラやリザードンボルトロスヒードランギルガルドなど幅広い相手を担当でき、
全体技で相手を削ったり、はたき落とすで相手のランドロスのスカーフを落とすなどしてからゲッコウガに繋ぐのが理想的です。

メガクチート
【じゃれつく、ふいうち、はたきおとす、まもる@クチートナイト/いかく→ちからもち】
157-171-145-×-115-72 (H252,A244,S12) いじっぱり

メガシンカ前:157-149-105-×-75-72
A:力持ち+じゃれつくで186-91ボルトロスを確定1発
S:最遅ヒードラン-1

この構築のメガ枠。ローブシンなどの格闘やクレセリアを軸としたトリル系構築など、ゲッコウガでは対処の難しい範囲をカバーできます。
ユキノオーやグレイシアを軸とした霰パでは炎に弱い鋼タイプの採用は難しいとされていますが、炎に対抗しやすいアマルルガゲッコウガを軸としたこの構築の場合は、鋼採用で生じる問題も少ないです。

アイアンヘッドユキノオーぐらいしか撃ちたい相手がいないので持たせず、代わりにはたき落とすを使うことにしました。
ブルンゲルクレセリアギルガルドへの打点として便利な技です。

メガシンカ前の特性は無難に威嚇ですが、怪力バサミの方が良かったかもしれません。
自身が威嚇を受けなくなることに加え、
勝ち気ミロカロスやトレースサーナイトに威嚇を逆利用されない点は現環境で重宝しそうです。

【Alternation Battle】キュウコン+メガヘルガー

インターネット大会「Alternation Battle」で使用した構築。
結果は24勝6敗、最終レートは1749(17位)でした。
このルールでは、下記の3点から晴れパーティ・メガヘルガーが刺さると考え、これを軸に構築を組みました。

1,晴れパの天敵が少ない。
全国ダブルではバンギラスヒードラン・霊獣ランドロスの3体をはじめ、ファイアローボーマンダガブリアステラキオンなど晴れパの天敵が多数存在しますが、オルタネーションダブルではこれらのポケモンが使用不可となっています。
岩雪崩・地震を使用するポケモンが少ないためキュウコンヘルガーのような炎二匹の組み合わせも並べやすいです。
また、ヒードランの不在により炎技を無効化できるポケモンヘルガーの悪の波動で処理可能な貰い火シャンデラ程度に限られるため、炎技の通りも良いです。

2,メガメタグロスの処理がしやすい。
今回のルールではメガメタグロスが最有力のメガシンカ
遅いポケモンでメガメタグロスを処理しようとする場合、思念の頭突き・アイアンヘッドの怯みに悩まされることもあり安定しませんが、115族のメガヘルガーなら上を取って縛りにいけます。
雨+メガメタグロスという構成も、後述の手動天候により解決可能です。

3,雨パーティにイージーウィンできる。
キュウコンに手動天候の日本晴れを仕込むことで、使用率の高い雨パーティとの天候合戦を有利に戦えます。
日本晴れは読まれにくく、相手の計算を狂わせることもしばしば。
都合の良いことにメガシンカ前はヘルガーよりキュウコンの方が速いため、
1,キュウコンの日本晴れで天候を雨から晴れに上書き
2,メガヘルガーの攻撃
という流れで、メガシンカターンにテンポよく攻めることができます。
さらに好都合なことに、メガシンカターンのメガラグラージはすいすいを得ておらず雨下でも行動が遅いため、キュウコンが上から縛られずに日本晴れを決めることができ、続くヘルガーソーラービームで撃破することが可能です。

欠点はメガヘルガーの脆さ。
ただでさえ脆いうえにサンパワーによりHPを毎ターン削られるため、一度でも攻撃を受けると致命的です。
この点トゲキッスカポエラーによる護衛があると頼もしく、2匹の弱点であるメガメタグロスメガヘルガーで縛れるため好相性でした。
メガサーナイトメガカメックスと同様、「単体では頼りないが、味方のサポートにより十二分に力を発揮できる」タイプのメガシンカポケモンであり、構築や立ち回りを練るのが楽しかったですw

メガヘルガー
【ねっぷう、あくのはどうソーラービーム、まもる@ヘルガナイト/もらいび→サンパワー】
151-×-110-191-110-183 (H4,C252,S252) おくびょう

メガシンカ前 151-×-70-161-100-161
このパーティのエース。115族の素早さから、晴れ+サンパワーで強化された熱風を撃ちこむのは爽快。
ダブルダメージでありながら、耐久無振りのライコウを中乱数で落とせるほどの火力です。
キュウコンの熱風のダメージとあわせればサンダーやトゲキッスも落とせるため、追い風する暇を与えません。
前述の通り、このルールではヒードランが不在のため炎技の通りも良いです。

反面、耐久はペラペラ。
相手を上から一撃で倒しきれない時は、トゲキッスカポエラーと並べて護衛してもらいたいところ。
火力が必要ない場面では、メガシンカを渋ってサンパワーの反動ダメージを極力受けないようにすることも必要でした。
熱風外しや不意の気合ボールは怖い要素です。ガルーラバンギラスヒードラン禁止のルールなので気合球は採用されないと思っていましたが…(ジュカインに撃たれて負けました)。

キュウコン
【ねっぷう、にほんばれ、ほえる、まもる@ラムのみ/ひでり】
171-×-96-110-121-167 (H180,B4,C68,D4,S252) おくびょう

HD:C182ラティオスの珠流星群、C161キングドラのメガネ流星群を最高乱数以外耐え。
単なる天候変化要員としては悪戯心+日本晴れができるエルフーンなどを使う手もありましたが、
キュウコンの場合は自身も攻撃に参加できるため、メガヘルガーの攻撃とあわせて突破できる相手の範囲が広がります。
日照りはS判定にも使え、ワルビアルなどと対峙した際、特性の発動順番を見てスカーフの有無を確認してから動けます。

攻撃技はヘルガーに任せ、こちらは補助技を多く採用。
持ち物も含め、欲張った型の構成になっています。

  • 日本晴れ

対雨用の技。「キュウコンが場に出てるから天候を変えられることは無いだろう」と油断して動いてくる相手に奇襲できます。
前述の通り、ヘルガーメガシンカターンはキュウコンヘルガーの順で動けるのも美味しいところ。

  • 吠える

キュウコンヘルガーは高速低耐久のコンビであり、トリックルームが苦手なので対策としてこの技を仕込みました。
(吠えるの優先度は「-6」、トリックルームの優先度は「-7」なので、吠えるの方が先に出てトリックルームを妨害可)
トリルか電磁波か凍える風か判断のつきにくい全国ダブルのクレセリアと違い、
このルールでは見え見えのトリル使いが多いため、さほどリスクなく決めていくことができました。
大抵はトリル要員の横に猫騙し持ちがいるため、キュウコン側に猫騙しが来ないようトゲキッスヘルガーで圧力をかけながら吠えます。
暗示系や小さくなるの対策として使うこともありました。

  • ラムのみ

持ち物はラム。
活躍した試合はとても多く、ダークホールや悪戯心威張る、フラフラダンスなどの害悪系を防いでくれました。
自身がドーブルより速いことや、悪戯心のクレッフィエルフーンには熱風で大打撃を与えられることもあって、一回状態異常技を凌ぐことで得られるアドバンテージは大きいです。

マリルリ
【じゃれつく、たきのぼり、はたきおとす、アクアジェット@とつげきチョッキ/ちからもち】
207-112-100-×-100-71 (H252,A252,S4) いじっぱり

バシャーモローブシンハリテヤマウインディチルタリスヌメルゴンなどの、キュウコンヘルガーで対処が難しい格闘・炎・ドラゴンタイプ対策として重要な補完役です。
ニョログドラの並びにも強く、雨天下でキングドラからキュウコンが縛られ日本晴れを出せない時は一旦このポケモンに交代して攻撃を受けてもらい、再度キュウコンを出して天候を変える流れで対処します。
晴れ下でのアクアジェットの火力ダウンが不味いことやオボンをトゲキッスに回したことから、太鼓型にはしませんでした。
トゲキッスと両立しているため、この指+腹太鼓を警戒させ相手の選出に圧力をかけられるのも強みです。

トゲキッス
エアスラッシュこのゆびとまれ、おいかぜ、まもる@オボンのみ/てんのめぐみ】
190-×-161-140-135-103 (H236,B252,S20) ずぶとい

S:無振りギャラドスミロカロス+2
こちらもマリルリと同様、格闘タイプ対策や鋼タイプの選出誘引を役目とするフェアリータイプ。
ヘルガーをこの指止まれで守る、追い風を展開する、地面技を受けてもらうなどサポートをこなします。
耐久面については、晴れ時のバシャーモウインディフレアドライブが脅威となるため物理耐久に特化することにしました。
陽気ヒヒダルマの晴れ+力ずく+フレアドライブまでなら確定耐えできます。

ニドキング
ヘドロばくだん、だいちのちから、10まんボルトれいとうビーム@こだわりスカーフ/ちからずく】
157-×-97-150-95-137 (H4,C252,S252) ひかえめ

熱風の通りが悪い炎タイプのウインディエンテイを上から縛ったり、このパーティに弱点の多い電気技や岩技を交代で受けて切り返す役割を担います。
技のデパート」という異名の通り攻撃範囲は広く、この構築ではやや苦手なギャラドスオンバーンプテラにも対処してもらいます。

スカーフドーブルやスカーフマンムーのことを考えると最速で運用したかったものの、
特攻に性格補正がなければ耐久無振りのライコウ・メガメタグロスを中乱数でしか落とせないため控えめを選びました。
力ずく+大地の力により、耐久無振りのライコウは確定1発、耐久無振りのメガメタグロスエンテイは最低乱数以外1発となります。
しかしスカーフ臆病シャンデラに抜かれて負けた試合も…。低種族値ゆえの悩みどころです。

カポエラー
インファイトねこだまし、フェイント、ワイドガード@ウタンのみ/いかく】
157-148-126-×-131-92 (H252,A156,B84,D4,S12) いじっぱり

HB:A200マンムーのダブルダメージ地震を高乱数2発耐え(98.8%)
ラッキーやカビゴンへの打点のほか、威嚇・猫騙し・ワイドガードの3段構えでマンムーワルビアルプテラらの岩雪崩・地震からキュウコンヘルガーを守る働きを期待して採用。
とはいえ、マンムーとは大会中一度も当たらず、ワルビアルはスカーフが少なくキュウヘルで上から倒せることがほとんどだったため、ワイドガードの出番は少なめでした。
反対にフェイントは使用機会が多く、相手のワイドガードを壊して熱風を通したり、バシャーモの守る+加速に対処したり、気合の襷持ちのマニューラゴウカザルを確実に処理するなど、構築の弱点となる相手に刺さってくれました。
オボンやラムを他のポケモンに回したため、持ち物は最後まで迷うことになりました。
結局ウタンを選びましたが大会中一度も発動せず、もっと検討する余地があったようです。

【10/4開催】第4回なみのり杯結果

152人ものご参加を頂きありがとうございました!
優勝はリュウさんです!おめでとうございます!

日時 10月4日(日) 20:00〜
対戦ルール VGC2015準拠
参加者 152人

優勝

リュウ
@Ryu_5209t

準優勝

パチリス斎藤
@Green3Barleytea

ベスト4

すらぃりー
クロノ

ベスト8

とも
もみじねこ
げな
NittoTito

BV

決勝 ZJVG-WWWW-WW2S-GRGV(リュウvsパチリス斎藤)
準決勝 8LEG-WWWW-WW2S-GLTA(リュウvsすらぃりー)
RS4W-WWWW-WW2S-GZU8(パチリス斎藤vsクロノ)

トーナメント

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